月明かりの下の独り言

こちらに舞い戻って参りました。
こちらで、ちょっくら暑苦しく真面目な話題に、取り組んでいきたいと思います。

若手思想家による新しい試み

2008-04-30 | つぶやく
思想地図 vol.1 (1) (NHKブックス 別巻)日本放送出版協会このアイテムの詳細を見る 以前、コチラでも取り上げたような取り上げてないような・・・。 20080119付朝日新聞より冒頭部分のみ引用 政治化する30代論客 同世代による思想誌創刊へ  沈滞がささやかれて久しい論壇で、このところ若手、とりわけ30代の活躍がめざましい。格差や若者労働にナショナリズム、社会主義革命。政治の再 . . . 本文を読む

大江正章『地域の力』岩波新書

2008-04-30 | 読書
地域の力―食・農・まちづくり (岩波新書 新赤版 1115)大江 正章岩波書店このアイテムの詳細を見る 以前も紹介したこの本。 日本各地の住民みずからの取り組みを紹介している。農業、商店街、林業など。これを読むと、なんとなく希望がわいてくる。そして、政府やマスメディアがこぞって推奨する農業の大規模化、と言う問題が、いかにおかしいかがよく分かる。 ずっと前になるが、朝日新聞の社説に農業大規模化へ . . . 本文を読む

聖火リレー騒動に思う

2008-04-28 | 平和について
オリンピックは、平和の祭典、、、なのかもしれないけれど、理念的にはそうなのかもしれないけれど、そして、そんな平和の祭典、アスリートの純粋な努力が、実力が発揮される場、なのかもしれないけれども。 だけど、政治が、そして人々の様々な想いが、聖火リレーという場で発揮される事を、それほど嘆く必要もなかろうと思う。 日本のメディアではとかく中国の人たちの行動が、おかしい、なんなんだあれ?ってな感じで取り . . . 本文を読む

小島毅『靖国史観』ちくま新書、2007年

2008-04-24 | 読書
靖国史観―幕末維新という深淵 (ちくま新書 652)小島 毅筑摩書房このアイテムの詳細を見る 靖国神社を巡る最近の言説に対し、神社の創設の思想的背景を『大日本史』を編纂した水戸学にたどり、一般的に流布する反靖国論とは異なった鋭い批判を展開した一冊。 そもそも靖国神社が護持する「国体」とは、江戸末期の儒者正志斎が言うところの「天祖の神勅を奉る天皇を君主として仰ぐ体制」であった。 そして「英霊」と . . . 本文を読む

必要なのは、きめの細かさ

2008-04-23 | つぶやく
ではないかなぁ、と考える。 例えば、後期高齢者保険制度。医療費削減のザックリとした数値目標のために、これまたザックリと「こうすればムダがなくなるだろう」という全国一律的な方法の押し付け。 例えば、公共サービスの民間企業の入札を通じた委託による経費削減。それによって、過酷な労働条件を押し付けられる現場の労働者たち。 例えば、大規模化さえ進めれば、アメリカやオーストラリア、ブラジルといった農業大 . . . 本文を読む

「聖火リレーの意味」?

2008-04-21 | つぶやく
あまりにもコチラのアップをさぼり気味。 書きたいことはあれこれあるが、歯痛には敵わず、編み物三昧の日々でした。 ちょっとばかりひんしゅくをかっちゃうかもしんないけど、こんなに聖火リレーのニュースをたくさん見たのは、初めてかもしれない。 昨夜の某○ジTVの報道番組で、ご丁寧に聖火防衛団?だったっけ?が、どのように聖火を守っているかを教えてくださったが、聖火ランナーではなく聖火を守っていることに、な . . . 本文を読む

『靖国』続々上映決定

2008-04-06 | つぶやく
「靖国」続々上映決定 広島サロンシネマなど、全国で21館が上映を発表。 新聞にも幾つか関連記事が載っていましたが、こういう時にこの映画館には頑張って欲しい。そして、こういう映画館が増えて欲しい、と思っていたら、続々です。当初は5館+αということだったらしいのですが、サロンシネマは8月上映を前倒しにして、6月に上映、反響があれば8月にも再上映ということで。 議論のきっかけになるという意味ではきっ . . . 本文を読む

迷惑を回避せよ!!という強迫観念?言い訳?

2008-04-02 | つぶやく
<映画>中国人監督「靖国」上映中止 「抗議で近隣迷惑」5映画館自粛 gooニュースより 以前から、一部自民党議員によって試写会要求が出され、どうやら3月12日に異例の試写会も行われていたこの映画。 今朝の朝日新聞にも、この上映中止の記事があった。 「騒ぎになる」「迷惑になる」 確かに、そういったことは回避しなくちゃいけないのかもしれない。 この映画がどんなものなのかはあまり知らないんだけど、日 . . . 本文を読む