中村俊茸

とあるサッカー選手の軌跡とコメント集

俊輔も本田を後押し「自分の色消すな」

2010年03月05日 | 記事 日本代表
2010年03月05日 俊輔も本田を後押し「自分の色消すな」
http://southafrica2010.nikkansports.com/news/p-sc-tp2-20100305-602654.html
 本田よ、自分の色は消さなくていい-。日本代表のMF中村俊輔(31=横浜)が、一匹おおかみの「FW本田」にメッセージを送った。バーレーン戦から一夜明けた4日、新幹線で横浜に戻る際にしばらく考え込むようにして言葉を絞り出した。

 中村俊 自分の色は消す必要はないと思うよ。アイツだって、いいものを持っているんだから。(バーレーン戦も)よく守備をしていたと思うし、オレだって(自陣に)戻って守備をするようになったんだから。

 個性が強く、自ら代表に順応しようとしない本田は“反乱分子”になる可能性すらある。現に昨年9月のオランダ遠征ではFKを巡って2人が“対立”した。だが、2度目の同時先発となった前日の試合で、本田が1・5列目からの突破力とパスで持ち味を出したのは確か。日本を強くするため中村俊はあえて、本田が「消える」のではなく「生きる道」を提言した。

 この日の移動後はメディカルチェックを受け、横浜市内の練習場を訪問した。5日に練習に合流し、週明けにも正式サイン。本拠地開幕の湘南戦(13日、日産ス)が8年ぶりの復帰戦になることが濃厚だ。中村俊は「普通通りにやります」と淡々。Jで順調に仕上げ、W杯本大会へと照準を合わせる。

俊輔提唱、つなげ縦ライン!岡田ジャパン横パスだけではダメ!

2010年03月05日 | 記事 日本代表
2010年3月5日 俊輔提唱、つなげ縦ライン!岡田ジャパン横パスだけではダメ!
http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/japan/news/20100304-OHT1T00307.htm
 日本代表MF中村俊輔(31)=横浜M=が4日、W杯勝利へ向け“3D攻撃”の導入を提唱した。安易な横パス一辺倒でなく、キラーパスで前後左右に敵陣を切り裂く。

 百戦錬磨の司令塔は、不完全燃焼の続く岡田ジャパンの修正点を見抜いていた。

 「東アジア選手権だけでなく、最近の代表も陥りがちだったけれど、横パスが多くて縦の揺さぶりがなかった。横の揺さぶりだけでは怖くないし、相手選手同士の距離も広がらない。それでは、勝負のスルーパスも通らない。だから昨日の試合ではロングパスを狙ったり、DFラインの裏に積極的に走り込んだ」

 7年半ぶりの横浜M復帰後の初戦となったバーレーン戦から一夜明け、俊輔は本紙に語った。この日は横浜市内でメディカルチェックと正式サインを完了。司令塔は2―0の勝利の裏で、岡田ジャパンの機能回復作業をひそかに進めていた。FW岡崎を狙い危険なスルーパスを連発しながら、フリーランニングでDF陣の裏を突いた。横パス一辺倒では崩せない。縦の揺さぶりを取り入れた“3D攻撃”だった。

 「眠らずに見た」という2月14日の韓国戦(1―3)の映像で、アジアレベルを攻略できなかった理由が分かった。

 「味方同士の距離が全員等間隔。サイドバックがボールを持った時、サポートが近くにないから厳しい横パスしか選択肢がなかった。あれでは本大会でも守られやすい」と語る一方、自身については「昨日の試合の体調は55%程度。でも、これからどんどん上がっていくと思う」と分析した。

 スペインでは太もも裏痛の影響で出場機会が減少し、2月28日に帰国直後で時差ぼけも重なったが、「マリノスの環境なら最高に仕上げられる」と自信の笑顔。100%の俊輔が南アフリカで縦横無尽のゲームメークで栄光をもたらす。