「つくつく日記」

NGO代表、空手家、学校の講師とちょっと変わってる私の日々の雑感をお届けします。

「土曜学校」~その2~

2005年06月26日 | 「土曜学校」

土曜学校「世界を知る会」はグループで作業をするため、今回はこどもたちの仲を良くするプログラムが中心です。まず、市役所の担当の方から挨拶があったあと、講師として私が紹介されました。

25名の参加者のうち、8名が学校の行事などで欠席。17名の初めて会うこども達に最初の一言。「武蔵境のイトーヨーカドー知っている人!」「ハーイ!」とほぼ全員が元気良く手を挙げてくれました。JR中央線武蔵境駅南口にはイトーヨーカドーが西館・東館とあり、別名ヨーカドータウンと呼ばれています。

そして次に「武蔵野赤十字病院知っている人?」「ハーイ!」と今度は3分の2ぐらいが手を挙げています。「その病院で生まれた人?」と聞くと「ハーイ!」と3人のこどもが手を挙げてくれました。導入部分で地元の話が出来るのは、こういった地域密着型の講座ならではです。



「ACTIONの事務所はその病院の向かい側にあるんだよ。」と話をつなぎ、多少リラックスした所で、今回一緒に手伝ってくれている先生やNGOの方、ボランティアの学生の紹介にうつりました。

今回は一緒にビデオレターの授業をしている西葛西中学校の佐藤先生、同じフィリピンの支援活動をされていて事務所も近いNGO「ピナット」の出口さん。そしてACTIONのボランティア学生5名。

見学で世田谷区の中学校の小暮先生とACTIONの事務所と同じ町内にある境南小学校の秦先生です。佐藤先生、小暮先生、秦先生は今年の夏に一緒にフィリピンに行くことになっています。



早速、最初のプログラムが始まりました。最初は佐藤先生による「世界地図が描けるかな?」です。書けないよ~、書けるよ~と言った声があちこちからあがります。中には地理マニアなこどももいて、世界の人口やどこがどの国かを教えてくれます。

世界地図を描くといってもただの地図ではありません。5秒で描ける世界地図なんです。え~、そんなの嘘だと言っている間に、佐藤先生はヒョイヒョイと本当に5秒で描いてしまいました。しかも、ほぼ一筆書きで。それを見てこどもたちも「すげえ、すげえ」言いながら何度もまねをして書いています。



地図を書き、こどもたちの緊張が多少取れたところで、全員後ろのスペースに移動し、ゲームを始めます。手を叩いたり、キャッチと言うゲームをしたり、ぞうさんという踊りを踊ったりします。最初は恥ずかしがっていたこどもたちも、学生ボランティアのうまいフォローもあってだいぶほぐれてきました。

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