* 第３７回・ 九吟連吟詠大会・・・於：長崎

今日は、長崎の‘大村中央公民館’で、九吟連吟詠大会が有りました。
先般の予選会などを無事クリアして勝ち抜いた人達が更なる優秀賞を目指してバトルを展開します。

私達、西日本吟詠会http://kamei.dee.cc/岩戸扇陽会からは小松先生始め4人の参加となり、例年、この大会に合わせて催行される「吟行会」の貸切バスに便乗させて頂きました。
9時半の開会式の為に、博多駅・筑紫口を7時出発と言うハードスケジュールでしたが、バス配車の6時半には既に満席状態という会員さんの時間厳守ぶりに、初参加の私は驚きでした。

‘のべつまくなし’喋り続けるプロ根性・丸出し？の、賑やかなガイドさんを尻目に座席のアチラコチラでは、コックリコックリが始まりました。
それもそのはず、大半の方が早朝出発に合わせて、３時４時の起床と言います。
一家の主婦が一日もしくは二日家を空けるとなると、それなりの準備が必要なんです。
後部座席の、ある先生は、心地良い揺れとガイドさんの少しイントネーションのある語りが、おふくろを思い出し、熟睡できたと優しい笑顔でした。
思い思いに贅沢な朝のひと時を過ごし、２時間余り経つとバスは大村湾を望む国道沿いのコミュニティセンター大村中央公民館に到着しました。

開会式が済むと早速、競吟開始ですがトップバッターは、小学生の日菜子ちゃんです。
しょっぱな！と言うハンディも、感じられない堂々とした吟詠は、後に続くものにもパワー振りまいてくれてるようでした。
競吟中は禁止されてる拍手ですが、幼少年の健闘ぶりにはツイツイ、テーブルの下で、コッソリ！拍手してしまいます。

写真のエントリー№３の有美ちゃんも大健闘の結果、喜ばしい入賞でしたが、いつも「青年の部」で吟詠する兄・大地君と仲の良い参加です。
大会の度に、いつもお母さんとフアミリーで、参加される光景が、とてもアットホームで、毎回、心温まります。
今日も福岡から迎えに来てくれると言うお父さんを待って、審査発表までの待機でしたが、列車で帰福する我々は、一足先に中座しました。

大村駅から諫早までの在来線を乗り継ぎ‘特急・かもめ４２号’に乗り換えて、車窓からは夕暮れの広大な諫早湾を眺めながら博多駅まで乗車と言う楽しい列車の旅に大満足でした。
２時間余りの列車の旅に、まるで時間が止まったかのようなスローライフを楽しんだのも束の間、博多駅では‘かもめ４２号’を降りて２分間で博多南駅行き新幹線乗り換えと言う大ハプニングに遭遇！・・・ようやく自宅に到着したのは、９時を少し回った頃でした。