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イスラエルのガサ病院攻撃を弾劾します

2023年11月15日 | 反戦・平和・反差別・さまざまな運動
イスラエル軍は15日、ガザ地区最大のシファ病院に突入し、患者・医療スタッフに死傷者を出したことを弾劾します。


シファ病院にはいまも2000人以上の患者や住民がとどまっており、病院の電源喪失で40人の患者さんが死去したと伝えられています。医療スタッフは、自らの命の危険をかえりみず、手動のエアバッグで空気送りながら、必死の治療を続けているそうです。


イスラエルはハマスが病院の地下などに拠点を設けているなどと主張しましたが、病院の地下からは医療器具以外は何も見つからなかったと伝えられています。


それにもかかわらず、上川外務大臣は、訪問先のサンフランシスコで記者団に対し「すべての当事者が国際人道法を含む国際法を順守しなければならない。例えば『人間の盾』といった、むこの民間人を無用に巻き込むような行為は国際人道法の基本的な原則に反するもので正当化できず決して許されるものではない」と、イスラエルのデマを容認し、この国際法も人道も無視したイスラエルの蛮行を支持したのです。


このことを日本人民は絶対に許してはなりません。どうかみなさんも私と一緒に怒ってください。


戦争とはなんでしょうか。


ナチスとスターリニズム、いわゆる左右の全体主義と闘い抜いたユダヤ人女性思想家のシモーヌ・ヴェイユは言いました。「戦争とは、支配階級が民衆に対する支配を貫徹するために、自分たちが革命で打倒されないために、他国の民衆に自国の民衆を殺させるためのものだ」と。


支配階級は、自分たちの悪政や失政に批判が向かないように、野球、お笑い、ドラマ、芸能人のスキャンダル、そして民衆の分断に余念がありません。SNSは食中毒事件を起こしたおかしなマフィン屋さんのことで盛り上がっていました。私は、そのマフィン屋さんを叩く10分の1の情熱でいいから、政治に、また世界情勢に興味を持っていただきたいのです。


いまの政権与党、その衛星政党は、スポンサーである財界とアメリカの意向が第一で、民衆が死のうが生きようが知ったことではないのです(野党だって、人民大衆の利益より、議席や党内権力に維持が優先されることは多々あるわけですが)。


「内戦」は英語でcivil war、すなわち「市民間の戦争」です。


新型コロナウイルスを五類に移行した政府は、要するに、大阪維新の会と一緒で、大阪でクラスターが発生しまくり、死者が多発した介護施設の老人は死んでください、という政治的メッセージであり、プロパガンダだったと思います。


日本国内の新型コロナの累計死者は6万人だそうです。


そろそろ日露戦争の戦死者数に近づく勢いですね。


自公や維新・国民には、この新型コロナの力を借りて、老人の浄化を進め、医療や社会福祉に関するコストを削減しようという魂胆が見え隠れします。


支持率回復のためなら、中国を挑発して、戦争もやりだしかねない勢いです。


日米戦争だって、戦前の日本帝国主義も完全にアホではなく、勝てる見込みはゼロの戦争を、ほんとうはやる気がなかったはずなんですよ。しかし国内のアホウヨの盛り上がりに追い詰められ、パフォーマンスに走ってしまいました。


いまのイスラエルのガサ侵略戦争は、日本の人たちには「対岸の火事」のように見えているかもしれません。しかし、大切な人たちを守るためにも、イスラエルのガサ侵攻に対して、ぜひ一緒に抗議行動に加わってください。どうかガサ市民、パレスチナ人民を助ける行動に、力を貸してください。

イスラエルはただちにジェノサイドをやめ、ガザ地区から撤退せよ。ネタヤニフはただちに退陣せよ。そしてイスラエルを支持する米日欧の帝国主義を打倒しよう。


私は100%ガサ市民、パレスチナ人民の立場に立ちます。イスラエル国家は解体され、シオニズムはこの地上から葬り去らねばなりません。ユダヤ人の解放が、新たなナチスになりかわることでしかないのなら、そこにはユダヤ人の真の意味での解放はないでしょう。



Gaza Now の通信員から:
イスラエル占領軍は、衝突が起きているわけでもないのに病院に実弾を撃ち込み、患者たちはパニック状態に陥った。兵士たちは全ての病室を襲撃し、病院の地下室に侵入したが、医療器具以外は何も見つからなかった。(1/4)
https://twitter.com/PalestineEmb/status/1724679914065146226




占領軍は、西側の入り口のドアや壁を爆破し、病院の入り口にある殉教者の遺体をも傷つけ、昨日埋葬された殉教者の集団墓地を掘り起こすなど、医療施設の建物を攻撃し続けた。




イスラエル兵による激しい銃撃が続くなか、衝突もなく、病院への侵攻は今も続いている。(2/4)


戦車とブルドーザーが現在、アル・シファ病院の中庭に駐留している。




イスラエル軍はパレスチナ人が軍事目的で病院を利用していることを示す証拠を見つけることができず、医師たちは同軍との取引を拒否したために攻撃を受けている。(3/4)


そして占領軍は病院から電気、インターネット、通信を完全に遮断しており、国際通信回線を持っている医師の一人と連絡を取ろうと試みている。(4/4)


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2 コメント

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Unknown (angeloprotettoretoru)
2023-11-15 21:17:40
この期に及んであの虐殺を「武力衝突」だの「紛争」だのという表現を使っているマスメディアに怒りを感じます。
アメリカ政府の追随しかできないような属国根性の政権に対して、何の批判的態度も見せられないメディアにジャーナリズムを名乗る資格はありません。
独自の外交姿勢もない、まともなジャーナリズムも存在しないこの国は、もはや主権国家の体をなしていない。
その上欧州や米国のような、大衆によるパレスチナ連帯の大きなうねりさえ生み出せないのなら、日本人であることを恥じ入るほかないです。
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コメントありがとうございます (くろまっく)
2023-11-16 13:16:18
新聞労連には、「戦争のために二度と輪転を回さない」という戦後の再出発の原点にぜひ立ち返ってほしいものですね。
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