ウォーク途中見つけたこの光景
寄せ集めの廃材で作られた犬小屋のそばでうずくまっているすずめを見ました
道路から1.5mぐらい下にあるこの農家の玄関近くにある犬小屋
白っぽい中型の犬がつながれていました
このすずめのように体を横たえ、吠えることなくぼんやりと行き来する私のような人間を見たり
して、一日を過ごしているのではないかと思えるようなおとなしい犬です
いつも通るわけではないのでなんとも言えないが、このところ姿を見ないなぁ~と思って、この
時も気にして見ると、やはり犬の姿がない、小屋の入り口は道路からは見えないので、中にい
るのかも知れないが、心配だなぁ~と思って見ていて、このすずめを見つけた。
私が立ち止まりカメラを構えても、キョロキョロと見るものの飛び立つ気配も、必要以上に警戒
しているふうもなく、動く様子がない。
思わず「ワンちゃんは?」と聞いてみたが、もちろん「・・・・・」まさかこの光景は、犬も気にな
りすずめも気になり、少しの間この場が動けませんでした
他人の敷地に入って確かめるわけにもいかず、相方も付いてこない私を離れたところで待って
いるし、動かないすずめを残して、その場を去りました。
歩きながら思った、すずめはひょっとして犬の友達だったのかもしれない、犬がになったの
を知り悲しんでいたのかもしれないなぁ~などと、妄想の世界がどんどん広がり、一人ブルー
になった私でした。
私も読みながら、ワン君とすずめは友達では?
と思いました。
物言わぬ彼らゆえ、気が残りますね…
春まだ来ぬ寒い日に。
物言わぬ動物達の心をあの「ハイジ」さんのようにわかればいいのにと、こんなときいつも思います