「京都・北山丸太」 北山杉の里だより

京都北山丸太生産協同組合のスタッフブログです

建築家とメディア関係者を招いた北山杉視察ツアーを初開催 〜後編(中川見学編)〜

2023年11月06日 | 北山杉体験・研修

京都府の木でもある「北山杉」の維持・発展のため、2021年8月に京都市と北山杉利用者(株式会社内田洋行、菊地建設株式会社、ナイス株式会社、三井住友信託銀行株式会社)と生産者(京都北山丸太生産協同組合、京北銘木生産協同組合)が京都市:建築物等における北山杉の利用促進協定を締結し、北山杉の利用促進を図る取り組みを進めています。

今回、北山杉の認知向上と新しい利活用の可能性を探る施策のひとつとして、有識者を招いた視察ツアーを10月5日(木)に開催しました。

前編に引き続き、北山杉の故郷、北区中川地区見学の様子をお届けします。

︎人の心までをも浄化する北山杉の里

一同はいよいよ北山杉の故郷、北区中川地区へと移動。
まずは昼食を「山のめんどころ」でいただきました。
「山のめんどころ」がある古民家はかつて「中仁(なかに)商店」という屋号で北山丸太の問屋を営んでいました。
中川地区には宿泊施設がないため、かつては、遠方から買い付けに中川にきた商売人は産地問屋に宿泊されたそうで、その名残をうかがい知れる貴重な古民家です。

産地だけに美しい磨き丸太が床柱以外の個所にも使用されており、きれいな飴色は歴史を感じます。

経年で飴色に変化した美しい絞り丸太

お食事をいただく前に、この中川地区で活動する工芸職人の製品を見せていただきました。ご説明してくださったのは、北山舎の本間智希氏。北山杉に魅力を感じこの中川地区に移住し、さまざまな専門をもつ若手と北山の文化遺産保全に取り組まれています。

北山舎の本間智希さん


囲炉裏のある大広間の横の床の間には、北山杉を使ったプロダクトを作っている工芸ブランド「HOY」「SIBO」「ワシタカ工藝」の作品が並べられていました。

北山杉が持つ表面の美しさ、木目のきめ細やかさを活かしデザインされたスツールやテーブルなどの工芸品を通し、今後一本丸太の建材としてだけではなく、装飾や個性ある日本的なプロダクトを生み出すヒントになる感慨深い時間でした。

帰りがけ、ワシタカ工藝様の御厚意で北山杉のお皿をお土産に。
袋を開けるとふわっと檜にも似た甘い木の香りがします。これも木が持つ力です。断面の年輪の細かさも北山杉ならでは。シンプル且つ自然がもつデザインを存分に活かした逸品です。

お土産の北山杉のお皿

 「山のめんどころ」の店主、奥田貴子さんのお話を聞きながら、いろりで焼いた野菜と中川地区のハンターが仕留めたジビエ(鹿)、三穀麺、もち麦米と素朴ながら贅沢な食材と時間を堪能いただきました。
特に鹿の味には皆さん驚かれていました。山を守るためには獣害対策も必要であり、そういった文化にも触れていただく良い機会になったと思います。

囲炉裏で新鮮な野菜を焼いていただきました

樹齢600年のマザーツリーと樹齢450年以上の大台杉に感動

京都北山丸太生産協同組合理事の松本吉弥の案内により、母樹や大台杉を見学いただきました。取材はしたことはあっても産地を見たことがない、木材はみたことがあってもあまり山へは来たことがない、という皆さん。車窓から見える、凛として空に向かって立ち並ぶ北山杉の姿に「綺麗」というつぶやきが聞こえてきます。


まずは中川八幡宮内の樹齢600年といわれ、厳かな空気の中にまっすぐそびえている母樹の「シロスギ」へ。真っすぐに伸びた北山杉の木々たちの一部はこの遺伝子を継いだ子孫だそうです。自然界の生命力に一同関心しきりで、かわるがわる母樹に触れていました。

続いて大台杉へと移動。北山は急な斜面で植林や伐採をするのに困難な地形のため、「台杉仕立て」という独自の育林技術が生み出されました。「台杉仕立て」とは一つの株で多くの幹を育て植林の回数を減らすという手法です。一本の樹から何本も木がまっすぐ伸び行く様は強い生命力を感じ、最近では観賞用として国内外からの人気が高まっています。

北山大台杉は樹齢450年とされ、日本最古かつ最大の大きさと言われています。

とてもユニークな林業が海外メディアでも度々紹介され、この日もヨーロッパからの観光客の姿を目にしました。

母樹(上)と大台杉(下)

深秋になると真っ赤な紅葉と天に向かって伸びる北山杉の絶景が拝める宗蓮寺下からも景色を望み「この景色はなくしてはいけないね、日本の誇りだ」との声も参加者からあがりました。

枝打ちの見学や磨き丸太体験も

この後、北山杉の魅力でもある節が少なく、表面が滑らかな仕立てについての技術も見学いただきました。

この高さで作業をします。ムササビのような職人ワザ

高さ20メートルほどの枝のない木をスルスルと登る枝打ち職人は、「枝打ち鎌」と鉈(なた)を持ち、木の上で作業をします。1本の木の枝打ちが終わると、隣の木に手をかけ飛び移る、まるでムササビのよう。常に切れ味を保つために鎌の刃を一日4~5回研ぎ、すっと姿が美しくなるように丁寧に枝打ちを行っていく。

北山杉の美しい姿を作るため、どれほど手をかけているかご理解いただけたかと思います。


次に丸太の磨き作業の体験をしていただきました。
昔、北山の村のそばで病気によって倒れてしまった旅の僧侶を村人が懸命に看病をし、元気になった僧侶がお礼に「菩提の滝の滝つぼにある砂で丸太を磨く」ことを伝え、その丸太が美しく、都で高く売れるようになり村が栄えたと言い伝えられています。これが北山杉の製法の始まりだと言われています。その砂で実際に磨き体験をしていただきました。

丸太の磨き体験の様子

ストックヤードを見学し、開発中の新製品も披露

製品ストックヤードも見学していただきました。さまざまな丸太に参加者の熱量も上がり、「これはどこに使ってみたいか」という議論で盛り上がりました。
北山杉といえば一本丸太というイメージが強いですが、床柱の需要が少なくなっていることは否めません。しかし現在、北山杉の木肌などの特性を生かした新製品を開発しており、当日はそれらもご覧いただきました。

磨き丸太のみならず、最近人気のある変木にも好反応

新製品の、天然出絞の木肌を生かしたルーバー状の衝立「KITAYAMA」も見学

︎北山杉の未来に向けてディスカッション

最後に皆さんでディスカッション

 

視察を終え、北山丸太生産協同組合の会議室にてディスカッションを行いました。協定メンバーであるナイス株式会社 管理本部経営企画室の宮川敦氏進行のもと、参加した5名から感想を発表いただき、さまざまな貴重なご意見をいただきました。

「色々取り組んでいるので、アワードに和の空間という部門を設けたらどうか?」

「繊細さなどは女性好み。若い層からシニアまで幅広く受け入れられる。新しいデザインを提案してみては」

「全国の森林や山を調べているが、日本中瀕死の山がたくさんある。文化を伝えることは面白いと思うが、伝わっているようで伝わってないことはたくさんある。お坊さんの言い伝えでこれだけ発展したという事を伝えても面白いのではないか」

「皮をむく工程が大切という事を知らない人がいるはず。そういう人に向けた発信をしていってみては?」

「ここにある歴史が感じられる写真などを全世界に発信しつつ、中川地区北山杉のことを発信することができるかもしれない」

など、ご自身の分野を飛び越えた意見も飛び交いました。

北山杉というブランドを守る林業従事者やプロダクトを生み出す生産者、そして、日本文化として大切に使っていくことで伝えてくれる次世代へ。

今後もこうした視察ツアーを開催し、北山杉を取り巻く関係人口を増やすことで利用を強く推進していきたいと思います。

 

※産地視察ツアーも随時開催しています。お気軽にお問い合わせください。

<中川地域>

・研修・体験・北山杉の里ガイドツアーご案内ページ

https://www.kyotokitayamamaruta.com/institution/index2.html

・お問い合わせ京都北山杉の里総合センター

TEL 075-406-2212

〒601-0125 京都市北区中川川登74

・お問い合わせご記入ページ

https://www.kyotokitayamamaruta.com/institution/contact.html

 

<京北地域>

・京北銘木生産協同組合

TEL 075-852-0490

〒601-0262 京都市右京区京北細野町瀧ノ向6-2

・お問い合わせメールアドレス

info@keihoku-meikyou.jp

または担当一瀬まで

ichise@keihoku-meikyou.jp


建築家とメディア関係者を招いた北山杉視察ツアーを初開催 〜前編(建築見学編)〜

2023年11月02日 | 北山杉体験・研修

京都府の木でもある「北山杉」の維持・発展のため、2021年8月に京都市と北山杉利用者(株式会社内田洋行、菊地建設株式会社、ナイス株式会社、三井住友信託銀行株式会社)と生産者(京都北山丸太生産協同組合、京北銘木生産協同組合)が「建築物等における北山杉の利用促進協定」を締結し、北山杉の利用促進を図る取り組みを進めています。

今回、北山杉の認知向上と新しい利活用の可能性を探る施策のひとつとして、有識者を招いた視察ツアーを10月5日(木)に開催しました。

当日は建築家の安斎好太郎氏(株式会社ADX 代表取締役)、内海彩氏(株式会社 内海彩・長谷川龍友建築設計事務所 代表取締役およびNPO法人team Timberize 理事)、鈴木恵千代氏(株式会社乃村工藝社 エグゼクティブクリエイティブディレクターおよび一般社団法人日本空間デザイン協会 理事)、の3名、並びにメディア関係者も2名ご参加いただきました。

改めて北山杉とは?

視察ツアーのレポートの前に、改めて北山杉についてご説明させてください。

『じつに真直ぐにそろって立った杉で、人の心込めた手入れが一目見てわかる。銘木の北山丸太は、この村でしか出来ない』
これは、日本を代表する文豪、川端康成の小説でその日本の美しさを描写すべく何度も映画化されている「古都」の一文です。

日本で最も古い600年以上の歴史を持つ伝統林業から生み出される銘木です。艶やかな木肌を持つ美しい丸太材は茶室や床の間に欠かせないもので、桂離宮や鹿苑寺(金閣寺)等の有名建築物をはじめ、一般住宅においても「魅せる木材」として多用されてきました。
節がなく上品な光沢があり、上下同一の太さの円直材で床柱としては最適の材質を誇り、京都の銘木として伝統工芸品にも指定されています。

そんな北山杉ですが近年は和室の減少などによって利用が減少し、多くの伐採期を迎えた立木が山に眠っています。これまで「伐って、植えて、育てて、また伐る」ことを長期間繰り広げられてきた伝統林業の循環サイクルが、利用の減少によって「伐れず、植えられず、育てられず」という状況に陥りかけているのです。

⚫︎北山杉の本質的な価値に触れ、新しい可能性を探る視察ツアー

今回行われた視察ツアーは、北山杉を使用している数寄屋建築と現代的な活用例を見てから、北山杉の生産地を巡るという構成で実施されました。

まず初めに訪れたのは創業200年超の老舗京菓匠、鶴屋吉信本店。

店舗内の茶寮は、日本を代表する数寄屋の名匠である中村外二工務店の中村外二氏が手掛けたものです。
建築もさることながら、お店の大看板は富岡鉄斎画伯の書、室内には吉兆の象徴でもある堂々たる鶴の上村淳之画伯の杉戸絵とちょっとした美術館のようです。

「游心」という名の成熟した茶室

今回は2階にしつらえられた茶寮「游心」で、中村外二工務店の3代目である中村公治代表が数寄屋建築の美学と、その中で緻密に計算され使用されている北山丸太の美しさ、姿形の統一感のすばらしさ、割れない強靭さ、ゆっくり丁寧に育てられている北山杉の木目など、その価値について語ってくださいました。

茶室の前で経年変化した土壁の美しさやこだわりなどを説明される中村さん

「先代も先々代も“建物っていうのはできて半分育てて半分”といいまして、お手入れを重ねることで10年20年後を考えても美しさが増していい建物になっていく。北山丸太はそういう建物に欠かせない建材です。こうした北山杉を守れないということは、我々はもちろん、日本文化にとって大きな損失だと思います」と中村さんは語ります。

数寄屋建築を手がける人のことを数寄屋普請や丸太普請とも表現するそうで、その言葉通り、北山杉をはじめあらゆる建材を厳選し、デザインに素材を合わせるのではなく、たとえ襖が数ミリ合わなくてもそこに存在させたい丸太を配置する、というこだわりを持って造っていくのだそうです。

当日はわざわざ北山杉の連結部の模型をご持参いただき、分かりやすくご説明されました

茶室のお正客位置につくとちょうど目の前に広がる坪庭の「佐治石」が目に留まります

参加者の皆さんは数寄屋の美学や技術に大いに感銘を受けられていたご様子でした。

北山丸太の再利用を行なった飲食店「ごはんや一芯」をムーンバランス辻村氏が解説

続いて見学したのは行列のできるランチ店として有名な「ごはんや一芯」京都店の店舗。
こちらの店舗では、サイズ違いや傷、曲がりによってペレット等に使用されてしまう北山杉を再制作し、店舗の建材やテーブルとして採用しています。


「ごはんや一芯」の店舗外観と店内廊下。この床も北山丸太を板状にしたもの

ご案内いただいたのは京都を拠点に活動される建築デザイン事務所、ムーンバランス代表の辻村久信氏。

規格外で捨てられてしまうはずだった北山杉を利用し、とりわけ磨き丸太、絞り丸太の材質の緻密さからくる表面の滑らかな肌触りや柔らかさを残すようにスライスし、それを組み合わせて床材に仕立て直して店舗に使用したそうです。ひび割れがしにくいため、靴を脱ぎ素足で上がってもらっても安心してその感触を感じてもらえるという事でした。
残った心材は、フローリングや天井材、テーブルとして余すことなく採用しています。

店舗内でご説明されるムーンバランス辻村さん。絞り丸太を床に使うという大胆な使い方

絞り丸太等を採用するのはこれが初めてでなく、北山杉の持つ魅力を再発見してもらえたらと以前からイベントの会場に設置するベンチなどでも採用していたそうです。

今回、店舗で北山杉を床材に採用したきっかけは、名栗加工をした北山杉の床を歩いていた時の足裏の心地よさの体験から、絞りの丸太を床材に使ったら気持ちいいのではと考え、使われたと言います。現在は余った垂木でドアを作っているそうです。

「北山丸太の生産者はとても品質に敏感です。使う側からしては、規格外といわれているものでも十分良い品質のものが多いものです。そういうものを余すことなく利用して、とくに人が触れられるところに使って魅力を感じてもらって再認識してもらう。その地域で育った木材は空間を引き立て、見た人に魅力を感じてもらえると私は思います。」

足裏に感じる温かみのある柔らかさと青竹ふみのような健康に良さそうな床材も、また店の演出に一躍を買って、女性が気軽に訪れたくなる雰囲気を醸し出しているのでは、と思うそんな店舗でした。

 

いよいよ北山杉の故郷、北区中川地区へ移動です。続きは後編でお知らせします。

 

※産地視察ツアーも随時開催しています。お気軽にお問い合わせください。

 

<中川地域>

・研修・体験・北山杉の里ガイドツアーご案内ページ

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・お問い合わせ京都北山杉の里総合センター

TEL 075-406-2212

〒601-0125 京都市北区中川川登74

・お問い合わせご記入ページ

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<京北地域>

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または担当一瀬まで

ichise@keihoku-meikyou.jp


子どもたちの伝統文化体験 開催されました。

2023年10月30日 | 北山杉体験・研修

本日もご訪問下さり誠にありがとうございます。

先日「子どもたちの伝統文化体験」で親子15組30名の皆さんにお越しいただきました。
PTA新聞などに掲載された為、すぐに定員になってしまったそうです。

座学「北山杉を知る」

いくつかクイズもさせていただきました。全問正解者が1名いらっしゃいました

北山丸太製品倉庫のご案内 皆さん興味津々です。

お待ちかねの「北山杉枝打ち実演見学」

はじめてご覧になる光景に、拍手喝采

地上6~7mの杉の枝を切り落とします。

次は皮むき体験  大きい皮がズルンとむけます。

 

残った薄皮をむく作業は「小むき」といいます。

 

さあ、体験です

大きい皮をむいて~

小むきはみんなで並んで~

次は北山丸太の砂磨き実演

磨いていくと、つるつるの木肌が現れます。

子供さんたちは積極的に体験してくれました

やってみると集中するようで・・・なかなか離れられません

大人の方は忙しそうに、こどもたちの様子をカメラに収めておられました

 

最後は「北山杉のお箸づくり体験」です。

当日は「北山杉の里マルシェ」も開催され、お天気にも恵まれ

心地よい疲れで一日を終えられたかと思います。

このような体験会を通じて、子供たちが興味を持ってくれると

大変うれしく思います


京都府立大学より大学生と留学生がお越しになりました。

2023年07月06日 | 北山杉体験・研修

本日もご訪問下さり誠にありがとうございます。

先日、京都府立大学より大学生とインドネシアからの交換留学生の皆さんが北山杉の研修にお見えになりました。

今回企画くださった京都府立大学 神代先生よりご挨拶がありました。

こちら(後ろ姿の方)は京都大学 名誉教授 神崎先生です。神崎先生は当方へ何度も留学生をお連れいただいており、北山杉研修の内容はバッチリ通訳してくださり心強い限りです。

インドネシアとは気候も文化も違いますが、皆さんとても熱心に聞いてくださいました。

 

続いて世界的にも特徴ある台杉を見学いただきました。

北山杉林の見学

製品倉庫内見学

お待ちかね「北山杉のお箸づくり体験」 お土産にもなりますね

 

最後には皆さんで集合写真を撮影されました。

良い記念になりましたでしょうか?

 

お国に戻られましたら、また北山杉の里を思い出して下さると幸いです。

 

 


宇治市善法青少年センターよりお越しいただきました。

2023年06月08日 | 北山杉体験・研修

本日もご訪問頂き誠にありがとうございます。

前日まで大雨でしたので、心配しておりましたが、当日は晴天に恵まれ

6月3日(土)宇治市善法青少年センターより24名の子供さんたちがお見えになりました。

 

北山杉皮むき体験

 

北山杉の砂磨き体験

 昼食後、山から清滝川に流れる小川で「川遊び」です。

清滝川は増水して危険ですが、こちらは大丈夫。

水は冷たいですが皆さんとっても元気に水遊びされていました。

「あー 沢ガニがいた!」と大はしゃぎ。

 

たき火体験 マシュマロ焼き体験

まき割り体験

北山杉お箸づくり体験

1日たっぷりと様々な体験をして頂きました

「又来たいな」と思っていただけると幸いです


衣笠児童館様 北山杉体験にお越しになりました。

2023年06月06日 | 北山杉体験・研修

本日もご訪問下さり誠にありがとうございます。

5月20日(土)に衣笠児童館より16名の子供さんがお越しになりました。

午後から2時間程度で北山杉のお話をしながら、丸太の皮むき、丸太磨きの体験や北山杉のお箸づくりをして頂きました。

 

最後に記念撮影

とっても喜んで頂けて、こちらも嬉しい限りです

今回は京都モデルフォレスト協会の「森の出前授業」という助成金をご利用されました。

この「森の出前授業」は、皆様からお寄せいただいた「緑の募金」を財源として実施しています。

このような助成金を活用され、北山杉にふれる体験は如何ですか?

きっと心に残る体験になると思います。

 

指導者・教育関係の皆様

 


NHK文化センター京都教室様 「楽しい社会見学」

2023年04月25日 | 北山杉体験・研修

本日もご訪問下さり誠にありがとうございます。

先日NHK文化センター京都支社様より※「楽しい社会見学」の団体様がお見えになりました。

皆さんJRバスに乗って来られました。

JRバスの「北山生協」バス停がすぐ前ですので意外に来やすい場所に当組合はございます。

京都駅発のJRバスで乗り換え無しJRバスの周山行に1時間揺られましたら、もう到着です

※近畿地方には数多の大企業を含む会社や事業所、公的な施設などがあるのですが、個人では見学や担当者の話を直接伺う機会がないため、そういった場所を訪ねて学ぶ「社会見学」の現地講座との事。(現在満席キャンセル待ちの人気講座のようです。)

大人世代の方は「北山杉」「北山丸太」「床柱」といったものは知っておられますが、現地にお越しになるのははじめてといった方が多いようでした。

北山丸太の色々な種類を非常に興味深く、ご覧になっていました。

 

質問が続きますが、時間切れとなりました。

「この社会見学には10年くらい参加しているけど、ここは来たの初めてやわ~」と。

最近は観光客の方が増えておりますが、「北山杉の里」まで足をのばして見える方はまだまだ少数です。

静かな空気の良いところです。よろしければ是非~

 

 


長崎県より造園組合の皆様、北山杉研修に来られました。

2023年04月18日 | 北山杉体験・研修

本日もご訪問下さり誠にありがとうございます。

さて先日は長崎県より造園組合様が北山杉研修にお越しになりました。

 

さてこちらは何の説明でしょうか?

通常は細く長く育てる「北山杉」ですが、右側はどうしてこんなに太く育ったのでしょうか

理由が気になる方は研修を受けに来てくださいね

 

こちらは通常の磨き丸太です。このように丸太の年輪を見られることはあまりないのではないでしょうか?

さて、造園業をされている皆さんが興味を持たれている台杉の手入れの説明です。

実際の手入れをしたばかりの台杉を見ながらの説明です。

こちら当組合の講師です。このように現役で北山杉の手入れをしております。

(2023.4.3 日経新聞夕刊に掲載されたものです)

こちらは、手入れをしていない台杉を使っての説明です。

一般ではなかなか知ることが出来ない手入れ方法ですが、丁寧にお教えしています。

最後は倉庫内にて製品の見学でした。

遠方からお見えになりましたのに、生憎雨降りの北山杉研修となりましたが、

さすがに造園業の団体様、大変興味を持って研修を受けて頂きました。

また製品の方も「手がかかっているんだなぁ」と感心してご見学になり

最後は「想像以上に満足のいく研修でした」と言っていただき、こちらの方が励みとなりました

 

北山杉の産地としてこの地域にしかない「もの、人、文化」をこれからも提供していきたいと思います。

京都駅からバス1本、約1時間で来られる「北山杉の里」です。

皆様のご来場をお待ちしております(研修は要予約になっております。)

 

 

 

 


「茶室に使われる木材を学ぶ」講座のお知らせ

2022年12月05日 | 北山杉体験・研修

本日もご訪問いただきありがとうございます。

今回は「お茶室に使われる木材を学ぶ」講座のお知らせです。

茶室には京都を代表する「北山丸太」をはじめ赤松や椿、コブシ、サルスベリなど多くの種類の木材が使われています。
普段は非公開の京都府公館(府民ホールアルティ)庭園内の茶室にて、銘木類を扱われている有限会社松文商店 吉村栄二氏に様々な木がどのように使われているか、またその意味合い等についてお話しいただきます。

また、その中でもより多く使用されている「北山丸太」の歴史や育成・加工方法等について、当組合理事の松本がお話しいたします。

参加費は無料で定員は20名、先着順の申込制です。
申込み期限は12月8日までですので、ご興味ある方はお早めにお申し込みください。

申込み先
京都府林業大学校
TEL 0771-84-2401 
Mail  kyo-rindai@pref.kyoto.lg.jp

 


北山杉の里で国際交流を行いました!!

2022年11月22日 | 北山杉体験・研修

11月20日(日曜日)北山杉の里で国際交流を行いました。

約30名の方々に参加いただき、北山林業、北山丸太の生産工程を学んで頂きました。

まずは座学にて北山林業の歴史や北山丸太の特徴をご説明。


次は台杉の手入れ作業見学。

そして台杉の枝打ち作業見学



人の腕よりも細い北山杉にハシゴをかけて静かに登って作業します。
見ている人から「キャー」「怖い―」と自然と声がでてきます。

お次は林業体験。
丸太の皮むき、砂磨き体験です。



キレイに磨いて頂きました。

製品倉庫にて、これから始まる競り市に出品される商品を見て頂き、北山杉のお箸づくりに挑戦。

カンナで削ってマイ箸を作ります。皆さん熱心に集中されてお気に入りの1膳を作りました。

日が暮れる前に、記念撮影。北山丸太を担いで「はいチーズ」


この辺りは日が暮れると気温が一気に下がります。
みんなで焚き火を囲んで国際交流。
焚き火と言えば焼き芋ですね。

自分たちで焼く焼き芋は格別です。


「あ~~。焦げちゃった。。。」なんでも経験です。


丸太切り、薪割り。焚火に必要な薪も自分たちで用意しました。





イベントの途中には北区長 川妻様にご挨拶頂きました。

今回のイベントは小学生~大学生、留学生、未就学児の方々は無料参加にできたのも北区の助成金のおかげなので、参加者全員で区長に感謝を伝えました。

参加された留学生の皆さんは日本語を上手に話され、積極的に色々な方と交流される姿には感心させられました。
またお会いできる日を楽しみにしております。
皆様お疲れさまでした。

 


立命館小学校より校外学習にお越し頂きました。

2022年11月07日 | 北山杉体験・研修

本日もご訪問頂き誠にありがとうございます。

お陰様で世間並みに北山杉の里にも人出が戻ってきております。

順次ご紹介できればと思います。

 

毎年立命館小学校より校外学習でお越しいただいています。

今年はいくつかのコースに分かれて京都の伝統文化を学習しているとの事で、

こちら「北山杉の里」には35名の生徒さんにお越しいただきました

 

まずは座学です。いつものように北山杉の育成方法や北山丸太製品の特長等を説明します。

今年は座学の後に生徒さんそれぞれがタブレットで資料やサンプルの写真を撮られていました。

1人に1台のタブレットとは、今時ですね

 

製品倉庫内見学

 

次は枝打ち見学です。本物を見るとみんな大興奮

木に登っている職人さん(理事のMさんです大忙しです)も子どもたちの歓声を聞いて、嬉しそうです

今回ははしご登り体験も。

みんな「やりたいやりたい」とすごく積極的に手を挙げてくれました

はしごを登るなんて、なかなか経験がないかもしれませんね。

(子ども時代、バトミントンしていて屋根に羽根が落ちたら、はしごをかけて取りましたが

 

磨き丸太体験、

木工体験(温度計作り)

随分時間が押したようですが、楽しんでもらえたようで、良かったです。

普段学校では学習できない「北山杉の里」ならではの学習体験プログラム。生徒の皆さんに興味を持っていただきたいと精一杯説明させていただきました。
この日見て聞いて体験した事、皆さんの記憶に、心に刻まれたでしょうか?

又のお越しをお待ちしております


余白のある暮らし博

2022年03月15日 | 北山杉体験・研修

本日もご訪問下さり、誠にありがとうございます。

3月9日(水)~3月21日(月)まで、大丸京都店 6Fイベントホールにて行われる『余白のある暮らし博』の会場ディスプレーに北山丸太をふんだんに使って頂いております。




↑ 会場入り口に鎮座する北山丸太

このイベントは、1717年に呉服店として創業以来「人々の暮らしを豊かにすること」を使命としてお客様に寄与するモノを提供し、便利さや快適さ、一歩先の未来を提供し続ける大丸京都店さんが、百貨店の従来のあり方の脱却と改革を志向される中、いつでも心に寄り添うデジタルテクノロジーを開発しているmui Labとの協業で、心を亡くしがちな忙しい現代にあって“余白” のある暮らしを提案するべく「余白のある暮らし」プロジェクト第2弾のイベントです。






↑ 結界や椅子として会場に使用される北山丸太

イベント会場内の随所に北山丸太が取り入れられ、京都の豊かさや美意識を感じさせる、道具や作品や体験が一堂に会し、暮らしに刺激や発見をもたらすライフスタイル博です。


↑ 皮むきや砂磨き作業で使用する馬も北山丸太製です。(丸太を載せる作業台が馬に似ているからでしょうか。北山杉の里ではこの作業台を「馬」と呼びます。)

この馬は実際に作業で使われているものです。


カフェには北山丸太でできたテーブルセット


↑ ふだん座ることのない北山丸太

是非『余白のある暮らし』を体感してください。

大丸京都店 6Fイベントホール 
会期 : 2022.3.9~21 11:00 -19:00(最終日は17:00まで)

関連ホームページ
https://yohaku-daimaru.kyoto/
https://muilab.com/works/daimaru-yohaku/
https://kitayama3.jp/nakagawa/4400/


久しぶりの北山杉研修

2022年03月11日 | 北山杉体験・研修

本日もご訪問下さりまして、誠にありがとうございます。

今週は京都大学が全国の大学に募集し参加されたという学生の皆さんにお越しいただきました。

コロナ禍で久しぶりのフィールドワークとの事。

 

通常の「北山杉を知る基本コース」でしたが、事前に調べてくださっていて、不思議に思われていたことを次々と熱心に質問してくださいました。

講師は実際に林業に従事していますので、質問に対して回答は出来るのですが、皆さんにわかるようにお伝えするのは難しいですね。

日々勉強させていただいております

こちらのお部屋では北山丸太が実際どのように使用されているかをご説明させていただきました。

製品倉庫にて

 

三寒四温、まだまだ朝夕は寒いですが、すぐそこまで確実に春はやってきているようです

北山杉の里は静かな山村です。密にはなりませんので、是非お越しくださいね

お待ちしております


「京都から木の文化を考えるシンポジウム」のお知らせ

2022年02月26日 | 北山杉体験・研修
ご訪問いただきありがとうございます。

本日は北山杉に関するシンポジウムのお知らせです。
北山杉ブランドの再生と景観も含めた木の文化の継承を目的に活動されている「北山林業の活性化ユニット」がシンポジウムをオンラインで開催されます。
建築、空間デザインの専門家による講演とパネルディスカッションを通じて、木の文化に果たす京都の役割や北山林業の活性化に向けての今後の展望を示す機会となります。
日時は3月6日(日)午後1時~3時10分
京都から木の文化を考えるシンポジウム~木の文化と空間デザイン・文化的景観と北山杉~




リニューアルされた京都市役所本庁舎の和室からZoom配信されます。
詳しい内容と参加申込については下記リンクをご覧ください。なお、参加申込は2月28日(月)までとなっています。



北山杉の里で「林業学習・体験+たき火体験」を開催しました。

2021年12月03日 | 北山杉体験・研修

11月7日(日)京都北山杉の里総合センターで
北山杉の里で「林業学習・体験+たき火体験」を開催しました。

今回も沢山の方々にご参加いただきました。

午前の部は森パス実行委員会による山歩き。午後の部は北山杉の研修とたき火を行いました。


京都森林インストラクターさんの案内で山散歩。普段は怖くて触れない虫も森林インストラクターさんにかかれば、子どもたちにも大人気。山に自生する木々を色々と説明頂きました。

午後の北山杉の研修では、座学、植林された山に入って枝打ち作業見学。





さらに林業体験は丸太の皮むき、砂を使った磨き作業、北山杉のマイ箸づくりを体験いただきました。


この辺りはお昼を過ぎると気温も下がりはじめます。3時頃からはたき火タイム。

安全にたき火を楽しむためのイロハを学びました。

山に落ちる杉葉を集め、お箸づくり体験で出たカンナ屑と一緒に焚火台にセット。
マグネシウムの金属棒をこすって火花を。。。これがなかなか着火せず。。。


やっと火がつき、火が安定すれば、なんとたき火でパン焼き体験。

パン職人さんによるレクチャー。杉の枝にパン生地を自分たちで巻いてたき火で焼きます。




自分たちで焼いたパンは「美味しい!」と好評でした。
さらに、珍しい『つぼ焼き芋』も登場。


薪割り体験もして山遊びを十分に楽しんで頂きました。



※京都市北部山間かがやき隊員によるレポートもあわせてお読みください。