
丹波は雪だったそうです。あすは農作業の予定でしたが、私の体調にも気遣ってもらって、4月に延期になりました。
家に帰ると、頼んだ本と、まやビューラインの年間パスポートが届いていました。摩耶山のケーブルとロープウェイが乗り放題になります。あくまで保険でしたが、手術後はもっぱらまやビューライン通いでしたから、元どころかお釣りが返ってくるくらいでした。
着替えながら、ゆうメールの封を切りました。パスポートをなくなさいように、すぐにいつものスマホケースのポケットにしまうためでしたが、案内文が、何かで汚れていました。血のようです。先週木曜に火傷した痕が出血したのかと思いましたが、アンダーシャツが鮮血にまみれています。鼻血です。
鼻血なんてこどものころ以来です。抗がん剤の副作用? それとも、血圧が上昇している?
血圧上昇には要注意です。先日の抗がん剤投与の検査で不整脈を指摘されました。かなり前から、健康診断では、右心房肥大でC判定の「要観察」です。
「これで心臓もアウトなら、三大成人病コンプリートだね」
と笑うと、看護師さんに「アホいわんといてください」と叱られてしまいました。たしかに私もまた手術やら入院はごめんです。高額医療費制度の改悪を許さないぞ!
4月の抗がん剤投与のときに、心エコーと心電図検査を受けることになりました。実は前回、10月の手術前にも同じ検査を受け、そのときの所見も、厳密には「異常あり」だけれど、手術には問題ない程度であろうというものでした。長年不養生していて、心臓のほうもこれを機にじっくり見てもらったほうがいいのでしょう。
横になって、鼻血も収まってきたところで、届いた本の梱包を解きました。たまには記録を残しておくと、スタニスワフ・レム『火星からの来訪者』、永井 義男『図説 吉原事典』、オウィディウス『恋の技法』、吉田 恵里香『恋せぬふたり』です。吉原の本は仕事の資料ですが、その他は趣味。
『恋せぬふたり』は、おもしろいですね。向田邦子賞受賞作のテレビドラマの著者自らによるノベライズです。私はアロマンティックでもアセクシャルでもありませんが、市民社会の常識の押し付けにうんざりしてきましたから、気持ちはよくわかります。
2週、山行きをスキップしてしまいました。マヤーは元気にしているでしょうか。あす、体調がよければ会いに行くつもりです。一年前の記事にリンク。
摩耶山Diary50th きょうはたのしいひなまつりごきげんよう…れんです…!三月三日の日曜日も、摩耶山に登ります…去年の四月一日から摩耶山に登り始めて、今日で五十回めです…!今日はよく晴れました…!栴檀の実も残り少なくなって......