中村俊茸

とあるサッカー選手の軌跡とコメント集

Goal.com選出『リーガ・ワーストイレブン』

2009年12月29日 | 記事 エスパニョル
2009年12月29日 Goal.com選出『リーガ・ワーストイレブン』
http://www.goal.com/en/news/1717/editorial/2009/12/29/1714646/spanish-inquisition-la-liga-worst-team-of-the-season
Shunsuke Nakamura (Espanyol) - Big things were expected from the Japanese attacking midfielder in what is his debut season in Spain but things haven't gone according to plan. After enjoying four successful seasons with Scottish giants Celtic, Nakamura's time at Espanyol so far has been pretty much abysmal. He has started just six league games and made a substitute appearance in four others and has failed to net even once. Moreover, the free-kick specialist has had just three shots on target but he does have one assist to his name.

出番なしエスパ俊輔に“励ましの声”

2009年12月23日 | 記事 エスパニョル
2009年12月23日 出番なしエスパ俊輔に“励ましの声”
http://www.daily.co.jp/soccer/2009/12/23/0002598863.shtml
 スペイン1部リーグ・エスパニョールの日本代表MF中村俊輔(31)が22日、成田空港着の航空機で帰国した。

 スペイン挑戦実現から苦闘の半年が終わった。09年最終戦となった20日・アルメニア戦も出番なし。出場機会減少がW杯に悪影響を及ぼすとの声もあるが「ここ(エスパニョール)でどうやったら(試合に)出られるかいろいろ考えないと。さらに試行錯誤する」とあくまで前向きに話した。

 励ましもある。奇跡の残留につながった昨季終盤の快進撃(10戦8勝1分け1敗)の立役者は、前半戦ではチームになじめず低迷したMFネネ(現モナコ)。「ネネだって活躍したのは最後の3カ月」と、現在仏リーグ得点ランクトップ(10点)を快走するアタッカーを例に出し、激励してくれているスタッフもいる。

 再開は来年1月2日・バレンシア戦。「最後は普通に楽しく、バカみたいにわーっとやった方がうまくいくかもしれないしね。W杯を控えて試合勘がどうとか言われるかもしれないけど、別にいっぱいいっぱいでもない」。セルティック時代にはなかった冬季休暇で心身を休め、再始動する。

第15節 エスパニョル 2-0 アルメリア

2009年12月21日 | 記事 エスパニョル
2009年12月21日 第15節 エスパニョル 2-0 アルメリア
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/eusoccer/0910/spain/text/200912070003-spnavi.html
 前節までリーグ戦5連敗、5試合無得点で17位に低迷するエスパニョルは、同勝ち点で並ぶアルメリアと対戦。前節のバルセロナ・ダービーで不振脱出の手応えをつかんだポチェッティーノ監督は、前節とほぼ同じメンバーを先発に起用した。
 試合は、エスパニョルがトップ下に入ったベルドゥを中心にボールを支配。何度か決定機を迎えるが、前線の得点力不足は深刻でなかなかゴールを奪えない。一方のアルメリアは覇気を感じさせないプレーが目立ち、攻撃も単発に終わる。両チーム不完全燃焼のまま前半終了かと思われたロスタイム、右サイドに流れたベルドゥが上げたクロスに、ボランチのハビ・マルケスが走り込みながら左足で合わせて、エスパニョルが先制した。
 6試合ぶりのゴールで重圧から解放されたのか、後半はほぼエスパニョルのペースで試合が進む。そして迎えた81分、ハビ・マルケスのミドルシュートをGKがはじいたところに途中出場のコロミナスが詰めて2-0。ボールを効果的にさばいたベルドゥと、今季リーグ戦初先発ながら2得点に絡んだハビ・マルケスの活躍で、エスパニョルは第7節以来8試合ぶりの勝利を手にした。中村俊輔の出場機会はなかった。
 以下、試合後の中村のコメント。

■ちょっといろいろ考ようかな
――出番はなかったが

 まあ、勝ったことは良かったと思う。

――試合に出ていなかったから内容という感じでもないと思うが

 相手(の力)は分からないけど、今日はベルドゥがトップ下に入ってチャンスはそこから作っていたから。あのポジション(トップ下)でああいうタイプ(の起用)がこれから続けば。サイドとかトップ下とかボランチとかいろいろとできるけど……。それはちょっと良かったかな。ベルドゥが頑張ってくれたから。

――1週間オフとなるが気持ちを切り替えてという感じか

 気持ちを切り替えるというか、ちょっとまあいろいろ考えようかな……、なんか今日の交代とか見てもね。うーん、まあちょっといろいろ考えます。

英タイムズが去就報道も俊輔「知らない」

2009年12月17日 | 記事 エスパニョル
2009年12月17日 英タイムズが去就報道も俊輔「知らない」
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2009/12/17/01.html
 結果が出ていないエスパニョールのMF中村俊輔の去就問題が取りざたされた。

 16日付のスポルトは、英タイムズのスコットランド版でセルティック担当記者が「子供に適した日本人学校がないことがネックとなり、今季終了時に帰国する可能性もある」という内容のコラムを掲載したことを紹介。これを受け、16日はポチェッティーノ監督に中村に関する質問が集中した。指揮官は「文化もフットボールも違う。彼を助けるために、できる限りのことをクラブはしているが、考えていた以上に難しいようだ」とコメント。これに対して中村は「あとはオレが頑張るだけ」と答え、タイムズのコラムについては「知らないし興味がない」と無関心を決め込んでいた。

俊輔、今季限り退団も…戦術かみ合わず

2009年12月17日 | 記事 エスパニョル
2009年12月17日 俊輔、今季限り退団も…戦術かみ合わず
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/headlines/20091217-00000019-dal-socc.html
 スペイン1部・エスパニョールの日本代表MF中村俊輔(31)が今季限りで退団する可能性が出てきたとスペイン紙スポルトが16日付で報じた。昨季まで在籍したスコットランド・プレミアのセルティック時代に中村と親交が深かった記者が明かしたもの。チームへの適応が進まず出場機会も減っており、今後の起用法も不透明。このままでは2年契約を全うせずチームを去ることもありうるという。
  ◇  ◇
 夢にまで見たスペインに渡り、5カ月が過ぎた。しかし、俊輔の苦境は続く。そんな中、セルティック在籍時に自伝「The Zen(禅)of Nakamura」を執筆するなど、中村と親交が深いマルティン・グレイグ記者が今後についての記事を発表した。
 スポルト紙によると同記者は「エスパニョールと2年契約を結んでいるが、全うするのは難しいだろう」と記している。具体例として、俊輔の移籍はアンリやイニエスタ、イブラヒモビッチら一流選手と戦う目的もあったが、待望の前節バルセロナ戦で出場機会がなかったことを指摘。さらに「10月ごろから『31歳の今ではなく、29歳のときに来るべきだったのかもしれない』と思うようになった」と、俊輔が打ち明けたととれる談話を引用している。
 また、「バルセロナに日本の学校がないことは大きなマイナス要素で、今季終了後に帰国することになるかもしれない」と、移籍交渉の際に懸案となっていた子どもの教育問題についての“内情”も明かした。
 中村は今季フル出場はわずか3試合、まだ得点も挙げていない。「こつこつと仕事をするしかない。ポジティブにやっていく」と話すが、光明は見えない。チームがリーグ戦5連敗していることもあり、スター扱いで歓迎した地元メディアやサポーターの声も日に日に厳しさを増している。
 連係の中で才能を発揮するタイプだが、エスパニョールはやや大味なスタイルのため持ち味を出せていない。ポチェッティーノ監督は「ナカは苦労しながらも少しずつ学んで適応しようと努めている」と話しながらも、起用法は明確にしていない。6月のW杯を控え、このまま出場機会を失えば、日本代表にも痛手。状況が好転しないなら、中村が大きな決断を下す可能性もあり得る。

「具体的な貢献なし」地元紙が俊輔酷評

2009年12月16日 | 記事 エスパニョル
2009年12月16日 「具体的な貢献なし」地元紙が俊輔酷評
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2009/12/16/11.html
 エスパニョールのMF中村俊輔を地元紙が酷評した。15日付のエル・ムンド・デポルティーボは「いまだに具体的な貢献なし」という見出しを立てて「移籍して5カ月たったが、期待された活躍を見せていない。クラブがアジア市場の開拓を狙っている間に、プレーすらできずに存在感を失ってしまうかもしれない」と報じた。

 14日の練習で軽快な動きを見せた中村は「次(アルメリア戦)で今年最後だし、負けたら降格圏内だから、あきらめずに頑張りたい」と動揺も見せずに話した。

俊輔、アピール実らず…バルサ戦出番なし

2009年12月14日 | 記事 エスパニョル
2009年12月14日 俊輔、アピール実らず…バルサ戦出番なし
http://www.sanspo.com/soccer/news/091214/scb0912140503000-n1.htm
スペインリーグ・エスパニョールの日本代表MF中村俊輔(31)は12日、バルセロナ戦(アウェー)でベンチに入ったが出場機会はなし。チームも0-1で敗れた。

 「オレの行くところは必ずダービーがある」と思いをはせた王者との、敵地カンプノウでのダービーマッチ。試合中、何度もアップしてアピールしたものの、ポチェッティーノ監督からベンチに戻るよう指示されるなど無念の結果に終わった。

 失点は前半39分のFWイブラヒモビッチのPKのみながら、チームはこれで5連敗。俊輔は試合後、悔しさからか珍しく取材ゾーンに姿を見せなかった。司令塔の苦境は来夏の南ア杯へ、岡田ジャパンにも暗い影を落とす。

俊輔、「ダービー」前の練習でヒヤリ

2009年12月09日 | 記事 エスパニョル
2009年12月09日 俊輔、「ダービー」前の練習でヒヤリ
http://www.nikkansports.com/soccer/world/news/p-sc-tp3-20091209-574002.html
 エスパニョールMF中村俊輔(31)が8日、待望の「ダービー」を前にヒヤリとした。ミニゲームでパスを出した際に相手選手の足が入り、ピッチにうずくまった。周囲に緊張感が走ったが、何事もなかったようにプレーを続けた。中村は「足首をひねらなくてよかった。腫れているけど。日本なら接触を避けるところだけど、こっちでは足を投げ出してくるのが普通」と気にする様子はなかった。次節は大事なバルセロナ戦(12日)。大事に至らず、安堵(あんど)の表情を浮かべた。

俊輔2試合連続惨敗 消極的なプレーに客からブーイング

2009年12月07日 | 記事 エスパニョル
2009年12月07日 俊輔2試合連続惨敗 消極的なプレーに客からブーイング
http://www.zakzak.co.jp/sports/soccer/news/20091207/soc0912071224001-n2.htm
 サッカーのスペインリーグ第13節が6日、行われ、日本代表MF中村俊輔(31)が所属するエスパニョールはホームで19位のラシンに0-4で敗れた。前節のAマドリード戦に続く4失点完敗で、ポチェッティーノ監督の去就も怪しくなってきた。

 前節の惨敗を受け、メンバーは大幅に入れ替わり、中村もベンチスタート。前半こそペースをつかんだが、全員攻撃が災いし、運動量が激減。劣勢の展開に。

 ベンチワークもドタバタで後半2分に先制された後、中村の交代を準備していたところで、あっさり2失点目。直後の8分に中村が投入されたが、ポジションは守備的MF。守備に走り回り、つなぎのパスしか出せず、20分にはバックパスを出した中村に「前だろ、前!」とスタンドから容赦ないブーイングも。チームは23分にPKで3点目を献上、さらに27分に追加点を奪われた。

 これでリーグ戦は4戦連続零敗。次節は敵地で首位バルセロナとの対戦。中村にとっても厳しい戦いが続く。

第13節 エスパニョル 0-4 ラシン

2009年12月07日 | 記事 エスパニョル
2009年12月07日 第13節 エスパニョル 0-4 ラシン
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/eusoccer/0910/spain/text/200912070003-spnavi.html
 前節までわずか1勝で降格圏内に低迷するラシン・サンタンデールをホームに迎えた第13節は、エスパニョルの厳しい現状を浮き彫りにする結果となった。
 ポチェッティーノ監督は0-4で敗戦を喫した前節のアトレティコ・マドリー戦から一挙に6人のメンバーを代えて試合に臨んだが、結果的にこのばくちが大外れ。ボールをキープし、パスをさばける選手を中盤に起用しなかったため、最終ラインから前線にボールを蹴り込むだけの単調な攻撃しかできず、決定機どころかシュートチャンスすら作り出せない。また、ボランチのモイセスが負傷欠場したことで、守備面にも大きな不安を抱えることになった。
 それでも前半はラシンの拙攻にも助けられて0-0で終えたが、後半開始早々の47分にセットプレーから失点すると、集中力が切れたのか、その5分後にもサイドを崩されて失点。ポチェッティーノ監督は53分にイバン・アロンソと中村俊輔、62分にタムードを投入して事態の打開を図ったものの、前節までの12試合で8ゴール、3試合連続得点なしという極度のゴール欠乏症に悩むエスパニョルに2点差をひっくり返す底力はなかった。
 逆にぜい弱な守備陣のすきを突かれて68分と72分にも追加点を奪われ、万事休す。2試合連続4失点で完敗という不甲斐ない戦いぶりに、スタンドからは激しいブーイングが響いた。
 以下は試合後の中村のコメント

■一番最初のころのサッカーに戻した方がいい
―ホームで0-4の敗戦。この結果をどう受け止めるか?

 残念としか言いようがない。

――大量失点が2試合続いているが、今のチームの状況をどうとらえている?

 負けが続いているときは、いろいろ試したりする。それでもうまくいかなくて、どんどん悪い流れになることもあるから。自分の経験からしても、こういうときに下を向く必要はない。小さいミスが多過ぎるから、そこをどうにかしないと。簡単に相手にボールを渡し過ぎだし、そこらへんを改善しつつっていう感じか。

――自身はどういうことを考えてピッチに入った?

 0-1だったら状況も違ったけど、入る前に0-2になっちゃったんで雰囲気も良くなかった。とりあえずボールを落ち着かせてやろうとしたんだけど。

――フォルリンとのコンビネーションは?

 2人の関係じゃなくて、全部の問題。最終ラインがボールを持っているときに、一番前で4枚並んでロングボールを要求してるし、かといってヘディングで勝てるわけでもない。うまく進んでいるときはそれで良いと思うけど、悪くなったときに違う引き出しがない。

――厳しい局面で投入されたが?

 そういうときは自分のプレーをするだけでしょ。やり方が変わらない限り、誰かがポジションを代わって入ったとしても、あまり変わらないんじゃないかな。(現状では)コロミナスもカジェホンも逆に良さが出ないような気がする。
 相手は何も難しいことはしていないけど、誰かがはたいているうちに誰かが走るという関係ができている。(エスパニョルは)2人だけの関係が多いじゃないですか。ロングボールを蹴ってなんとか前で運良くこぼれたり、運良く何かが起きたらそこからはじめて第2の攻撃ができる。今に始まったことじゃないけど、第2の攻撃が始められる確率がちょっと低い。だから、おれが言うことじゃないけど、あれこれ変えるより、一回、一番最初のころ(のサッカー)に戻した方がいいんじゃないかな。

――4連敗で厳しいチーム状況になってきたが?

 おれはイタリアで3年連続で厳しい状況を味わっているから、これくらいじゃまだまだだけど、こういうのは早めに対処しておかないと。そんなときに(次節の相手が)バルセロナだったりする。でもそういう相手に例えば0-1や0-2で負けたとしても、次につながる負け方もあると思う。
 今日は、0-4という(結果)より、違うところでネガティブになってしまうような内容だった。ここにいなかったから分からないけど、去年も急にバーっと(順位が)上がったときの雰囲気とかあるわけだし、いろいろなパターンがある。誰かが何かするのを待ったり、監督が何かをするのを待つんじゃくて、自分としてもそうだけど、何かを起こすっていうか、こつこつやる。戦術もそうだけど、そういうことを全員がやるしかないんじゃないかな。

――次節はバルセロナ戦になるが印象は?

 デポルティボとの試合も、上の方の順位のチームが一生懸命ホームで守っているのに、崩して決めちゃうところが(レベルが)抜けてる。1人でも何でもできるし、連動して2、3人でも崩せるし、そこらへんがちょっと抜けているかな。

――どのような気持ちでダービーに臨む?

 ポジティブな感じで。今日もそうだけど、個人的にはだんだん中(ピッチ中央)でやらせてもらえているし、そういう風に監督も考えてくれている。チームのために小さい仕事をコツコツとやりたい。そうしないと、自分のプレーばかりしてもかみ合わないで、そこでプレーが終わっちゃう。