中村俊茸

とあるサッカー選手の軌跡とコメント集

地元紙が俊輔にダメだし

2009年10月30日 | 記事 エスパニョル
2009年10月29日 地元紙が俊輔にダメだし
http://www.zakzak.co.jp/sports/soccer/news/20091030/soc0910301215001-n2.htm
 ついにスペインで俊輔への“ダメ出し”が始まった。スペインのエスパニョールに所属する日本代表MF中村俊輔(31)は28日、アウェーで行われたヘタフェとの国王杯4回戦第1戦に先発したものの全く見せ場がなく、後半8分で交代。チームも0-2で完敗した。

 あまりの不出来に地元アス紙は『中村→評価なし』と報道。その注釈は「中村は道に迷ってぼーっとしている。目覚めなければならない。この試合でポジションを完全に失った。機能していないのは明白だ。消極的で立ち往生している。パンチがない。リーグ戦でのスタメンは怪しいだろう」と、日本ではありえない酷評ぶりだ。

 しかし、中村は涼しい顔で「次の試合に向けてか、ローテーションか分からないけど、最近は交代が早いから残念。そのうちパスも来ると思う」と余裕のコメントだ。

 中村がスランプに陥っているのは、今月の日本代表戦をみれば明らか。「俊輔さんのプレースピードに、あんまりキレがなかった」とはっきり口にする選手もいたほどだ。日本代表・岡田監督は「絶対必要な選手」といい続けるが、エスパニョールでポジションを失えば31歳という年齢もあり、完全復調は期待薄。中村が土俵際に追い詰められている。

スペイン国王杯4回戦・第1戦 ヘタフェ 2-0 エスパニョル

2009年10月29日 | 記事 エスパニョル
2009年10月29日 スペイン国王杯4回戦・第1戦 ヘタフェ 2-0 エスパニョル
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/eusoccer/0910/spain/text/200910290001-spnavi.html
スペイン国王杯ベスト16を目指し、アウエーでヘタフェとの第1戦を迎えたエスパニョル。中村俊輔は24日のリーガ第8節セビージャ戦に続き、右サイドMFで先発した。
 ヘタフェがほとんどの主力を先発させたのに対し、エスパニョルのポチェッティーノ監督は中村、ルイス・ガルシア、パレハの3人を除いてリーグ戦の控え組を起用し、テスト色の濃い布陣となった。そのため、選手間の連係不足もあってエスパニョルはリズムを欠き、ヘタフェに押し込まれて守備に多くの時間を割くことになった。

 それでも前半は相手を無失点に抑えたが、後半に入り52分に中村がイバン・アロンソと交代してから、間もなく試合が動いた。60分、ヘタフェのペドロ・レオンに左サイドを完ぺきに崩されて失点すると、69分にもガビランにヘディングを決められて2失点。控え組中心のメンバーではそこから巻き返すことも難しく、試合はこのまま0-2で終了した。エスパニョルは9月12日のレアル・マドリー戦以来、公式戦7試合ぶりの敗戦となった。
 以下は試合後の中村のコメント。

■割り切って一発狙いに切り替えた方がいいかもしれない
――試合を終えて、率直な感想を

 次の試合に向けてか、ローテーションか分からないけど、最近は交代が早いから残念です。

――新しい選手が多く入って、連係が難しいように見えたが

 ポンポンとパスがつながらないから結局崩せない。でも気持ちを切り替えて次に挑みたい。

――フリーのときにパスがなかなか出てこない。外から見ていて「なんで……」と思うのだが

 そのうちパスも来ると思う。

――中盤に入ってリズムを作ろうとしていた?

 作ろうとしたけど、連鎖反応しなくてそのまま終わってしまう。まあ、考えものだね。

――次の試合はバジャドリー戦(リーガ第9節)。勝ち点を取りたいところだが

 そうですね。こういうときは割り切って、形うんぬんよりも一発狙いとか、そういうふうに切り替えた方がいいかもしれない。頑張ります。


第8節 セビージャ 0-0 エスパニョル

2009年10月26日 | 記事 エスパニョル
2009年10月26日 第8節 セビージャ 0-0 エスパニョル
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/eusoccer/0910/spain/text/200910250006-spnavi.html
 第2節でレアル・マドリーに敗れて以来、リーグ戦5試合連続負けなしのエスパニョルは24日、アウエーで3位セビージャと対戦。中村俊輔は右サイドのMFとしてスタメンに復帰した。
 試合は開始早々から、圧倒的なセビージャペースで進む。エスパニョルは両サイドを立て続けに突破されて何度もピンチを迎えるが、センターバックとGKのカメニがことごとくはじき返し、何とか無失点に抑えた。時折、ベルドゥと中村から前線にスルーパスが出るものの、オフサイドに引っかかるか、うまくボールをキープできず、チャンスにはつながらなかった。

 後半に入ってもセビージャの攻勢は続き、60分にセンターバックのパレハが2枚目のイエローカードで退場すると、エスパニョルは防戦一方の展開に。それでも、カメニがスーパーセーブを連発し、ゴールを許さない。52分に中村と交代で入ったデ・ラ・ペーニャが、相手のすきを突いてスルーパスで2度の決定機を演出。だが、ルイス・ガルシアとカジェホンのシュートは枠に飛ばなかった。結局、試合は0-0で終了。セビージャの怒とうの攻撃をしのぎ切ったエスパニョルは、敵地で貴重な勝ち点1をもぎ取った。
 以下は試合後の中村のコメント。

■バランスを保たなきゃいけないし難しい
――試合を振り返って今の気持ちを

 やっぱりこういう強いチームとアウエーで引き分けたのは大きいと思います。チーム一丸っていう感じで。戦術的な理由で早めに交代して、できればデ・ラ・ペーニャと一緒にやりたかったけど、まぁ、仕方ないです。レッジーナの時はあからさまに代えられたけど、(エスパニョルは)戦術上の理由とかそういうのもいろいろあるし、今はベンチもスタメンもあんまり関係ないでしょ? だから、本当は長い時間やりたいけど、仕方ない。デ・ラ・ペーニャもおれも少しずつ……一緒に出れればね。パスを出せたりするんだけど。

――GKのカメニらディフェンス陣が大活躍だったが

 試合前のバス(の中)とかから音楽を流したり、このチームはけっこう団結がすごいんで。だから、ビジャレアル戦もそうですけど、こうやって1人少なくなって、アウエーで引き分けで終われるのは、そういう結束力が出ていると思う。

―ゴール前に飛び込んでいくシーンも見られたが、そういうプレーも要求された?

 多分、守備を意識してほしいからだと思うんだけど。あとは中に入ってプレーしろとか、前の方になるべく(行ったり)……。バランスを保たなきゃいけないし、難しいかな。

――セビージャの印象は?

 サイドハーフの質が高いし、スピードとテクニックと想像力で崩せるから、そのへんはやっぱりレベルが高かった。これでカヌーテとかルイス・ファビアーノとか入ってきたりするとまた違うと思うんだけど。アウエーで引き分けられて良かった。

――前半はやっぱり少ないタッチで裏を狙っていた?

 ばんばん攻めて、自分の良いところを出してっていうよりは、みんなああやってチームの状況を読んでやるから。シーズンが終わったときにアウエーの勝ち点1は大きいと思う。

――次節はホームでのバジャドリー戦になるが、意気込みを

 その前にカップ戦もありますし、けっこう飛行機移動も多いので、コンディションを整えていければなと思います。


俊輔、出番なし

2009年10月20日 | 記事 エスパニョル
2009年10月20日  俊輔、出番なし
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/sports/soccer/314789/
 エスパニョールの日本代表MF中村俊輔は18日、テネリフェ戦(ホーム)でベンチ入りしたが出場機会はなかった。試合は2-1で勝った。俊輔は「イタリアの時もこういうことがあった。次がスタート」と代表帰りの疲労が考慮されての措置を冷静に受け止め、24日のセビリア戦(アウェー)へ「(セビリアは)強いからね。高いレベルのチームとやりたいし準備をしていく」と意気込んだ。ポチェッティーノ監督は、「サイドにスピードがほしかった」と俊輔の欠場理由を明かした。

第7節 エスパニョル 2-1 テネリフェ

2009年10月19日 | 記事 エスパニョル
2009年10月19日 第7節 エスパニョル 2-1 テネリフェ
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/eusoccer/0910/spain/text/200910190005-spnavi.html
代表ウイーク明けで2週間ぶりに迎えたリーガ・エスパニョーラ第7節、エスパニョルはホームで15位のテネリフェと対戦した。日本代表戦の後、15日にチームに合流したばかりの中村俊輔はベンチスタートとなった。

 試合は前半からエスパニョルが攻勢を仕掛け、11分にカジェホンのスルーパスに抜け出したイバン・アロンソが先制。しかし、その4分後、テネリフェのMFアルファロのミドルシュートが決まり、同点に追い付かれる。失点後もエスパニョルの攻勢は続いたが、テネリフェGKアラゴネスの好守もあり、1-1のまま前半を終えた。

 勝ち越し点が欲しいエスパニョルのポチェッティーノ監督は58分、コロミナスに代えてフェルナンド・マルケスを投入。このさい配が当たり、リズムが一気にエスパニョルに傾く。60分、左サイドをドリブル突破したフェルナンド・マルケスがグラウンダーのクロスを送り、イバン・アロンソが豪快に蹴り込んでゴール。その後も、フェルナンド・マルケスを起点にエスパニョルは何度か惜しい場面を迎えるが、ゴールを決めることができず。結局、イバン・アロンソのゴールが決勝点となって、エスパニョルが2-1で勝利した。
 中村は出場機会がなかった。以下は試合後の中村のコメント。

■代表で離れている間はいろんなことが起きる
――日本代表から帰ってきて、(疲労など)そういう部分も考慮された?

 イタリアのときもこういう感じだったから、次がスタートだと思っている。勝って良かったでしょ。これからアウエー(セビージャ戦)、アウエー(スペイン国王杯のヘタフェ戦)、ホーム(バジャドリー戦)と続くから。まあ、ここから。(不在だった)この10日間ぐらいでチームも強化されて、今まで出ていなかった選手(ハビ・マルケス)も活躍した。今週(のトレーニングで動きが)良かったのか分からないけど、そういうものだから。代表で離れている間はいろんなことが起きるから、しょうがないでしょ。まあ、次に切り替えて。

――次節の相手はセビージャだが

 強いからね。レンジャーズのホームで4点取っちゃうぐらいのチームだから、チャンピオンズリーグ(CL)レベルのチーム(CLグループリーグ第2節で対戦し、4-1でセビージャが勝利)。すごく高いレベルのチームとやれればと思うし、準備をしていく。


トーゴ戦後 選手コメント

2009年10月14日 | 記事 日本代表
2009年10月14日 トーゴ戦後 選手コメント
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/text/comment/200910140005-spnavi.html
 ■中村俊輔(エスパニョル/スペイン)
「森本は試合の半分出て1点取るのは素晴らしい」

 最初は自分がトップ下にいたんだけど、やっぱり憲剛と僕で(バルセロナの)シャビとイニエスタじゃないけど横並びくらいになった方がいいっていう話をハーフタイムにした。

(パスミスが多かったが)動いてハードワークしていたから。こういう試合は、あんまり動かないでトップ下ならトップ下にいてスルーパスばっかり狙ってアシストや得点がついた方が目立つかもしれないけど、それじゃあ全然先が見えない。ハードワークしていろんなところに顔を出して、ダイレクトや2タッチで動いて、というのを意識してやった。
 その切り替えがまだモリ(森本)とかは遅いし、ほかにも何人かまだ遅い選手がいる。(森本は)こういう状況で(試合の)半分出て1点取るのは、21歳だし素晴らしいでしょ。

 あとから入った(佐藤)寿人とか、今日出られなかった選手、ベンチ外の選手の意識統一ができてきているわけだから、有意義な10日間だった。自分たちの中で、相手抜きにしてできた。
 本田と一緒にやったのはオランダ戦以来で、最後にポストに当てちゃったヘディングもあった。あれは(日本が)ニアサイドで全部(ゴールを)決めていたから、長友のボールとかGKがすごくニアに出て取っていたでしょ。だからふわって(センタリングを)やって決めてくれればと思ったけど、まあしょうがない。


俊輔「南イタリア同盟」森本に援護射撃約束

2009年10月13日 | 記事 日本代表
2009年10月13日 俊輔「南イタリア同盟」森本に援護射撃約束
http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/japan/news/20091012-OHT1T00201.htm
 ◆キリンチャレンジカップ2009 日本-トーゴ(14日・宮城スタジアム) MF中村俊輔(31)は、FW森本貴幸(21)と“南イタリア同盟”を結成した。

 「森本とは食事の時に話している。カターニャには日本食レストランがあるという話を聞くと、セリエAで自分が一番苦しい環境にいたんだ、と感じた」

 02年夏から3年間レッジーナで苦闘した司令塔は「北アフリカ」と呼ばれた生活環境劣悪な日々を振り返り、笑顔を浮かべた。森本とは、レッジーナ時代の同僚でカターニャに移籍したMFテデスコ、バイオッコ、DFソッティルらイタリア人選手の話題でも盛り上がったという。

 「自分が森本ぐらいの時は代表で10歳も年上の選手と話もできなかった。それを考えると(積極会話は)いいことでしょ」



シュート練習でゴールを決められず、腕立て伏せをさせられた森本 俊輔はリーダーとしての自覚から、毎食時に数多くの若手らと積極的にコミュニケーションを持ち、ピッチ上でのプレーに反映される性格面を分析している。「トーゴはいいチームだと思う。点に絡むように頑張りたい」と朴とつに誓った森本の時間にルーズな部分などイタリア人的なメンタリティーを把握した様子だ。

 「守備をしなければいけない試合の中で森本がどれだけやれるかまだ未知数」と岡田監督が慎重に期待を寄せる新鋭を、必殺のスルーパスとピンポイントクロスで援護射撃する。


“個の力持っている”俊輔、新戦力を評価

2009年10月11日 | 記事 日本代表
2009年10月11日 “個の力持っている”俊輔、新戦力を評価
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2009/10/11/12.html
 【日本2―0スコットランド】8日の香港戦でフル出場したMF中村だが、この日もベンチ入りした。出場機会はなかったが、他の選手とともにアップを行い「あんなに長いことアップしたことがないので疲れた」と苦笑いした。それでも、ベンチから戦況を見つめたことで、チームの課題ははっきりと目についた。

 「ハーフタイムで(岡田監督が)パスして止まってる選手が多いと言っていた。案の定、松井、嘉人(大久保)が入ったら抜け出していた。コンセプトが出てこないと動かない。みんな自分の長所を出して頑張ったけど、個の能力だけでは限界がある」。たった1本のパスでさえ、味方選手の動きや特徴を把握した上で出している中村だけに、思うようにパスがつながらなかった前半は、岡田監督同様に物足りなさを感じていた。

 その一方で“個の能力”の素晴らしさも認めている。「みんな飛び道具を持っている。(石川)ナオはスピード、森本は点を取ること、岩政は大きいこと。結果を出している選手が入って連動していけば、底上げになる」と見ていた。

 中村は一緒にプレーするのを楽しみにしている選手としてFW森本の名前を挙げていたが、この日のプレーだけではイメージは膨らまなかった。「ペナルティーエリアで勝負するというタイプ」と感想を語ったが、連係については「実際にやってみないと?そうね」と話すにとどまった。14日のトーゴ戦は森本との同時出場が期待されるが、どうやって持ち味を引き出していくのか注目だ。

俊輔“スコットランドもオレのつらさが分かったか?”

2009年10月10日 | 記事 日本代表
2009年10月10日 俊輔“スコットランドもオレのつらさが分かったか?”
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2009/10/10/05.html
MF中村俊輔にとって、スコットランドは昨季まで4年間プレーしたかつての“地元”。今回の代表には元同僚も含まれている。スコットランドは強行日程で来日しており「ようやく(代表のため長距離移動していた)オレのつらさが分かるんじゃないの」と冗談交じりに話した。自身は先発回避の方向だが「香港戦と一緒で何を意識してできるか。新しい選手はチャンスだと思う」と話していた。9日は途中出場したMF松井を含め香港戦の先発組はフィジカルトレーナー咲花氏の指導のもと、軽いランニングや器具を使ったメニューでクールダウン。背番号10もリラックスしながら汗を流した。

香港戦後 選手コメント (1/2)

2009年10月08日 | 記事 日本代表
2009年10月08日 香港戦後 選手コメント (1/2)
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/text/comment/200910080007-spnavi_1.html
 ■中村俊輔(エスパニョル/スペイン)
「チームコンセプトを意識してやっていた」

(香港は)北朝鮮とも(東アジア選手権で)ドローだったし、まったく侮れない相手だと思ってやっていた。相手に関係なく、二アに低いボールとか、ほかの選手が飛び込んだりとか、チームコンセプトを意識してやっていた。何回かゴールに結び付かなかったけど、意識したいい形がチームとしてできていた。個人として一番意識したのは、サイドで2対2から2対1を作って、ポジションチェンジをちょっとして、おれが引いて(ボールを)もらったときにヤット(遠藤)が出たり、ハセ(長谷部)が動いたりして相手を混乱させるとか。松井も個人プラスチーム戦術をよく理解してきていると思うから、中に絞ってドリブルとかしていたし、それが収穫だった。あとは(大久保)嘉人が外に開いたりとかね。

 FWもよく連動していた。(佐藤)寿人も久しぶりだったけど、いい動き出しをしていたし、岡ちゃん(岡崎)は点を取っていたし、嘉人も裏に出るタイミングが良かった。何度か合わない場面はあったし、自分も1人でパスミスした場面があったけど、強い相手だとああはいかない。でも、高いレベルを意識してやった結果、ミスしたのはしょうがない。それが今日はほとんどできたのが良かった。コマ(駒野)も右サイドで良かったし、徳永も今日初めてやったけど、駆け上がるタイミングが良かった。そういう収穫があった。
 ハーフタイムに監督も言ってたけど、まだFWとかがサイドから(クロスを)上げた瞬間に、もっと全速力で相手をなぎ倒すくらいの迫力で(ゴールを決めて)来いと。細かいミスはしょうがないと。

 今日、おれはわざとやってみたことがある。オランダ戦とかガーナ戦の穴を埋めることと、新しいことを今日はやってみた。3ボランチっぽくなっているときにヤットが開いたり、ハセが飛び出してシュートまで行くとか、松井が斜めに戻ったりしてたから、ああいうのはすごく強い相手にも利くと思う。中が絞ったりすると、外はもっと上がりやすくなるし、ボランチ2枚に自分もいたりすれば、ボールも回りやすくなる。(相手に)回されたと思ってサイドハーフが開いたら、サイドバックとサイドバックが1対1になる。もちろん前の方の仕事もしなきゃいけないけど、バランスを見ながらだね。オランダ遠征でも、サイドで2対1を作るタイミングとか忘れがちだった。コマとか長友とかね。前に前に行きすぎってところがあったから、ハーフタイムで「もう少しお前が落ち着かせろ」と岡田さんにも言われたし。

(国際Aマッチ出場数でカズ(三浦知良)を超えたが)そうなんですか。まあ、うれしいけど。内容はカズさんの方が全然上だし、存在感も上だから。(自分は)足元にも及ばない。