本日もご訪問頂き誠にありがとうございます。
秋も本番となり、朝晩は寒いほどの日もあったと思えば、この2~3日は暑かったりと、体調がおかしくなりそうな最近の気候ですね。
当組合のすぐ前には、良い色になった「あけび」の実が成りました。(写真ではサツマイモのようですが)
そしてこちらは真っ赤になった「山椒の実」・・・皮をすりつぶすと、鰻の蒲焼き等にかける山椒の粉の出来上がりです。(と、考えただけでよだれがー)
山の恵みがいっぱいの北山杉の里。
そんな秋晴れの良き日に今年もやってきてくださいました、毎年恒例の立命館小学校3年生 様。
有難いことに、立命館小学校の3年生をお迎えするのは6年目になりました。
初年度に来てくれたお子さんは中学3年生になられるのですね。見違えるように大きくなられたでしょうね。
今回も40名×3班で、座学・枝打ち見学と磨き体験・北山杉で木工体験 それぞれのブースを回ります。
整然と並んだ40名の靴。圧巻です。皆さん、お行儀がよくいつも感心させられます。
「座学」
毎年驚かされますが、みんな予習もバッチリで最後の質疑応答にはたくさんの手が上がり、いつも時間が足りません・・。
「枝打ち見学と磨き体験」
枝打ちを披露するといつも皆さん、関心を持って見ていただいています。今年は天気に恵まれたので、長い7m位の木で実演させて頂きました。
こちらの梯子は2間半(にけんはん、約5m)ありますが、その上は自力で職人さんが登ります。
木から木へ移動します、これも時間を無駄にしない先人の知恵、職人技です。
次は丸太磨きの実演。砂を使って木肌を磨く伝統作業です。
みんな、集中して話を聞いてくれています。
そしてみんなで体験。すべすべ、ぽちゃぽちゃした手がとても愛らしい
磨いたあとは砂を水で洗い流します。
綺麗に磨かれた木肌が現れました。
「北山杉木工体験」
温度計の台づくりを丁寧に悩みながらする子や、さっさ~と早くできてしまう子。見ていると色んなお子さんがいらっしゃいます。
木工の後は倉庫に並んでいる北山丸太の製品を見ながら説明をさせていただきました。
人造絞丸太を作る工程も実際に見てもらいます。
如何だったでしょうか?北山杉を育て、加工する仕事について子供さん達が目で見て、肌で感じて学んでいただけたと思います。120名の心に残る研修となったでしょうか?
また来年、次の3年生にお会いできる日を楽しみにしています。