今日の長野は平地でも雪が降るような予報でしたが、少し雨が降った程度で午後には青空も見えて来ました。気温は一桁台と寒いですが、雪が降らなくて助かりました。家の窓拭き掃除は、一昨日と昨日で終了です。
11月30日の京都紅葉巡り、東福寺からの続きです。
京阪の東福寺駅近くで婆さんと別れ、気楽な一人散歩が始まりました。私の目的は、泉涌寺の別院「雲龍院」です。
東大路通から泉涌寺道を上がり、先ず「今熊野観音寺」を目指します。泉涌寺の総門が見えて来ました。
一人なので、途中にある即成院や戒光寺等を気軽に覗くことが出来るので嬉しい散歩です。
新善光寺に立ち寄りました。長野の善光寺と善光寺繋がりなので必ず立ち寄るお寺です。こじんまりとした庭園が気に入っています。
愛染堂周辺の散モミジ、しんみりとした気分になりました。年甲斐もなく、と言われそうですが。
泉涌寺の参道に戻り、大門の少し手前を左に下がって行くと「今熊野観音寺」になります。
赤い鳥居橋が紅葉の世界への入り口です。
このお寺は、807年、弘法大師が熊野権現のご霊示を受けてこの地に庵を結んだのが始まりと言われています。頭痛封じやボケ防止のご利益が有るとして信仰を集めています。
紅葉の時期でも、一般の観光客があまり訪れないので、紅葉の穴場になっています。
「子護弘法大師」 像が出迎えてくれます。左の石段を上がると本堂。
山の中腹にある医聖堂 が目を引きます。弘法大師の杖によってわき出した「五智水」 も。
本堂に上がってお参り。弘法大師をお祀りしている 大師堂へ。
大師堂の前には「ボケ封じ観音」。しっかりお願いしてきました。
境内を散策し、水分補給をしながら静かな雰囲気に浸って来ました。
来た道を戻って、来迎院へと向かいます。
来迎院は鳥居橋を渡った先を左に曲がっていくことになります。その様子は、次回にUPと言うことで。
今熊野観音寺の紅葉、東福寺の華やかさとは違って、落ち着いた世界が広がっていて、ゆったりとした時が流れていたように感じました。
京都紅葉:今熊野観音寺