しゃれにならん話・・・・ 長いので前、後編で・・・
ぼくたちとってもたいへんだったんでつ。。
11月11日水曜日の夜のこと・・
日中は土砂降りの大雨で夜になっても小雨がぱらついていた。
最近、比較的帰りが早いパパと夕飯を終え、果物でもたべようかなんて
話してた・・
”ポン!”と何か音が。。。夫婦で顔を見合わせる・・
”今の何の音??・・・” 言ったそばから
”ボンッ!!”
どこかでガスが爆発したのかも・・リビングのシャッターを
開けて確認しようとしたパパ・・
その時すごくいやな予感がして”パパ、開けない方がいいかもよ!”と・・
(ここで開けなくって大正解でした)
その頃からワンコ達がザワザワして吠え出した。
”そうだな、ちょっとベランダから見てこようか・・”と
二階へ上がったパパ。。
音がとても苦手なチョコはパニック状態になっていたので
チョコを抱き上げ階下で”パパ~どうだった~~?”
私の腕から逃げたくって、もがき泳ぐチョコ。
そう、まさしく伊東に行くならハトヤのCM状態
なんの応答もナイ。。”パパ~~・・・”
”・・・・・・・・・・・・”
ちょっとぉ~ 慌ててチョコを下ろし階段を駆け上がりベランダへ
ガラス下面がほんのりオレンジ色に・
なに? もしや ベランダを出てのぞくと・・・
目の前に紅蓮の炎・・・・火柱が
我が家の裏手にあたる家の納屋が燃えてます。。
身体がグゥ~~って硬直しかけた時
”ママ~~ッ、、電話~~
救急番!!!!”
救急車~(消防車だよね。)って言いたかったのか119番~~って言いたかったのか
今となっては不明ですが
慌ててコードレスを取りに寝室へ・・こんな時に限って足の小指を
思いっきり、扉にぶつける
119にかけた。3回コールしても出やしない
あたし、こういうのって鳴るか鳴らないかのうちに出るもんだと
思ってました。。
4回コール目でつながる。。。
ウチの隣が燃えてます!!!!!!!住所は~~~~~
って話しました。
それからは大声で”火事ですよぉ~~~~、火事ですよぉ~~~”とベランダから叫びまくった。。
あちこちの家の窓が開き、悲鳴が上がった。。
だけど肝心の火元の家からは誰も出てこない。
電気はついてていそうな気配もあるんだけど。。
パパが、”キャロ達集めとけ!!!!”と叫んで外へ飛び出した。
パパも最初、硬直して足が震えてたらしい・・
どうしよう。。どうしよう。。ウチが燃えちゃう
階段を駆け下り、いつも車に乗せるメッシュゲージへキャロ、
チョコ、ユウ太と次々捕獲し入れるも、ジュリがなかなか
捕まらない。。逃げ回って遊んでるかのよう
大声で”ジュ~リッ!!”って言ったって止まりゃしない。。
はいずりまわってようやく捕獲
もう、ワンワンの大合唱・・・
火元の家はプロパンガスを使ってます。
それに最近めっきり寒くなってるから灯油を使ってる家も
多いはず・・・
一気に燃え広がったらやばいと思いゲージごと車の中へ。
いつでも発進できるように鍵をつけ・・
パパは隣の家の庭から園芸用のホースで燃えてる小屋にむかって
必死に水をかけてます。
向かいの家のご主人も消火器を持って駆けつけましたが
その頃には火柱が大きく上がり、ガラスがパりンパリンはじけるように
割れていました。
ガラスが弾けて割れる音ってほんとに、怖いもんです
ぞくぞくと人が集まってくるも、肝心の消防車が来ない。。
通報から10分近くたちようやくサイレンの音が聞こえてきました。
が!!!
通りすぎちゃうのよ・・・ なんで~~~~
消防車ってナビないの???
慌てて走って消防車を追いかけます!!
”ちょっと~~~~、ちょっと~~~こっちぃーーーーーーーー”
サイレン鳴らして走ってるんだもん聞こえるわけないよね
走りながら頭をフッと、
”あたしって走っちゃいけないって言われなかった?
退院してまだ1ヶ月も経ってないのに、心臓大丈夫かな?
でもそんなん事、言ってる場合じゃないか?
いやいや、やっぱ走んない方がいいんじゃん。。
今、発作が起こったら手元にニトロはないじゃん・・
でも、そんなすぐには死なないよね・・・・・
心臓か・・家か・・まさしく究極の選択
なんて考えながら走ってたらとうとうギブ・・
苦しくて、電柱にしがみついちゃった。。
そばにいたおじさんが大声で消防車に”こっちだって~~”
と叫んでくれ、それを聞いてた見物人がまた、叫んでくれ・・と伝言ゲームのように消防車までなんとか伝わりました。
右隣の奥さんも走ってきててそこからはその方が消防車を誘導。
ワタシはゼィゼィ言いながら”早く消して、早く消して”と唱えてました。
後編へつづく・・・・
※ 写真はすべて翌日撮影したものです・・
これは我が家のベランダです。。
納屋の中はまるこげです。
このレースのカーテンを開けると・・・
すぐ目の前が納屋(右側)です。。
あの時この1階のシャッターを開けてみていたら熱風でカーテンが
煽られ、火の粉が我が家に入り込んでいたかもしれません・・・
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隣の家と近すぎる!!ってクレームは受け付けておりません
眠れぬ長い夜の幕開けとなってしまったキャロチョコ家に
ポチッとお願いしまっす!!!
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11月11日水曜日の夜のこと・・
日中は土砂降りの大雨で夜になっても小雨がぱらついていた。
最近、比較的帰りが早いパパと夕飯を終え、果物でもたべようかなんて
話してた・・
”ポン!”と何か音が。。。夫婦で顔を見合わせる・・
”今の何の音??・・・” 言ったそばから
”ボンッ!!”
どこかでガスが爆発したのかも・・リビングのシャッターを
開けて確認しようとしたパパ・・
その時すごくいやな予感がして”パパ、開けない方がいいかもよ!”と・・
(ここで開けなくって大正解でした)
その頃からワンコ達がザワザワして吠え出した。
”そうだな、ちょっとベランダから見てこようか・・”と
二階へ上がったパパ。。
音がとても苦手なチョコはパニック状態になっていたので
チョコを抱き上げ階下で”パパ~どうだった~~?”
私の腕から逃げたくって、もがき泳ぐチョコ。
そう、まさしく伊東に行くならハトヤのCM状態
なんの応答もナイ。。”パパ~~・・・”
”・・・・・・・・・・・・”
ちょっとぉ~ 慌ててチョコを下ろし階段を駆け上がりベランダへ
ガラス下面がほんのりオレンジ色に・
なに? もしや ベランダを出てのぞくと・・・
目の前に紅蓮の炎・・・・火柱が
我が家の裏手にあたる家の納屋が燃えてます。。
身体がグゥ~~って硬直しかけた時
”ママ~~ッ、、電話~~
救急番!!!!”
救急車~(消防車だよね。)って言いたかったのか119番~~って言いたかったのか
今となっては不明ですが
慌ててコードレスを取りに寝室へ・・こんな時に限って足の小指を
思いっきり、扉にぶつける
119にかけた。3回コールしても出やしない
あたし、こういうのって鳴るか鳴らないかのうちに出るもんだと
思ってました。。
4回コール目でつながる。。。
ウチの隣が燃えてます!!!!!!!住所は~~~~~
って話しました。
それからは大声で”火事ですよぉ~~~~、火事ですよぉ~~~”とベランダから叫びまくった。。
あちこちの家の窓が開き、悲鳴が上がった。。
だけど肝心の火元の家からは誰も出てこない。
電気はついてていそうな気配もあるんだけど。。
パパが、”キャロ達集めとけ!!!!”と叫んで外へ飛び出した。
パパも最初、硬直して足が震えてたらしい・・
どうしよう。。どうしよう。。ウチが燃えちゃう
階段を駆け下り、いつも車に乗せるメッシュゲージへキャロ、
チョコ、ユウ太と次々捕獲し入れるも、ジュリがなかなか
捕まらない。。逃げ回って遊んでるかのよう
大声で”ジュ~リッ!!”って言ったって止まりゃしない。。
はいずりまわってようやく捕獲
もう、ワンワンの大合唱・・・
火元の家はプロパンガスを使ってます。
それに最近めっきり寒くなってるから灯油を使ってる家も
多いはず・・・
一気に燃え広がったらやばいと思いゲージごと車の中へ。
いつでも発進できるように鍵をつけ・・
パパは隣の家の庭から園芸用のホースで燃えてる小屋にむかって
必死に水をかけてます。
向かいの家のご主人も消火器を持って駆けつけましたが
その頃には火柱が大きく上がり、ガラスがパりンパリンはじけるように
割れていました。
ガラスが弾けて割れる音ってほんとに、怖いもんです
ぞくぞくと人が集まってくるも、肝心の消防車が来ない。。
通報から10分近くたちようやくサイレンの音が聞こえてきました。
が!!!
通りすぎちゃうのよ・・・ なんで~~~~
消防車ってナビないの???
慌てて走って消防車を追いかけます!!
”ちょっと~~~~、ちょっと~~~こっちぃーーーーーーーー”
サイレン鳴らして走ってるんだもん聞こえるわけないよね
走りながら頭をフッと、
”あたしって走っちゃいけないって言われなかった?
退院してまだ1ヶ月も経ってないのに、心臓大丈夫かな?
でもそんなん事、言ってる場合じゃないか?
いやいや、やっぱ走んない方がいいんじゃん。。
今、発作が起こったら手元にニトロはないじゃん・・
でも、そんなすぐには死なないよね・・・・・
心臓か・・家か・・まさしく究極の選択
なんて考えながら走ってたらとうとうギブ・・
苦しくて、電柱にしがみついちゃった。。
そばにいたおじさんが大声で消防車に”こっちだって~~”
と叫んでくれ、それを聞いてた見物人がまた、叫んでくれ・・と伝言ゲームのように消防車までなんとか伝わりました。
右隣の奥さんも走ってきててそこからはその方が消防車を誘導。
ワタシはゼィゼィ言いながら”早く消して、早く消して”と唱えてました。
後編へつづく・・・・
※ 写真はすべて翌日撮影したものです・・
これは我が家のベランダです。。
納屋の中はまるこげです。
このレースのカーテンを開けると・・・
すぐ目の前が納屋(右側)です。。
あの時この1階のシャッターを開けてみていたら熱風でカーテンが
煽られ、火の粉が我が家に入り込んでいたかもしれません・・・
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眠れぬ長い夜の幕開けとなってしまったキャロチョコ家に
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