新・私に続きを記させて(くろまっくのブログ)

ハイキングに里山再生、れんちゃんとお父さんの日々。

大阪城の初夏

2021年04月30日 | おでかけ



今日は大阪城に行ってきた。休みをとり、以前入院していた谷四の国立病院(大阪医療センター)へ定期通院だったのです。

帰りは病院内にある薬膳レストラン「然の膳」で食事するのが慣わし。食事制限のある身には、カロパにもソルパにもカブパにも優れ、なかなか美味しい。「カロパ」「ソルパ」「カブパ」は私の造語で、カロリーパフォーマンスとソルトパフォーマンスとカーボハイドレート[炭水化物]パフォーマンスの略。一日1600kcalと塩分5gと糖質130gまでの範囲内で毎食どうやり繰りするかの指針である。まあ、ちゃんと守ったりしてないけどね。

というわけで、いつもは十五穀米の週替わり定食だが、今日はカレーと決めていた。

今日は10時30分の予約で、普段なら11時過ぎに終わるのが、今日はすぐに呼ばれて10時前に終わってしまった。予約外来のみで緊急事態宣言は関係ないはずだが、ゴールデンウィークの谷間でそもそも予約が少なかったのかもしれない。

朝はスープとトマトジュースと牛乳だけで、腹が空いていた。せめてモーニングだけでも、と思ってレストランに行くと、閉まっていた。11時からのランチ営業のみになったのか。

病院前の歴博で時間を潰そうかと思ったが、緊急事態宣言の煽りで臨時休館。入院中、ベッドから毎日眺めていた大阪城へ足を向けた。

大手門から城に入る。ツツジが見頃だった。れんちゃん、きれいだったね。



しかし大阪城の石垣は実に見事だ。秀忠・家光の大阪幕府が実現していたら歴史はどうなっていたのか。

歩いていると、公園管理事務所の軽トラがスピーカーで外出自粛のアナウンスを流していくのにすれ違った。「大阪府」と名乗っていた気がしたが、大阪城は大阪市の管轄ではなかったのか。しかしジョギングか犬の散歩とウォーキングの人くらいだ。雨ガッパにイソジンにマスク会食に見回り隊、維新「行政」(の名に値しない)のやることはつくづくズレている。

天守閣に着くと、博物館も休みだった。天守の北側にある石垣は、石段で登れるようになっていて、京橋の高層ビル群を一望できる。初夏の空と新緑と青々とした濠の水のコントラストが美しい。



山里丸の秀頼・淀殿ら自刃の地の碑へ。



南森町に得意先があった頃、太融寺に立ち寄り、淀殿の墓と国会期成同盟の碑をよく訪ねた。小説では淀殿は悪者にされているが、実際のところはどうだったのか。私は大坂城に馳せ参じた貧乏浪人や自由民権運動の破落戸の末裔のようなものだから、世評はどうあれ姐さんへのご挨拶は欠かせない。

森ノ宮に新しくできたという、関東風の立ち食い蕎麦の春菊天蕎麦にも心惹かれたが、今日はカレーの口になっている。病院に戻ると、ゆっくりしたせいか、12時を回ってしまった。レストランに店員さんはいたが、電気は消え立ち入り禁止のボールが立っている。緊急事態宣言とやらで、5月11日まで休みだという。酒を出すわけでもないのに、なんてことだ。

午後の眼科の定期検査は近所なので、昼は地元で済ますことにしたが、目当ての洋食屋さんは、ランチタイムで満席。目ぼしい店は行列だったり、休みだったり、テイクアウトのみ。結局、餃子の王将の日替わり定食だった。可もなく不可もない。久しぶりの牛焼肉だった。買い物をして、自宅に戻り、読書メモの続き。

7ヵ月振りの眼底検査の結果は良くはなかった。日本酒をウイスキーに切り替えたこの2ヵ月、血糖値は安定してきたのに、初期網膜剥離による出血は7ヵ月前より増えていた。前の5ヵ月の悪行の積み重ねだろう。そういえば最近疲れ目がちだ。

いまはファーストステージで経過観察とのこと。症状が進んでも、レーザーで治療はできるようだが、手術は避けたいから節制と摂生に努めるしかない。今日は眼科も診療時間が変わっていて出直したりして、番狂わせが続いたおかげで、今日は18704歩まで稼げた。連休中は毎日一万歩をキープしたい。


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