びぼーろぐ

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女子中学生と行く京都

2012-03-29 | 旅行
女子中学生と行く京都
(2012/03/29)

京阪難波橋駅→京阪出町駅
京都ではパワースポットを巡ります。

北野天満宮
 言わずと知れた学問の神様・菅原道真公に合格祈願。
秀吉が催した北野茶会とはここのこと。きっと利休の侘び寂びの心もどこへやら、絢爛豪華な「お茶フェス」やっちゃったんだろうな。

「東風吹かば 匂いおこせよ梅の花 
    あるじなしとて春を忘るな」菅原道真





晴明神社
 陰陽師・安倍晴明をおまつりする☆マークの神社。
もの好きな観光客が少人数のグループで絶え間なく訪れる。パワーフルーツの桃はみんなに撫でまわされつるつるになってる。





二条城
 徳川将軍上洛の折の宿泊施設として建造され、幕末には、徳川慶喜によって大政奉還が宣言された歴史的舞台。

伏見稲荷
 狐の数に唖然とする。表情もポーズもバリエーション豊かでビックリ。赤い鳥居が延々と頂上まで続く。道半ばにして断念。神道信者の墓所も数多くある。帰りは鳥居奉納者の名前のオンパレード。最終地点の一番大きな鳥居はなんと、電通!のものだった。いかにも、さもありなんという感じ。参道にて、ウズラの丸焼きを食す。不気味だ。





女子中学生と行く大阪

2012-03-28 | 旅行
女子中学生と行く大阪
(2012/3/28)


道頓堀
 グリコをはじめ、かに道楽・たこ焼きの看板が、まるでテーマパーク状態。今やフリーとなられた「食いだおれ太郎」さんと記念撮影。





新世界商店街・通天閣
ビリケンさんとやらは省略し、ガイドブックに従い、商店街名物の生フルーツジュースで一息。



四天王寺
聖徳太子が推古天皇元年593年に建立したお寺。何度も焼失して大体が新しいのだが、石の鳥居が(1294年に再建)日本で有数の古さから重要文化財に指定されている。伽藍配置は、創建当初のままで、講堂・金堂・塔が一直線に並ぶ四天王寺式とされている。



大阪城

天満天神繁盛亭
 笑福亭鶴瓶師匠のお弟子さん笑福亭銀瓶さんの高座。題して「天満の銀座」。桂あさ吉さんとのふたり会ということで、途中対談を挟むメリハリのある舞台?でした。
出し物は「子ほめ」「まめだ」「かぜうどん」「宿屋仇」
熱のこもった演技にすっかり魅了された夜でした。

難波橋



浪速橋より中之島方面を望む


長谷寺

2012-03-25 | 旅行
さて、長谷寺に参りましょう。
(2012/03/25)



花の御寺として名をとどろかせるだけに、こんな時期でも十分楽しませてもらいました。回廊わきに見る満開のしだれ梅、そしてサンシュユ。巨大な観音菩薩のおみ足に触れてご縁を結びました(ここではなんでも巨大)。





 飛鳥時代686年道明上人が、天武天皇のために「銅板法華説相図」を初瀬山に安置したことに始まる。歴史もかなり古いが、伝説も数多い。中でも「鉢かつぎ姫」の話は懐かしく、幼い頃絵本で読んだ記憶がある。源氏物語のエピソードとしても有名で、玉鬘のように願をかければ、思いがけない人に巡り合えたりなんかして・・・







室生寺

2012-03-25 | 旅行
室生寺
(2012/03/25)

 勝手に、「古寺巡礼」シリーズ

なぜかいつもこの時期になってしまう。春まだ浅く、梅も散り際、桜にも一足早い。中途半端なシーズン。どうかすると、なごり雪にあったりするので、ダウンコートは必携。幸いなのは観光客がまばらなこと。祈りの場という、寺院本来のあるべき姿を目の当たりにできる時期でもあります。

 室生寺。別名、女人高野。真言宗の寺で、高野山が女人禁制なのに対して、女人の参詣が許されていることからこう呼ばれている。女人の業の深さをどうにもできない者には、つくづくありがたい寺です。




 縁起は奈良時代に遡り、桓武天皇勅命により創建されたという。ここでは、国宝が目白押しです。まずは、教科書にも登場する五重塔(平安時代)・金堂・潅頂堂。



仏像としては、金堂内の十一面観音菩薩が美しいことで有名。理知的な表情に女性的な華やかさを携えておられ、女人高野の名にふさわしい存在。同じく金堂内の十二神将は、運慶の作といわれており、その躍動感たるや、目をみはる。弥勒堂の客仏、釈迦如来坐像は、朴訥とした印象で、土門拳さんの写真集でよくとりあげられています。
 奥の院に向かう参道の傾斜は、半端じゃなく、覚悟して望みましょう。


 石楠花を見たいのはやまやまなのだけども・・・今回は見送りです。