月明かりの下の独り言

こちらに舞い戻って参りました。
こちらで、ちょっくら暑苦しく真面目な話題に、取り組んでいきたいと思います。

そろそろいかなくちゃ

2008-08-20 | 読書
余りにも放置しすぎたコチラのブログ。そろそろ再開しようとおもっちょりますが。 そのエネルギー源として、戦う自分を取り戻すべく、先日立ち寄った本屋さんで買ってきた二冊です。 コチラの二冊は、朝日文庫から出された「いま、戦争を考える」というシリーズの中の二冊です。朝日新聞を読んでいると、自然とこのシリーズのことはなんとなく頭に入っていて、うろ覚えながらこれだったかなぁと買い求めました。 原爆記念日 . . . 本文を読む

大江正章『地域の力』岩波新書

2008-04-30 | 読書
地域の力―食・農・まちづくり (岩波新書 新赤版 1115)大江 正章岩波書店このアイテムの詳細を見る 以前も紹介したこの本。 日本各地の住民みずからの取り組みを紹介している。農業、商店街、林業など。これを読むと、なんとなく希望がわいてくる。そして、政府やマスメディアがこぞって推奨する農業の大規模化、と言う問題が、いかにおかしいかがよく分かる。 ずっと前になるが、朝日新聞の社説に農業大規模化へ . . . 本文を読む

小島毅『靖国史観』ちくま新書、2007年

2008-04-24 | 読書
靖国史観―幕末維新という深淵 (ちくま新書 652)小島 毅筑摩書房このアイテムの詳細を見る 靖国神社を巡る最近の言説に対し、神社の創設の思想的背景を『大日本史』を編纂した水戸学にたどり、一般的に流布する反靖国論とは異なった鋭い批判を展開した一冊。 そもそも靖国神社が護持する「国体」とは、江戸末期の儒者正志斎が言うところの「天祖の神勅を奉る天皇を君主として仰ぐ体制」であった。 そして「英霊」と . . . 本文を読む

昨日買った本。

2008-03-09 | 読書
本はできるだけ買って読むようにしています。というか、本を一番読むのがお風呂の中だということ、つい線を引きながら読むこと、から図書館で借りて本を読むのは余り好きじゃない。でも、まあ本代もかさむので、図書館で借りて面白ければ買うようにしています。が、新書ならまあいいかと、本屋に入るたびに買ってしまいます。 買ったまま読まない積ん読本もふえていきます。読みなさいよという自分への戒めのため、買った本をこ . . . 本文を読む

恩田陸、優しくも恐ろしい「悪夢」の表現者

2007-09-08 | 読書
今日は、山崎まさよしのファンの方のブログで偶然発見した、私もお気に入りの恩田陸さんについて。 第一回本屋大賞一位を獲得し、映画化された「夜のピクニック」。 この映画についてたまたまネットで目にし、おもしろそうだなと思ったたため、自分は読んでもいないのに母に勧めてみたのが、彼女の短編集「図書館の海」。 「夜のピクニック」の前日談が所収されているらしい。 が、この時からすでに一年近く、実家に放置した . . . 本文を読む