新・私に続きを記させて(くろまっくのブログ)

ハイキングに里山再生、れんちゃんとお父さんの日々。

春の五月山へ① 望海亭跡から五月台、愛宕神社から吊り橋、日の丸展望台・五月平へ

2023年03月12日 | れんのハイキング日記
こんにちは…!

労働組合の3年ぶりの春の厚生行事が、摩耶山ハイキングに決まりました…!
労組にはハイキング部がぁって、当日はみんなを先導してくれるんです…よ。

私もとっても楽しみ…!

山登りが苦手な人はロープウェーでもOKなゆるハイクですが、父が「おれも登るぜ」というと、「げっ。クロさん、まじですか」とハイキングの部長さんにいわれてしまったそうです…はぃ。

最近は農作業に精を出してぃますが、若い頃の父を知らない人たちから見たら、父は典型的なインドア派で、さらに病気をして、右足に麻痺が残ってしまぃましたから……。

父は、若い頃に登った六甲山にもう一度登るのが夢なんだそうです…はぃ。

脳梗塞で入院して、絶対安静の生活が終わってフロア内の歩行許可が降りたとき、父は朝昼晩、一周200歩のフロアを50周して、毎日1万歩を達成しました…はぃ。
「こんな患者さんは初めて見た」とお医者さんや看護師さんにいわれた父を突き動かしていたのは、絶対に現場に戻るとぃう強い意志、そしてまた六甲に登りたいとぃう夢でした……。
今回、ハイキング企画が立ち上がり、まずは標高699メートルの摩耶山にトライしてみたくなったのだそうです…はぃ。

しかし父は平地のウォーキングはがんばってきましたが、最近、山歩きはほとんどしたことがぁりません…。

「ふむ。落語の『愛宕山』ではないけれど、天保山、茶臼山、真田山くらいだねえ」

って、ぉ父さんそれで本当に摩耶山登るつもりなの?

とぃうわけで、今日はまず標高315メートルの五月山に挑戦することにしました…はぃ!




池田駅に到着したら、五月山公園をめざします…!

ここから山行きに出発…です!



ぉ父さん見て、五月山でよく見られる野鳥たちだって…!
私も野鳥を見てみたいなぁ…。
この日はヤマガラさんも見られて、ウグイスさんのさえずりも聴けて、感動しちゃいました!

しかし、五月山公園に出るだけで、運動不足の父には結構きつかったようで…。



「まだ登るのかー」
って、ハイキングはまだ始まったばかり…だよ?



急傾斜でしたが、登山道がちゃんと整備されてぃて、歩きやすかったです…はぃ!
望海亭跡に到着です…はぃ!

「望海亭」とぃうことは、昔はここから海が望めたのでしょうが、今は木が生い茂ってぃて、視界はききません。
こんな記事がぁりました…。

「この場所に大広寺の開基でもある池田城主池充正が禅談の場所として望海亭を設けました。1469~86年の文明頃に山祥という僧による倉営と伝わりますが、惜しい事に江戸時代の1730~40年の元文頃には廃れていたようです。池田は富裕の地でもあり、産物も多く集まるところでしたので多くの詩人墨客もこの望海亭を訪れて言葉を交したのではないでしょうか。この望海亭は大広寺の関連施設で寺の北側にあり、その大広寺には禁裏の歌会・連歌会に招かれていた(牡丹花)肖柏などの縁の寺です」




ぉ父さん、だいじょうぶ?
朝ごはん、しっかり食べたはずなのに、私もおなか空いちゃった…! 
一休み、一休み…。ちっちゃな頃、動画で見た『一休さん』、私も大好き…!
バナナを食べて、温かい麦茶を飲んで、元気だして…いこ?

エネルギーを補給して、また歩いて…



五月台に到着しました…はぃ!



五月台はすごくいい眺めです! 
猪名川、すごくきれい!
猪名川の花火、私も行ったこと、ぁります…よ!
この猪名川の眺めは、ほっとする風景です…はぃ。

「れんちゃん、よかったねー」って、ぉ父さん、何いってるの?
え? もう帰りたい…?
梅田に戻って、串カツでビール飲みたい? 
まだ朝の10時半…だよ!
きょうは五月山のピークの、日の丸…「ひのきみ粉砕!」…ぉ父さんうるさい!…展望台に行くんでしょ?
標高315メートルは日の丸…「天皇制打倒!」…だからぉ父さんは黙ってて!…展望台の近くの松林の三等二角点の数値…なんだよ。



「自然とのふれあいコース」を通っていくみたい!
五月山のハイキングコースは、あちこちに標識や地図がぁって、わかりやすい…ね!
途中には、吊り橋があるんだって! 行こう!




「自然とのふれあいコース」は五月山ドライブウェイに並走してぃますが…



しかし、道路の脇を歩くのはごく一部で、基本は静かな森の道を歩くコースです…はぃ。
尾根伝いの道だから、歩きやすかったです。



コースに入ってすぐ、愛宕神社の標識を見つけました…!
家に帰って調べましたが、池田の夏の風物詩「がんがら火祭り」は、この愛宕神社のお祭なんだそうです…はぃ。

ね、ぉ参りに行こ? 
ぉ父さん、米朝師匠の「愛宕山」好きでしょ…? 最近は、江戸の愛宕山についても調べてぃたし…。東京港区の愛宕山は、標高25.7メートルなのに、自然地形では23区内最高峰なんだよ…ね。

愛宕神社に着きました…はぃ。
五月山ドライブウェイを渡るときは、猛スピードで走る車やバイクもぁりますから、注意してください…ね。



ぉ参りしてきました…はぃ。
今日も元気に過ごせて、家族もみんな元気で、ごはんもぉいしくて、神様、ぁりがとう…!
どんなに傷ついても、私は希望を信じます…!
私はみんなと一緒に幸せになりたぃ…です…はぃ。

ぉ参りが済んだら、再び、尾根道を歩いていきます…。

ブツブツぃっていたくせに、父も久しぶりに森の中を歩くのが楽しそうです…はぃ。

野鳥のさえずりがにぎやかで、時にウグイスのさえずりも聞こえて、とても癒やされました…。




あこがれの吊り橋に到着です…!

『ゆるキャン△』のリンちゃんとアヤちゃんみたいに、私も吊り橋を渡ってみたくて…。
でも、二人が渡った『塩郷の吊橋』(しおごうのつりばし)のような秘境の吊り橋なんて、私には絶対無理…! これくらいが、ちょうどぃいのです…はぃ。




ぐらぐら、ぐらぐら揺れる…よ…! 
ふふふ…! ふふふ…!
たのしー!
ぁれ、私、なにか変なことぃいました…?
でも、ポケットの中身が下に落ちちゃいそうです…はぃ。

さっき、おじさんが橋の下の草や木の枝を動かしてぃたのは、なにか落としちゃったんだろう…な。あきらめてしまったようで、どこか行ってしまったけれど、声をかけて、探すの手伝ってぁげればよかった…。

じゃ、これから、五月山霊園を越えた先にぁる、日の丸…「天皇制、ゼエゼエ」…ぉ父さん、ぉ茶飲む?…展望台に出発です…はぃ!




五月山霊園に到着しました…!
ここは霊園でいちばん高い場所にぁる、霊園広場です。
五月山ドライブウェイを渡った先ぁる霊園の入口から、霊園広場までの急勾配が、今日いちばん辛いコースだったかも…! 
ぉ父さん、がんばった…ね!


日の丸…「ゼエゼエ、ゼエゼエ」…ぅん、ぉ父さんは休んでぃて…展望台に到着です…はぃ。



展望台は、すごくぃい眺めでした…はぃ!
池田は空気がぉぃしいね…!



公園もぁって、小さな人を連れてくるには、最高のスポットです…はぃ。
駐車場もぁりますから、車でも来られますよ?
ぞうさん、またね…!
少し歩くと…



ここは、なんとぃう場所なのでしょうか…。
東屋もぁる、眺めのいい原っぱがぁりました…はぃ。
皆さん、ここでお弁当を食べたり、休憩したり、思い思いに過ごしてぃました…!
しかし今日の日差しは、夏のようにきつくて…。
大阪は観測史上3月の最高気温の24.6℃だったそうです…! 日焼け止めを塗っていかなかったのを、後悔してしまいました…はぃ。
木陰を探して、父とランチパックのボロネーゼを半分こ…です。
焼きそばパンならぬ、ボロネーゼパンです…ね。
炭水化物に炭水化物で、エネルギー補給です…はぃ!


水仙が咲いてぃました!
森の中では、ウグイスさんの「ホーホケキョ」が聴けて、とってもうれしかったです…はぃ!
じゃ、次は五月平に行ってみよう…!


五月平に到着しました…!

春霞に霞んでしまってぃますが、生駒山や信貴山まで見えます…よ!


こっちは六甲山…!

生駒山も六甲山も見られたし、そろそろ山を降りよう…か。
ぁ、でも、私、逸翁美術館も行ってみたいんだ…!
「絵画の女子会」が明日までだから…!

って、ぉ父さん、何してる…の?


このブルーシートをかぶせたのが、気になる…の?

これ、なんだろ…?

家に帰って調べたら、「がんがら火祭り」のたいまつ台だそうです…。

しかし、このときは、そんなこと知らなくて…。

ぇ? ぉ父さん、この急斜面、降りてみたくなった…の?

さっきまで、「さっさと梅田に戻りたい」って、泣き言ぃっていたくせに?

野性の血が騒ぐ…の?

ばか…なの?


もう階段なくちゃった…よ!



足元注意…だよ!


降りたら別の登山道に通じているのかと思ったのですが、たどり着いた先は、けもの道のような上級者向けのコースのようでした…はぃ。
若いころの父なら、おもしろがって、そのまま下山したかもしれませんが、今は体力の衰えを自覚しているようです。
岩や木の根をつかみがら崖道を攀じ登り、初心者向けに整備された元の登山道に戻ることにしました…はぃ。
「ファイトー!」「一発ーッ!」ごっこができて、おもしろかった? ぉ父さん、やっぱり、ばかなの?
農作業用の軍手持ち歩いてぃて、よかった…ね。

大文字焼きの場所だけぁって、写真でもぉわかりのとおり、たいまつを焚いた跡の炭があちこちにぁりました…はぃ。これから下山コースです…!

(続く)

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