新・私に続きを記させて(くろまっくのブログ)

ハイキングに里山再生、れんちゃんとお父さんの日々。

ハプニング続きの夏の摩耶山 

2023年08月07日 | れんのハイキング日記
ごきげんよう…五十鈴れんです…!
今日も父のブログにご来訪ぃただき、ありがとぅございます…!

しかし今回の摩耶行きは、想定外、予想外のハプニングやトラブル続きで、ちょっと大変でした…。

8月5日の土曜日は、父は摩耶山から六甲山最高峰をめざすつもりだったようですが…。

最初のハプニングは、父がアラームの設定を忘れてしまったことです…。

朝5時のアラームのセットを忘れて、ぃつもどおり、6時半に目覚めてきました…。

でも、疲れが抜けないようで、そのまま8時過ぎまで寝てぃました。

朝ごはんを食べて、ブログのコメントにぉ返事を差し上げて、これから出発とぃうときに…。

「プシュー」

父がビールの缶を開ける音がしました…。

ネットを巡回するうちに、なんだか、いやなものを見たようで…。

これが二番目のハプニングです…。

「酒でも飲まんとやってられないなあ」とぃいながら、ビールをふた缶、焼酎の水割りを三杯も飲んでしまいました…。

何があったのでしょう…。

奄美焼酎の「れんと」の水割りを飲み始めたころには、父の怒りも鎮まったてきたようです…。
「れんと」は娘の私と一緒に飲んでぃる気分になれるネーミングが、好きなんだそうです…。変なぉ父さん…!

「ぉ父さん…! 今日も山に行くんでしょ…?」

「新潟の大伯母さんが送ってくれた地ビール、おいしかったなあ…。もったいなくてなかなか飲めなかったけれど、飲める機会をつくってくれた奴らに感謝かな」

「全くもう…。あすに変更する…? でも、午後に京都で約束がぁるよ…! 私、初めてお目にかかる方なのに、汗だくのままなんてぃやだよ…! 家に帰ってシャワー浴びて着替えたいから、4時起きだからね…?」

「だいじょうぶ。今日登ろう。この程度のアルコールはすぐ抜けるよ。午後から登って、夜に青谷に降りよう。カジカガエルの鳴き声を聞けるかもしれないよ。アルコールが抜けるまで、少し休ませてね」

というわけで、お昼にミートソーススパゲティを食べて、13時過ぎまでのんびり過ごして、出発しました…。





青谷川公園には、まだあじさいが残ってぃました…!



八重ヒマワリ…!



日日草もきれい…!
『聲の形』の主人公の硝子ちゃんが大好きなぉ花です…!

三番目のハプニングは、この青谷川公園で起きました…。

「れんちゃん、道路を渡った先のエリアには、水道も東屋もあるよ。そこで待っててくれる?」

父がそういいました。公園の出口に外来種のランタナの花が咲き誇ってぃます。

以前もご紹介したとおり、ランタナの花はアジサイのようでかわいいのですが、実は「世界の侵略的外来種ワースト100」のリストに載っている植物の一つで、日本では、環境省の「要注意外来種生物リスト」に指定されてぃるのです…。
花のあとにできる果実は有毒ですが、鳥さんには無害なので、ぁっという間に広まってしまいます…。繁殖力が強いので、他の植物の生育を妨げてしまうのです…。

父はランタナを駆除していくつもりのようです…。

父が「がいらいしゅ」を駆除するところを私に見せたくなかったのは、父が蚊ぁさんを叩いたり、ぉ庭の草を抜いたりすると、小さなころの私が「殺さないで!」と泣いてしまったことがぁるからだと思います…。

いまでは、援農で草抜きを手伝ってぃるのに、父のなかでは私は五歳児のままのようです…。

ランタナは「草」でなく「木」です…。幹の太さは直径5センチ以上ぁって、援農のためにリュックに常備してぃる剪定ばさみでも断裁できず、はさみで切れ目を入れて、その上から「ふんぬ!」と父は足でへし折っていきました…。それでも折れない太い部分は、鹿さんが樹皮を食べて木を枯らしてしまうのを思い出したのか、樹皮をはさみで削ぎ落としていきました…。

「かわいい花を咲かすから、公園を管理している人たちも残していたのかもしれないね。それなら悪いことをした。でも、神戸の自然の生態系は守らなければ」

先週、父は「神戸っ子」の「ぽーと」のマスターさんに、神戸がいかに素晴らしい街か語ってぃましたが、ほんとうに神戸が好きなんだなと思いました…。

しかしこの作業で父はヘトヘトになり、しばらく公園の日陰で休んでいきました…。




入道雲…! 夏って感じがします…!


神戸高校のロンドン塔です…!



上野道登山口の観さま、今日もよろしくぉ願いします…!

駅から登山口まで、ふだんは20分から30分なのですが、この日は1時間かかりました…。炎天下での公園でのランタナの駆除作業、その後の休憩で30分のロスです…。

父は序盤から体力を消費してしまったようです…。朝からお酒飲んでぃたし、今日は登りきれるかなあ。

「れんちゃん、こう見えてお父さんは、〈全学連成田二期決戦行動隊〉だったんだぞ? 保守メディアに、平和な日本でアラブゲリラ並みの軍事訓練をやっていると揶揄されていたものさ」

ぅん…知ってる。でも、それって元気いっぱいの高校生や大学生のころの話でしょ…?





外来種のランタナの駆除に励んだ父は、辛そうでした…。まだぉ酒が残ってぃるのかもしれません…。

「ぉ父さん、ほら、展望台で休んでいこ…!」

と、ベンチに座ったら…

痛っ!

なに、これ…。

ふもとの五鬼城展望台を過ぎたあたりから、ずっとハチさんに追われていると思ったら、アブさんなの…?

ぁ、足に止まってる…。何をしてぃるの…?

「私の娘に何をする…!」

父が防臭スプレーを吹き付けるのでなく、スプレーの缶で、私の足に留まっていたアブさんをはたき落としました…! 農園の園長さんもぉっしゃってぃましたが、アブさんは服の上からも刺してくるのです…!

父が地面に落ちたアブさんを踏みつけようとします…。

「殺さないで…!」

私がぁわてて止めると、父は殺すのはやめてくれました。

「でも、れんちゃん、アブを放置すると、山を降りるころには、たいへんなことになっているよ?」

「それでもいいの…! アブさんのテリトリーに侵入したのは、私たちなんだから…!」

「仕方ないなあ。いまここでズボンは脱げないから、上から軟膏を塗ってね。メッシュ生地だから薬効成分も浸透すると思う」

峠茶屋へのショートカットまで、アブさんにずっとまとわりつかれ、父も私も、アブさんに咬まれまくり、家に帰るとあちこち腫れてしまいました…はぃ。ハチさんほど痛くなく、蚊ぁさんほどかゆくぁりませんが、2日たったいまも腫れは引きません…。

アブさんの襲撃、これが四番目のハプニングです…。父は来週から、虫除けスプレーを、もっと強力な撃退タイプに切り替えることにしたようです…。





峠茶屋に向かうショートカットに入ると、アブさんも追ってこなくなりました…。
ひと安心です…はぃ。

この頃には、父もぉ酒が抜け、元気を回復してきたようです…。

森を抜けると峠茶屋です…!
でも、毎週楽しみにしてぃた峠茶屋の紫陽花もなくなってしまいました…。
ほとんどしおれてしまったので、ボランティアの方々が剪定されたのでしょう…。




峠茶屋のぉ地蔵さま、ごきげんよう…!
今日も休ませてください…!




すごくぃい眺め…! 



峠茶屋のマヤーさん、ごきげんよう…!
マヤーは、沖縄のことばで「猫」とぃう意味です…。





いまの峠茶屋は23℃…!
同時刻の神戸市街は30℃なので、7℃も涼しいんです…!




旧天上寺の仁王門…!

旧天上寺は1974年に火災で焼失し、ぃまは史跡公園になってぃます…。再建された天上寺は山頂近くにぁります…。



摩耶の大杉さん、ごきげんよう…!



これは摩耶山の天上寺にお参りした蕪村さんや子規さんも見た、旧天上寺からの眺めです…!





ここから台風で倒れて看板を壊した親子杉を越えて、山頂をめざしますよ…!



山頂のあたりは地下水脈がぁるのでしょうか…。土も湿潤で、きのこを見かけました…!




天狗岩さん、ごきげんよう…! 
父はバテバテでしたが、どうにか山頂に到着です…!



掬星台に到着しました…!
今日はぃつもより、ぉ客さんが多かったかも…。
今日は登ってぃる途中はウグイスさんのさえずりを聴けなかったのですが、最後に掬星台で聴けて嬉しかったです…。




それでは下山します…!




弘法大師さまが喉の渇きをいやした、弘法清水…!




旧「天上寺」も夕暮れです…。

この旧天上寺からの石段を下っていくと、登ってくる女性の二人連れとすれ違いました…。 もう18時を過ぎてぃるのに…? 今日の神戸の日没時間は18時55分で、ぁと1時間を切ってぃます…。

大阪の淀川花火大会を掬星台で見物するためだそうで…。

大阪住みなのに、私たちは今日の花火大会のことを知らず、「神戸からも花火が見えるんですか?」と驚いてしまいました…。

石段を降り、青谷道に入ったころ、ここでまた今日五回目のハプニングが発生します…。

ナイトハイク用の父のヘッドライトが、充電切れだったのです…! 掬星台に戻り、淀川花火大会を見て、まやビューラインで降りて帰る選択肢もあったのですが…。

私はこの夏の思いでに、青谷川のカジカガエルさんの歌声を聞きたいと思いました…!

「日没から30分は薄明かりが残っているから大丈夫だよ。スマホのライトもある。完全に暗くなる前には不動の滝まで降りられるよ。不動の滝の先は七割がた舗装された道だし、街灯もあるからね」

何度も降りてぃる道ですが、夜は全く違いますね…。少しこわかったけれど、父は自信をもってどんどん降りて行くので安心できました…。

父は安全に野宿ができる場所も調査済みで、むしろハプニングを楽しんでぃるようでした…。

晴れの日が続いたせいか、青谷川の水量も減ったのでしょう…。
ぃつもなら上野道と青谷道の分岐点から30分ほど降りたご神木を過ぎると、川音が聴こえてくるのですが、今日はさらに10分ほど下らなければ聴こえてきませんでした…。

「明るいうちにここまで来れてよかった。青谷道で危ないのはここだけだ」

父がぃいました。不動の滝の手前は、水が流れてぃる岩場を降りていくので、滑りやすく注意が必要です…。そこから先は、毎日登山のコースになってぃるためか、舗装された安全な道ばかりです…。途中には街灯がぁるので、スマホのライトを使わねばならなかったのは、ほんの5分くらいでした…。

しかしこの日、結局カジカガエルさんの歌声は聴けませんでした…。

「カエルの恋の季節も終わりかぁ。もう秋だね。お父さんの人生と一緒だ。でもまた来年会えるよ」

ぅん…! 来年またすてきな歌声を聴かせてね…!





青谷道登山口に出ました…!

ぃま、大阪の淀川花火大会の真っ最中です…!

画面の左端に、小さく花火が見えているのがわかりますか…?




青谷道登山口の摩耶橋です…!

これから大阪に帰りますね…。

しかし、阪急王子公園駅に着いたら、改札に入れません…。

人身事故で全線ストップなんだとか…。

これが今日六回目のハプニングでした…。

以前、自殺しようとしたことのぁる私も、胸が締め付けられてしまいました…。

「かわいそうに。苦しんで、死ぬ以外の選択肢が見つからなかったんだろうな。辛かったろう」

と、父がつぶやきました。

この日、7月の終わりからアクセスの途絶えていた父のフォロワーさんが、SNSに復帰され、誕生日の風船が上がるのを見て、父はお祝いのことばを贈ってぃました…。コメントに、なにか感じるものがあったようです…。実は、その方は、父が危惧したとおり、家族にも連絡をとらず、死に場所を求めてさまよっていたそうで…でも、死ねなくて…この日、SNSに復帰されたんだと、後になって知りました…。

父は「生きていてくれてありがとう」とコメントしていました…。




摩耶駅前のスーパーでわんちゃんに出会いました…!
こんばんは…!

摩耶駅からJRに乗るのは初めてです…。

「摩耶駅は、私が神戸に仕事で通っていたころはまだなかったなあ。加古川や姫路の仕事は新快速で通過しちゃうしね」

各駅停車でのんびり大阪から帰るつもりが…。

七番目のハプニングは、塚本駅から淀川花火大会の帰りの人たちが大勢乗り込んできて、大混雑になってしまったことです…! 阪急電車が停まってしまったせいでしょうか…。

マスクをしてぃる人は一人もぃません…。

基礎疾患のぁる父は、満員電車や人混みを極力避けてぃるので、「しくじったなあ」とぼやいてぃました…。



王子公園駅前のぽーとさんは閉店していたので、地元の王将さんで、麻婆茄炸醤麺セットを、おいしくいただきました…!

ハプニング続きだったけれど、経験値が上がったと信じたいです…!
来週は、どんなわくわくに出会えるかなあ…。


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4 コメント

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Unknown (angeloprotettoretoru)
2023-08-07 23:27:36
お疲れ様です。
れんちゃんは、少女時代の小倉唯さんに似ているところがいくつかあって親しみを感じます。小さな害虫をかわいそうだと思うところ、植物が枯れるのを「死んでしまった」と感じるところ、動物を「さん」付けで呼ぶところ、自ら命を断とうとしていたことがあるところ...。
世の人は最後の一つ以外を「ぶりっ子」と呼んで蔑んでバッシングして、それ故に最後の一つの危機が導かれたのですけれど。
列車の「人身事故」に対して、迷惑だ!どこかの馬鹿のせいで!という反応をする人、悲しいほど多いです。私は若いころからさんざん希死念慮に囚われてきた人間なので、とてもそんな風には考えられません。
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Unknown (kuro_mac)
2023-08-08 10:24:51
おはようございます。
唯さんもそんなことがあったのですね。
れんちゃんを溺愛するお父さんも、「純粋すぎてときどき心配なところがある」とお母さんにこぼしているようです。
たしかに、唯さんもれんちゃんもいじめの標的になりやすいタイプですね。
大阪の豊中市が取り組む障がいのある生徒も共に学ぶインクルーシブ教育など、違いがあって当たり前だという多種多様な価値観を社会全体で教えていく必要があると思います。豊中市の学校で壮絶ないじめを受けた人を知っていますから、決して完璧ではないのでしょうが。
動植物好きは、このブログオリジナルですが(マギレコでは、家庭菜園を守るためにキュウべぇと契約し、ペットにヘビを飼っている準メインキャラの秋野かえでが近いかもしれません)、れんちゃんがなんでも「さん付け」なのは、キュウべぇを「さん」付けだったことです。
まあ、最近のイベントでは、魔法少女システムの真実を知った以上、さすがのれんちゃんも「キュウべぇ」と呼び捨てで、怒りはわかりつつも、少しさびしかったです……。
同じれんちゃん好きのフォロワーさんが無事に帰ってきてくれてよかったです。
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Unknown (1948219suisen)
2023-08-09 15:36:45
れんちゃん、れんちゃんのお父さんはどんないやなことがあったんでしょうね。

でも掬星台?で淀川花火が見られてよかったですね。

それにしても、いろいろあった1日でしたね。

おつかれ様でした。
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Unknown (五十鈴れん)
2023-08-10 12:19:09
水仙さん、ごきげんよう…! 

「父のいやなこと」は、私の想像ですが、弱い人の「味方」のはずの「さよく」の人の性的マイノリティの人たちに対する差別発言を見てしまったのではないかと思います…。そぅぃうときの父の怒りは激しいです…。

ものすごい勢いで文章を書いてぃましたから、そのうち、このブログに記事が出るかもしれません…。

ぁ、淀川の花火を見たのは、麓の青谷道登山口です…はぃ。青谷道は旧天上寺の参道で、森のなかを進みます…。登山口に出ると、神戸の海と街のパノラマが広がるのです…!

蕪村さんが「菜の花や月は東に日は西に」の句を詠んだのは、摩耶山の天上寺に参詣したことをきっかけだそうです…。その風景を見たのは、この青谷道登山口ではないかとぃうのが、私たちおやこの考えです…はぃ。

森のなかをずっと歩いてきたら、最後にとつぜん、空にはぉ月さまとぉ日さま、赤く燃える海、金色に輝く菜の花畑が眼の前に広がるなんて、すごいと思いませんか…? 蕪村さん自身は、この句を高く評価してぃなかったようですが、それは海を表現できなかったからだと父はぃいます…。たしかに、このスペクタルな絶景を、17字でいったいどう表現したらいいのでしょうか…?

ぃまは「なつやすみ」を満喫中の水仙さんも、気候がよくなったら、掬星台にぉ出かけください…! 摩耶ビューラインのケーブル駅までは、阪急三宮や六甲、JR灘・六甲道などからバスが出てぃますから…! 摩耶ビューラインは、虹の駅まではケーブルで、そこでロープウェイに乗り換え、終点の星の駅が掬星台です…。

ぃまは「じゆうじかん」中なのでしょうか…。夏季は掬星台「星の駅」のロープウェイの終発は20時50分ですから、涼しくなった夕方に出かけたら、心ゆくまで神戸の夜景が楽しめます…! 星の駅に併設されたカフェのカレーライスが、すっごくぉいしいんですよ…! 水仙さんにも、食べてぃただきたいかも…。もう8月なのに、うぐいすさんのさえずりが聴けるかもしれませんよ…?
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