「つくつく日記」

NGO代表、空手家、学校の講師とちょっと変わってる私の日々の雑感をお届けします。

「土曜学校」~その3~

2005年06月27日 | 「土曜学校」

さて、ここからはピナットの出口さんにバトンタッチ。クイズ、「これ何だろな~」です。

・ココナッツを半分に割って乾燥させたもの
・カンナみたいな鉄製の箱
・乾燥した竹の筒
・大きい布の端と端をつなげて作った筒状の布

こどもたちは4グループに分かれます。そして、こどもたちは一斉に目を閉じて待っています。そこへ上記のものをそっと置いてから目を開けると、これはなんだ?となります。



そこで、出口さんから二つの質問。「それはどこの国のものでしょう?」「何に使うものでしょう?」他のグループがどれを持っているかが気にならないほど、自分たちのグループに配られたものを触ったり、匂いをかいだり、叩いてみたり。

乾燥させたココナッツには、たわしとか、帽子とか、どんぶり、コップと色々な意見が出されます。カンナみたいなものには、文字通りカンナや何かの機械、カキ氷機等削るものだという意見が多くでます。他のものにも色々な意見が出されました。

その様々な意見をボランティアの学生が模造紙にまとめ、各グループから発表です。そして種明かし。自分たちが出した意見の中に正解があると、やったーという声。なかった場合はへぇーと言う声。みんな楽しそうに見ています。ちなみに正解は、、、。

・ココナッツを半分に割って乾燥させたもの/床磨き
・カンナみたいな鉄製の箱/ハロハロカキ氷機
・乾燥した竹の筒/トンガトンというカリンガ族の楽器
・大きい布の端と端をつなげて作った筒状の布/マロンと言って100通りの使い方がある布

なかでもトンガトンという楽器にこどもたちは興味津々。ということで、実は講座前に練習していた即席トンガトン隊の登場!竹が醸し出す絶妙なハーモーニーにみな思わず聞き入ってしまい、終わって後には盛大な拍手がありました。



さて、あっという間に2時間の講座も終わりです。最後にこども達は「今日一番楽しかったこと」と「もっと知りたいフィリピンのこと」を色紙に書いて模造紙に貼って行きます。それは次回紹介します。

最後に次回の講座(7月2日)の簡単な説明をして、第一回の土曜学校を終えたのでした。講座の始まる前のこども達の雰囲気と後の雰囲気は大違い!それを見る限り、緊張もほぐれて、これから始まるビデオレター交流へむけて良い一歩だったと思います。



みなさん、お疲れ様でした!

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