珈琲おいしい

日々の日記の予定だったけど最近ゲームコラム風。いまとなってはレゲーレビューブログかな。

ゼルダの伝説 風のタクト その6 【GC】

2006-08-24 02:28:34 | GAMECUBE
やっと夏の感想文を書けそうだ。
そのタイトルはというと・・・

『ゼルダの伝説 風のタクト』!だ!

だいぶ前にクリアしたことはお伝えしたのですが、
書上げた段階で気を失いそうなくらい眠くて。
感想を述べずに終了してしまっていたので・・・

今日はそういう意味でクリアしての所感を述べてみようかと思います。

~~~~~

まず、イントロがすごい感動した。
壁画のようなイラスト。伝説の語り継がれ方。
いままでプレイした『ゼルダ』ではこんなイントロ見たことがありませんでした。
BGMも凄くよかったし。

そんなイントロもつかの間。
主人公の『リンク』に当たる少年が、今回は、特にハイラルの『時の勇者リンク』とは
なんの関係もないところが良かった。

勇気の証として緑の衣装をまとうという風習、伝説の語り継がれ方。
なんとも、ファミコン時代から『ゼルダ』を楽しんでいる身からすると・・・
悲しくもあり、嬉しくもある演出ではありました。

当時センセーショナルな変化で話題になった
『2D』的な演出を行えるセルシェーダーでの『風のタクト』。
個人的には『ワーナー』『ディズニー』的な雰囲気っぽくて
大歓迎でした。
実際にプレイしても、期待通りに『リンク』は動いてくれました。


そして封じられた過去。

不思議なもので、ココまでの『ゼルダの伝説』シリーズでは
特に時代の背景や歴史的なものは描かれてなかったのですが
今作においては、『時の勇者リンク』との兼ね合いの部分が
多く描かれていたような気がします。

珍しいですよね。『ゼルダ』でこういった演出は。
でも割とマッチしていて、古参ユーザーの俺からすると大変
魅力のある物語でした。

しかしながら、先にも書きましたが過去の『時の勇者リンク』と
全く関係がなく『風の勇者』として『トライフォース』に認められる
っていう演出もよかった。

これが実は過去の血縁がつながっていて・・・とかなっていたら
結構ゲンナリ系だったことでしょう。


しかし、イメージがずいぶんと違っている部分もありました。
というのは、大方のサイトやブログなどで述べられているように
相当に大航海が大変だった。
方向を変更するのに風向きを毎回変えなきゃいけないところ。と、
海を渡る時間が長く感じたところ。

中盤以降、移動の竜巻の術があったのでワリと余裕ができましたが

「あ、あの街行かなきゃ」

とすると大航海の始まり始まり。タバコが1本吸えます。
そんな意味では移動に難ありなところが目立ちました。

それから終盤の『トライフォース』集め。
「その5」でも記載しましたが、あっさり集まってしまった。

広く言われているところでは海を渡り、引揚げ作業が手間。と
多く言われてますが、自分の場合逆で、

「こんなに難なく集まっちゃってイイの?」

ってのがホンネ。
ダンジョンの攻略無いの??
ってのもホンネ。

ま、時間の無いサラリーマンには優しい作りになっていた気もしますが。

~~~~~

ある意味過去の『ゼルダの伝説』とは一線を画した作品であったと思えます。
島に渡ってからの冒険はしっかり『ゼルダの伝説』でしたし、
ゲーム自体はもうスッカリ『ゼルダ』だし。

しかし、その半分くらい、(もうちょっと少ないかな)を海の移動に
費やした感のある移動部分。
やっぱり別の。そして新ジャンルを生み出そうとして消化不良に
なった感も否めませんでした。が。

一部ユーザーさんたちには難易度低めといわれるこの作品。
自分はしっかりと楽しむ事ができました。
けど、もうちょっと骨のある作りでも文句は無かった気もしないでも
ありませんが。

多分それは相当に贅沢を言ってるだけ。と、反省。
コレはこれで十二分に楽しむ事ができた『ゼルダの伝説』だったなぁと
再認識させてくれた名作でした。

それじゃ今日はこの辺で。


P,S.
ちなみに序盤の剣を落とした時のタルの移動。
あれってモロ『メタ○ギア』じゃないの?というのはタブーですか。

≪関連ページ≫
ゼルダの伝説 風のタクト(公式WEBサイト)

≪当ページ過去ログ≫
△ゼルダの伝説 風のタクト【GC】 その1 その2 その3 その4 その5
ゼルダの伝説 4つの剣+【GC】
△THE LEGEND OF ZELDA TWILIGHT PRINCESS その1 その2 その3
△ゼルダの伝説 夢を見る島 その1 その2
ゼルダの伝説20周年△【News&コラム】


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