石見三門の石見とは、世界遺産になった『岩見銀山』の岩見
江戸時代後期、現在の島根県で『長山喜一郎』後に「豊原」の姓を
賜った名工がみごとな彫刻をした『正蓮寺』『浄泉寺』『西蓮寺』の三門(山門)
を言うそうです
豊原喜一郎はもともと、美濃国(現在の岐阜県飛騨高山)の方
当時の住職祐哲が山門の建立を託すため、同町へ・・・
今回、浜田市にある『正蓮寺』を訪ねた
お城を思わせる美しい石垣づくりの上に鎮座する山門
正面より見上げる
境内から・・・
門は1843~45年に完成。ケヤキ造り、高さ8.5m
花や動物など大小さまざまな彫刻がすばらしい
『山門欄間の龍』
噂では、この龍、毎夜水を飲みに抜け出すらしい・・・
左右に彫刻の花模様
こちらも左右に彫刻されている花模様
山門の扉にあるボタンと唐獅子の彫刻は、向かって右側が晴れ、左側が雨をそれぞれ表す
「陰陽照り降りの獅子」と呼ばれ、毛の逆立ち具合や花の開き具合を彫り分けた
獅子
ゾウ?
本堂
本堂にもたくさんの彫刻がされていて、大きなお寺ではないが貴重な建造物が
田舎にひっそりと存在している光景がすばらしい
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