「つくつく日記」

NGO代表、空手家、学校の講師とちょっと変わってる私の日々の雑感をお届けします。

「土曜学校」~その1~

2005年06月25日 | 「土曜学校」

土曜学校開校!

武蔵野市では土曜日に小学生向けの講座として「土曜学校」というのを開催しています。柔道や合気道、サッカー、野球といった武道・スポーツから、サイエンスクラブといった学校の授業を発展させた講座もあります。その中で、私は「世界を知る会」という講座の講師をしています。

6月25日から12月24日まで13回に渡って実施される「世界を知る会」では、フィリピンのピナトゥボ火山被災者の再定住区にある小学校のこどもたちとビデオレター交流を行います。この講座ではビデオレターを実施するとともに、こども同士がパートナーを作り手紙や物の交換も行います。

そして、この講座のもうひとつの売りは、JICA(国際協力機構)の協力を得て国際テレビ電話会議システム(JICAネット)を通してリアルタイムで交流をするという所です。ビデオレターで顔や名前がわかってきた上でリアルタイムでの交流。一体どんな展開になるのか楽しみです。

さて、この「世界を知る会」には市内在学の小学校4~6年生25人が参加をしています。参加者のうち20人は4年生です。講座を実施するにあたり、私だけの力では小学生の興味の対象も良くわかりませんし、講座の進め方も限界があります。

そこで、武蔵野市国際交流協会の「教員ワークショップ」を通して、協働で授業作りをしている先生やNGOの方々に協力して頂く事になりました。小学校の先生や中学校の先生、高校の先生、同じくフィリピンでNGO活動をされている方と豪華な顔ぶれです。

なお、この講座をテレビ東京の番組で放送したいとの取材依頼があり、半年間に渡って取材が入る事に+なりました。放送は来年の1月か2月を予定していますので、詳しい放送時間等は改めて皆さんにお伝えします。

この土曜学校の特色は市内全域からこどもたちが集まっている事。そう、こども同士もほとんどが初めて会うのです。ビデオレター交流はグループを作って作業を行うため、こども同士のコミュニケーションは不可欠。

しかし、私にはそのノウハウがありません。そこで、小学校の先生がクラス替えしたばかりで、緊張しているこどもたちを和ませる為のテクニックが活躍する事になるのです。

土曜学校は武蔵野商工会館の会議室で行われます。時間は10時~12時の2時間。私や市の担当者の方、ACTIONのボランティア学生や協力してくれる先生やNGOの方々は9時に集合し、打ち合わせ。そして、10時になり土曜学校が開校したのです!

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