≪整心療法研究所≫自己治癒力により心身が整っていく

自己治癒力により心身が整っていく。量子力学・宇宙物理学・脳科学の観点から精神を捉えた新しい科学に基づいた療法。

331)うつ・引きこもりを助長しないために

2013年03月22日 | 不登校・引きこもり

シニフィアン研究所(埼玉県上尾市&和歌山県和歌山市)の迎意 愛(むかい あい)です。
精神分析という対話療法で自己(無意識)を知り、必要に応じて書き換えていきます。
そうすれば、不安は安心に変わり、生きる希望が湧いてくることでしょう。

今日は、「うつ・引きこもりを助長しないために」について書きたいと思います

春は、うつや引きこもりの人たちにとって辛い時期です。
なぜなら、他者との差をより感じてしまう時期だからです。
では、その差を感じないようにするにはどうすれば良いのでしょうか。
うつや引きこもりを助長しないためには、何が必要でしょうか。
ここでは、引きこもることの大切さを書きたいと思います。

春は、卒業、入学、就職など変化の大きい季節です。
また、芽吹きや開花など自然の成長が目に見えやすい時期でもあります。
うつや引きこもりの人たちには、
「言えない」「出せない」「動けない」があります。
ですから、自己主張し、活動的で、どんどん変化、成長してゆく姿を目にすると
自分との落差の大きさを感じてしまうのです。

例えば、
幸せそうに見える光景は、不幸な自分を感じてしまう。
楽しそうな姿を目にすると、苦しい自分をより意識してしまう。
嬉しそうな人を見ると、より辛い自分を見い出してしまう。
活動的な人に接すると、動けない自分と比べてしまう。
そして、自分を責めてしまうことになる。

ある人が言いました。
<幸せな人を見ると腹が立ってくる。
いつしか、大声を上げてすべてをぶち壊してしまいたくなります。
刃物を持ち出して、あたりかまわず振り回したい衝動に駆られるのです。
そして、そんな自分が怖くなり、益々落ち込むのです。>

この時期に一番大切なことは、幸せそうな人に会わないことです。
つまり、その人が一番安心できる環境の中に引きこもっていること。
周りの人も、持ち込まないことです。
ですから、
一番避けなければいけないのは『結婚式』への出席です。
うつや引きこもりを助長しないためには、
これらのことを周囲の人が理解し、引きこもることが必須です。
まずは、これが助長しないための第一歩です。

なぜ人は落ち込むのか、引きこもるのか、
共に考えてみませんか。

シニフィアン研究所では、これらの勉強会もしています。
詳しくはお問い合わせください。
シニフィアン研究所http://signifiant-lab.com/