≪整心療法研究所≫自己治癒力により心身が整っていく

自己治癒力により心身が整っていく。量子力学・宇宙物理学・脳科学の観点から精神を捉えた新しい科学に基づいた療法。

188)無視

2012年04月09日 | 不登校・引きこもり
「無視される」ことは自分の存在を無いものとされることに等しい
このようなことを以前、ブログにも書いた

今回は違った側面から「無視」を考えてみよう
無視」しているということは
実は
無視している相手にしがみついている
と言えないだろうか?

例えば
Aさんを無視している人Bさんがいるとする
AさんがBさんに話しかけても「聞こえていない」振りをする
あるいは「返事をしない」
またBさんはAさんが近づいてきても「顔を合わせない」
「まるでAさんがそこに居ないかのように振舞う」etc

ところが
実は、Bさんは誰よりもAさんを意識しているのだ
Aさんが話しかけてきたら
「あ、あいつだ、返事しないようにしよう」と意識しているし
Aさんが近づいてきたら
「あ、Aさんだ、顔を合わさないようにしよう」と意識している
Aさんが居たら
「あ、Aだ、知らんふりしよう」と意識していることになる

このように
誰かを無視することは
逆に常にその人に意識を向けていることになるし
その人が居ないか?
声がしたらその人ではないか?
と、片時も忘れず注意を向け、意識していることになるのだ

誰かを無視することは
他の誰よりも意識していることになる

無視すればするほど、意識していることが暴露される
「無視する」という否定的な方法ではあるが
好感をもつと同じくらい
ひょっとしたら、それ以上に意識していると言えるかもしれない
この意味において
「好感をもつ」と「無視する」とは
共に「意識している」ということでは同じだと言える
つまり、それだけ無視している相手に「しがみついている」ことになる

一度、このような観点から考えてみませんか?
興味をもたれた方は
シニフィアン研究所のHPを参照ください
子育て法http://signifiant-lab.com/raise/
トラウマhttp://signifiant-lab.com/trauma/


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