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日々の日記の予定だったけど最近ゲームコラム風。いまとなってはレゲーレビューブログかな。

西村京太郎サスペンス2 新探偵シリーズ 金沢・函館・極寒の峡谷 復讐の影【DS】その2

2009-03-12 00:21:09 | GAMECUBE
『西村京太郎サスペンス2 新探偵シリーズ 金沢・函館・極寒の峡谷 復讐の影』を
クリアしました!!

いやー。

サクサク進めてちょっと不安になるぐらいでした。

~~~~~

このゲーム。推理小説を読むようなスピードで進めるのがいいみたい。
どちらかと言うと、『推理アドベンチャーゲーム』ではなくて
『ミステリー番組』のゲーム版。という感じだ。

今度出る『相棒DS』もそうだけど、きっとテレビのCM中などに
「あの情報で・・・」とか「あれが犯人よ!!」とかを

ゲーム中で出来る。という感じのほうがきっといいように思える。

だから自分が主人公『新 一新』になるのではなく。
どちらかと言うと流れるストーリーを眺める、と言うタイプかな。

やっぱり推理小説に近いのかも。


と、『忍之閻魔帳』さんで『西村京太郎』モノを紹介していた際に
「シニア層を対象」という記事を読んだので上記のような理解になったんです。

と言うわけで、それを込みで最終章のプレイを再開した。

~~~~~

最終章には『逆転裁判』で言う所の『ミツルギ』のような
エリート探偵がライバル的ポジションで登場する。

ま、敵というわけではなく、共同戦線をはってミステリーを
解決するので、とりわけ問題なく物語りは進む。

ここに来て、ようやく魅力の感じられる物語が出始めてきたわけだが。

このぐらいの質のストーリーを1章と2章でもやるべきだったんじゃないかなぁ。
と思った。
『逆転裁判』は主に『4章』に分かれたシナリオ展開で
一番最初のシナリオは『チュートリアル』的な操作を覚えるための
モノであるから簡単にはなってるんだけども…。

そのシナリオたちが最終章まで何気に絡み合うというナイスな演出を
かもし出してくれてるんだけど、この

『西村京太郎サスペンス2 新探偵シリーズ 金沢・函館・極寒の峡谷 復讐の影』は
どちらかというと、短編小説的で、主人公達はそれぞれの別の
事件を淡々とこなしていく形になってしまっている。

まぁ『2章』と『最終章』は若干つながっていないことも無いけど。

なんとなく。物足りなさを感じなくもない。

~~~~~

決してつまらないわけじゃないと言う所は言っておきたい所だけど
やっぱり物足りなさが残るゲームだったかも。

もうちょっとシナリオに幅と厚みを持たせてくれてもいいような・・・

という所でした。


昔プレイした『ファミコン時代』の『西村京太郎』の2本も
小学生だったから厚みを感じたのだろうか・・・

今やったらこのぐらいの印象で終っちゃうゲームだったのかな・・・

次回作があるならば、キャラクターデザインから何から
もうちょっと雰囲気作りをバッサリ変えてしまったほうが
いいような気がする。

というか『PSP』で『西村京太郎』モノが発売されるんだけども
そっちのほうが魅力を感じてしまったり。

やはりこのゲームは『シニア層』を狙ったゲームだったのかな。

それなら正解だったかもしれないけどね。

個人的には、ちょっと。残念気味でした。

今日はこの辺で。


P.S.
結局あの●●と△△に血のつながりがあったことだって
物語を膨らませる伏線になってなかったしなぁ・・・

≪関連ページ≫
 ●西村京太郎サスペンス2 新探偵シリーズ 金沢・函館・極寒の峡谷 復讐の影(公式Webサイト)
 ●西村京太郎トラベルミステリー 悪逆の季節 東京~南紀白浜連続殺人事件(公式Webサイト)
  ⇒これはPSP版の新作。面白そう。
 ●DSで「火サス」。「DS西村京太郎サスペンス 殺意の罠」(忍之閻魔帳さん)
  ⇒そうか・・・西村京太郎は「あくまでも「原案・監修」であるという点だけは注意しておきたい。」だったのか・・・

≪当ブログ過去ログ≫
 ●西村京太郎サスペンス2 新探偵シリーズ 金沢・函館・極寒の峡谷 復讐の影【DS】
 ●DS西村京太郎サスペンス 新探偵シリーズ 京都・熱海・絶海の孤島 殺意の罠【DS】
 ●犬神家の一族【DS】 その2
 ●ナナシノゲエム 体験版【DS】
 ●恐怖と緊張感と楽しさと。【etc】
 ●ワケアリ部屋のつづき【DS】
 ●ウィッシュルーム 天使の記憶 その2
 ●ウィッシュルーム 天使の記憶 体験版【DS】
 ●アナザーコード 2つの記憶【DS】その1 その2
 ●探偵・癸生川凌介事件譚 仮面幻影殺人事件【DS】(注:辛口)

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