*午後5時のお茶会*

美しい聴衆の集まる時間

余韻 3。

2011-02-14 10:58:30 | 日記
舞台。
平等な世界があるとしたら、それは舞台の上なのではないでしょうか。



難しい曲を完璧に弾きこなす。


初舞台でまだ自由のきかない手でメロディを追う。




・・・・


私はどちらも感動するのです。


今日の舞台にいたるまでどんな時間をすごしてきたのか、演奏には本人も気づかないそのひとの「すべて」がにじみ出ていると思います。老若男女関係なく。


私が助けることができるとしたら、どうしたらそのひとの本当の姿のまま曲を奏でることができるようになるだろう?と一緒に考えることであり・・



それが、曲の解釈であったり、楽譜の見方であったり、奏法であったり、ひとによってそれぞれだと思うのです。なにかきっかけをひとつあげたい。


決して「練習をしなくても完璧に弾ける」方法を教えているのではありません。(そんな方法があるなら私も知りたいし。笑)


自分を無視して「この曲はこう弾くべき」と決め付けて、苦しい練習をしないでほしいのです。自分と曲は対等でなければ、生きた演奏はできないでしょう?



心をこめて弾く。とは本当はそういう意味だとおもいます。


なので私は簡単にレッスンで「心をこめて」とは言いません。



口調はやさしいかもしれませんが私がみなさんに要求していることは実はめちゃめちゃスパルタかもしれないですよ^^。




自分と本気でむかいあうって、なかなか大変ですよね。私も弾くたびに思います。


余韻 2。

2011-02-14 10:56:53 | 日記
は~~。たのしかったな~~。。

こちらはコンサートの休憩のとき。並べてますね(笑)


金貨チョコやパンダチョコ、クッピーラムネ、駄菓子の数々にみんな夢中です。


余韻 1。

2011-02-14 10:52:45 | 日記
冬のコンサート。たくさんの方々に聴きにきていただけました^^。


ありがとうございます!雪の空、思い出深いコンサートになりました。



会場に選んだのは、保育園のなかにあるチャペルです。

ここの素晴しいところは、日常的な空間のなかに溶けこむように芸術があふれているところなんです。


「子供用」とか「大人用」にわけられたものはひとつもなく(もちろん子供サイズ、とか大人サイズの区別がありますけど)誰でも自由にくつろげて、想像して楽しめる場所なんです。


チャペルでは定期的に全国からアーティストが集まってコンサートが行われています。楽器もすばらしい。