爺ちゃんの「ずくだせ散歩」!

祇園祭2016:宵宵宵山!

 昨日の雨も上がり、雲が多いものの晴れました。
 宵山が始まりました。昨日、室町通を見ると、すでに山鉾の駒形提灯に明かりが灯っていました。
 二日間、家に閉じこもっていたので、運動不足解消がてらに、全部の山鉾を巡って来ました。
 新町通の「放下鉾」からスタート。操り人形の「稚児人形」が乗る鉾です。

 錦小路通を通って、西洞院通にある「蟷螂山」に向かいます。御所車の上にカラクリ人形のカマキリさんが載った人気の山です。今日も載っていました。

 四条通に出て、西側にある「四条傘鉾」に行きました。小学生が「棒振り踊り」を見せてくれる傘鉾です。まだ、組み立てている最中でした。

 四条通を渡り、綾小路通の「芦刈山」に行きました。ご神体や衣装は、山鉾の中でも最古級と言われています。会所では、懸装品を飾る準備を行っていました。

 油小路通の「油天神山」その先の「太子山」に向かいます。両山とも組立中でした。この辺は、四条通や室町通と違い、見物客の姿も少なく、ゆったり見て歩くことが出来ます。

 仏光寺通の「木賊山」に寄りました。組立途中でした。この山は、信濃国(長野県)が舞台となる、「世阿弥」の謡曲「木賊」がテーマの山ですので、長野の爺ちゃんとしては親近感のある山です。

 四条通に戻り「郭巨山」を見に行きました。ここも組立途中でした。

 四条通を渡り、綾小路通の「伯牙山」へ。明治の初めまでは「琴割山」と呼ばれていたそうです。

 新町通を下がっていくと、「船鉾」です。4体のご神体を載せた船の形をした鉾です。「出陣の船鉾」と言われています。

 その先には「岩戸山」があります。「山」ですが「鉾」と同じ車輪が付いた大きな山です。違いは屋根に「松の木」を立てていることです。会所には、懸装品や「岩戸山」のミニチュアが飾られていました。

 室町通の「白楽天山」に向かいます。会所にご神体が飾られ、粽等が売られていました。

 室町通から綾小路通に入り「綾傘鉾」に行きました。「棒振り囃子」で有名です。

 室町通に戻ると「鶏鉾」になります。「平和な世の中」を希求する鉾です。

 四条通に出て「月鉾」に行きました。屋根裏には「円山応挙」の絵が描かれる等、豪華に飾り付けられた大きな鉾です。

 烏丸通から高辻通に入り、東洞院通にある「保昌山」に行きました。一番南にポツンと建っている山です。保昌と言う人が、「和泉式部」のために宮中から梅の花を持ってきてしまったという話をテーマにした山です。「縁結びの山」として女性に人気です。

 四条通に戻ると「長刀鉾」が見えます。必ず巡行の先頭になる鉾で、「生稚児」が乗る唯一の鉾です。人気の鉾ですので、粽などを求める人で長い行列ができていました。

 烏丸通を渡ると「函谷鉾」です。女性を乗せてくれる鉾は少ないのですが、ここは女性もOKです。

 室町通に入りると「菊水鉾」です。昭和になって再建された鉾です。

 室町通を挟んで錦小路通の右に「占出山」、左に「霰天神山」があります。先に「占出山」に行きました。
 占出山は「鮎釣り山」とも呼ばれ、会所には多くの懸装品が展示してあります。

 錦小路通を西に行き「霰天神山」に行きました。「火除け天神山」とも呼ばれ「火除け・雷除け」の山です。

 ここまで来て、烏丸通にある「孟宗山」に行っていない事に気づきました。戻ります。途中、こんな人達に出会いました。菊水鉾で粽などを売る人達でした。

 「孟宗山」は組み立てが始まったばかりでした。

 室町通に戻り、最後に向かったのが「山伏山」です。ここでは、「厄除け、無病息災」を願う「茅の輪くぐり」が出来ます。私もくぐってきました。嬉しいことに「無料」でお参りができます。

 山鉾巡り終了です。前祭23基の山鉾を歩いてきました。
 占出山では、祇園祭の時に販売される「吉兆あゆ」(あゆの形をしたお菓子です)を購入。

「茅の輪くぐり」も出来て「大満足」の散歩でした。
 今日の歩数、8,735歩。

 
 

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