仕事を終えてから来たであろう天文屋さんが次第にふえて、全部で
7~8組位い天文屋さんがいる様だ。(正確に数えてないけど)
一般の車(たぶんアベック)が1~2台駐車場の奥の方にいる。
天気の良い新月の週末なので、ここも大賑わいといった感じか?
ちなみに天文屋さんは、全員、私より入り口側に陣取っている。どうも
奥のほうはアベックの車が来やすいので避けている?それに多少
入り口に近い方が北側の視界が若干良い様な感じだからだろうか?
【夜になって気温はぐんぐん下がって-10℃↑11/25 20:43】
気温もどんどん下がってとうとう氷点下も二桁に突入。風がない分だけ
体感温度はそれほど寒くないのが唯一の救いか。それでも、車の外に
しばらくいると辛くなって来るので、もっぱら導入・位置決めして
撮影が始まると、2~30分、車の中に逃げ込みながら撮影を続けた。
さて、次なる天体もリベンジ編その3で11/20に撮影のNGC2403だ。
【↑NGC2403 きりん座の渦巻き銀河】
UW9mm 80倍 S:64秒 24コマ 撮影日:2011/11/25 23:33-24:05
【共通:SM-R125S/D:130 f:720 LPS-P2使用 IXY 30S ISO:3200
F:2.0 f=4.9mm 撮影場所:静岡県駿東郡 Registaxでコンポジット
→YIMGでかぶり補正・トリミング・ガンマ・サイズ調整】
前回11/20撮影の9mmの画像に比べて、コンポジットの枚数が増えた
せいか、或いは空の条件が先日より良いのか、はたまた、時間の
違いにより、仰角が28度→46度と上がったせいか、周辺の星像の
流れ具合はどちらも良いのだが(11/20の星像も風が弱いタイミング
だったのか流れてない)銀河の腕がはっきりと写った画像になった。
周辺の淡い部分も、うっすらとであるが、かなり広範囲に写った。
日付も変わり、次に撮影したのは、りゅう座のNGC4236銀河である。
来年の干支は竜なので、年賀状用にりゅう座の天体で何か良いのが
撮れないかなと思って撮影してみた。
【↑NGC4236 りゅう座の渦巻き銀河】
UW9mm 80倍 S:64秒 19コマ 撮影日:2011/11/26 01:14-01:33
データによると9.7等、18分角とそこそこ大きいので期待していたの
だが、画面にはなにやらうっすらとそれらしきものが映ってるだけで
ぜんぜんはっきりしない。かすかに斜めから見た渦巻き銀河が、
かろうじて写っているだけである。あちゃ~、これは薄い。しかも
ピントを合わせなおして、返ってピントがずれて周りの星が葉っぱ
みたいになってるし、、、今日は全部9mmで撮ろうと思っていたが、
これじゃ薄すぎるので、アイピースを15mmに付け替えて、再度撮影
してみた。
【↑NGC4236 りゅう座の渦巻き銀河 15mm 48倍で撮影】
UW15mm 48倍 S:64秒 29コマ 撮影日:2011/11/26 01:48-02:20
がしかし、ちょびっと濃くなったかな程度で相変わらず薄いのは
変わらない。アイピースを変更してピントを合わせなおしているので
周辺の星が葉っぱ状になるのだけはなくなったが、ガイドエラーで
星像が流れ気味だし、、、、とても年賀状には使えそうにないな、、、
NGC4236を撮影し終わって、時間は2時半頃になる。撮影時間は残り
3時間足らずか、、、
次に望遠鏡をしし座に向けて撮影したのは、M95である。
【↑M95 しし座の渦巻き銀河】
UW9mm 80倍 S:64秒 22コマ 撮影日:2011/11/26 02:39-03:03
9.7等級、7分角のフェイスオン銀河であるが、明るい中心部から
ほぼ真横に伸びた2本の太い腕と、そこからさらに丸く円周状に
取り巻く様に伸びる腕が確認できる。ちょっとアイピースを9mmに
取り替えた時に、ピントがもう一つ合わせきれてなくて、またしても
周囲の星がいびつな形をしてしまっている。9mmのアイピースは倍率が
高い分だけ、ピント出しが難しいな、、、、
引き続き撮影したのは、すぐ隣のM96渦巻銀河である。
【↑M96 しし座の渦巻き銀河】
UW9mm 80倍 S:64秒 16コマ 撮影日:2011/11/26 03:21-03:46
こちらは9.2等級、7分角と明るさも、見かけ上も、ほぼ同じ位の銀河だ。
写真のほうも、多少見る角度が斜めになった物の、銀河の形は、M95に
比較的良く似た感じに見えて、同じように中心から伸びる2本の腕が
円周上で丸く伸びている形をしているのが判る。こちらのほうが円周上の
腕は多少短くは見えるが。
という事で、時計の針は、ほぼ4時近くとなり、明るくなるまで、
後、1時間ちょっとを残すのみとなったが、続きはその3にて。
2011.11.25(12/7)
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