珈琲おいしい

日々の日記の予定だったけど最近ゲームコラム風。いまとなってはレゲーレビューブログかな。

ワンダと巨像 その6【PS2】

2006-05-09 01:20:33 | PlayStation/PS2
本日更新タイミングずれでもう1本アップしてます。
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長かった巨像たちとの戦いにも
やっと終焉を迎えることが出来ました。

その数16体。

大小様々な巨像さん達が出てきましたが、
ソレをすべて退治した、主人公『ワンダ』。大したもんだ。
ソレをすべて操作してたのは俺なので、俺。大したもんだ。

といいたくなるぐらいに、『巨像』の大きさや完成度、

「ホントニコレタオセルノ?」

という意識レベルから入る演出のため、今考えても

「ヨクアンナキョゾウタオセタヨネ~!HAHAHA」

ってな感じである。
ホントに巨像退治の迫力とゲーム全体を包む雰囲気。
また、実写とも感じさせる背景など、絵的な表現は満点である。

ゲーム性でいうと、正直大変なのは巨像を倒すための
弱点を発見するところ。
自分の場合は最後の巨像以外は、わりとサクサク進めたというのが
正直な感想で。

巨像に乗っかったあと、振り落とされないように必死に
巨像の毛につかまる。しかし、長いこと握力も持たないから

「あ!」

なんて感じで落下してしまうこともしばしば。
そうなると再度登るのは大変なので、何とか巨像の上で
つかまらずにバランスを取るところを探して握力回復したり
弱点探したり。

正直巨像退治に全てをささげるゲームで、その巨像退治も
ユックリしているヒマが無く。
かなり迫力がありました。
手汗がものすごく出るゲームでした。

以前の記事にも書きましたが、一体の巨像を倒すのに
大体1時間取ればなんとかなります。(移動時間含む)
そのため、ストーリーを追うタイプのRPGなどとはまた
違った楽しみ方、というのがこのゲームのいいところだったと
思えます。

その代わり、一度挫折するとしばらく距離をとってしまいかねない
作りなので、一気にプレイ出来る連休などはちょうどよかったかと
思いますね。

ステージクリア型?という感じでしょうか。


(ここからネタバレ注意)

で、エンディングを迎えたわけですが、
なんとも切ない、ソレでいて悲しいエンディングだったなぁ。
というのが感想。

正直言って『ワンダ』はむくわれません。
(おそらく)最愛の女性を生き返らせる禁断の術を使うため
死ぬ思いをして巨像を16体も倒したって言うのに・・・

その姿を見ることなく、『ワンダ』は・・・


で、その必死な思いで巨像を倒した『ワンダ』・・・
すなわちプレイヤーである俺が必死になったということなんですが、
そうなると・・・

俺がむくわれてねぇ!

なんのためにここまで巨像を倒してきたんだ!
な~んて感情も生まれるわけでして。

あと5年若かったら、なんて素敵なエンディングなんだ~・・・と
悲劇をも素敵な作品として見れただろうな、と思うんですけど、
この歳になるとね。悲劇のエンディングが納得いかなかったりします。
やっぱどこかでハッピーエンドで終わってほしいな。

というのが正直な感想でした。

とはいえ、完成度の高い背景、巨像。
ホントに倒すべきなのか・・・と思わせる美しくも優雅な巨像、
Pジオングか!?と思わせる巨像。
永遠に広がるように見える大地。
巨像の弱点探しというヒラメキの必要なゲーム性。
そして、悲しみと喜びのあるエンディング。


満足のいく作品でした。
終わってしまったことに多少の寂しさもありますしね。


もしこのソフトを手にすることがあるならば
是非プレイをオススメします。

最後まで行くのには時間がかかりますが、巨像登場のシーン
そして退治のシーンは必見です。


それじゃまた。


≪関連ページ≫
ワンダと巨像(公式Webサイト)

≪当ブログ過去ログ≫
●ワンダと巨像【PS2】その1 その2 その3 その4 その5


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おめでとうございます!! (ひらまお)
2006-05-09 03:22:43
『ワンダと巨像』クリアおめでとうございます!!



『ワンダと巨像』に距離を置いてしまったひらまおです。こんばんわ。



いや~、残念です。できればクリアしたい作品でした。もうあと5歳若ければ………たぶん頑張ってクリアしたでしょうが、いかんせん歳をとりすぎました。見切りが早くなっちゃうんですな。



ちょっとプレイしないと、「あ、もうきっとこのゲーム遊ばない。売ろう」という風になっています。うーん、悪癖悪癖。



しかし、このゲームの素晴らしさは巨像5体分ですが満喫できて良かったと思います。振り落とされないように必死でパッドを握る興奮はゲームでは滅多に味わえない物でした。









しかし、最近は映像美に凝ると共に、ロード時間も長く多くなっていく傾向がありますねえ。どんなに短いロードでも、プレイヤーはその瞬間ゲームの世界と切り離されてしまうのですから、メーカーさんはできるだけこの時間を減らすような作り方をして欲しいと思います。今、DSが爆発的な売れ行きを見せているのも、やはりDSがロード時間のないカード型ソフトを搭載しているからだと思います。



キューブはほとんどロード時間の感じさせないソフトが多かったので、引き続きwiiでもその姿勢を貫いていって欲しいと思います。

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年の功 (kuroo0)
2006-05-09 22:58:02
ひらまおさん

コンバンワ!

無事クリアしましたよ!『ワンダと巨像』。

ブログ本編でも書きましたが、結っっっっ構大変でした。



時間的にはサクサク進んでいたのですが

実は迷子になることが多くて、移動時間が

カナリ取られてたのが不満点かもしれません。

本編では書いてませんでしたけどね。



後で弟にマップの見かたのコツを教えてもらったら

その後は移動もラクラクでした。



映像ですね。ソレは売り的に一日の長があるというか。

ソレがなかったらあまり意味の無い作品

だったかもしれませんしね。





しかし、今日書く予定のPS3はさらに映像美が

上がっているようですが、『FF13』のプロモーションを

見た限りだと取り立てて驚くところが無く…



映像美はもう必要ないんじゃないかな?とも

思えますね。

『ゼルダ』はあの完成度で最高に嬉しいですけどね!



あと、ロード時間ですが、3DポリゴンのRPG

『FF3』で速さを実感できるんじゃないかなと

感じてます。



移動時に間違ってマップ切り替えになっても『バテン』は

ストレスがたまりませんでしたね!

今思うと『FF12』も『ロマサガミンストレルソング』も

結構遅くて。

間違って移動すると凹みますもんね~。



『Wii』がどうなるかは楽しみですが

今夜の講演に期待ですね!

返信する
Unknown (ゆず)
2006-05-10 01:52:10
始めまして!



初クリアおめでとうございます。

エンディングに関しては結構みなさん悲しすぎる

という意見が多いようですね。

ICOをされると「報われたかもしれない」

とか思えてくるかもと私は思います。

返信する
始めまして! (kuroo0)
2006-05-10 12:23:04
ゆずさん

始めまして!kuroo0です。

アドバイスありがとうございます。



実はカミさんが、未プレイなんですが、

攻略掲示板で情報収集してまして…

なんか『ICO』と世界が繋がってる!?

という情報を入手しました。



そんな訳で只今カミさんは『ICO』の小説版を

満喫中です!



自分も機会があればプレイして

みようと思っている一品です!



また遊びに来てくださいね!
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