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金沢へ行ってきた 池田学展

2017-05-27 20:11:12 | お父ちゃん
思い立って金沢へ行ってきた。
お目当ては、金沢21世紀美術館で開催中の「池田学展」!

サンダーバードに乗って金沢へ行くのは何年ぶりだろう?
恩師の急死の報に驚きながら、あわてて向かったとき以来かもしれない。だとすると25年ぶりくらいか?


金沢駅前には「もてなしドーム」という大きな建築物があった。観光客で賑わっている。



21世紀美術館は、兼六園の近く、広坂前にあって、道をはさんで金沢城址の石垣が見える。


美術館には外国人の姿も多く、修学旅行生も大勢いた。


池田学の世界は圧倒的だ。
NHKのドキュメンタリーを見ていたので、ペン1本で紡がれる広大な宇宙がどれほどに大きなものであるかはわかっていたつもりでも、実物を目にすると、まぎれもなくそれがユニークな世界であることがわかる。
「誕生」や「ブッダ」などの大きな絵をそれなりの距離から見ても十分に迫力と面白さが分かるのだが、近づいて見ると、その細部はどれもごまかしのないペンによる1本1本の線で構成されているのだ。
これって、この宇宙の万物がすべて原子・分子や細胞から成り立っているのと同じで、ミクロには原子、細胞であっても総体としての物質や生命体、さらには宇宙そのものとして存在するのと同じ関係が、池田学のペン1本の線と大画面の世界の関係に言える。


「再生」と題された絵は、戦艦のような物体がまさに有機的な何物かに変化しつつ再生していく様子が描かれているように思える。
一番のお気に入りになった。


必見です。
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