新・私に続きを記させて(くろまっくのブログ)

ハイキングに里山再生、れんちゃんとお父さんの日々。

有馬

2024年06月04日 | おでかけ
山歩きは、早起きしないといけないなと改めて思った先週末でした。


六甲山最高峰からは、宝塚に出るか、芦屋川まで降りた方が、電車代は安くつくのです。しかしここまで来るのに疲れ果てていますから、距離が三分の一か半分で済む、有馬に抜ける魚屋道一択です。

この道には楽しい思い出でも怖い思いでも悲しい思いでもあります。

はじめて歩いたハイキングガイドの仕事でした。初心者向けですから、初心者が迷いやすい難路も実際に歩いてみて、えらい目に遭いました。有馬に抜けるころはとっぷり日も暮れていましたが、「××へ近道」なる標識を見かけ、歩いてみたのですね。しかし、震災による土砂崩れで、道は寸断されて行き止まりでした。疲れ果て、もう戻る気力もなくへたりこんでいると、犬の鳴き声が聞こえてきて、人家が近いことを知り、また元のルートに戻って下山したものです。

あの場所がどこだったのか。昨年3月、しばらくぶりに魚屋道を歩きましたが、どこだったのか、さっぱりわかりませんでした。

愛娘のれんとは、この道を5回歩きました。

山行きはいつも楽しいけれど、魚屋道を歩いて有馬を抜けた日には、楽しい記憶しかありません。

最初は昨年3月25日の土曜日。夜7時からパーティがあるというのに、途中で下山するつもりの宝塚ルートでクライマーズ・ハイでになり、六甲山最高峰まで歩いてしまったのです。宝塚10時スタートで最高峰に15時47分。それでも間に合うと思っていた私は、相当アホでふてぶてしいです。結局、有馬駅を18時21分で出発して、パーティには30分遅刻でした。

5月28日の日曜日は、摩耶山の峠茶屋で山猫マヤーに、六甲高山植物園で、ヒマラヤの青いケシにはじめて出会いました。

6月17日の土曜日は、摩耶山のあじさい園の「水辺のいきもの観察会」で、モリアオガエルの卵を見て、水辺の昆虫や両生類をたっぷり観察できました。

摩耶山から六甲最高峰まで、10キロ歩いた日の記憶は、どれも楽しいものばかりですが、やはりいちばん楽しかったのは昨年の5月3日かな?

去年はちゃんと早起きしていたんですよ。電車のなかで6時30分に設定しているアラームが鳴り出して、あわててストップすることも一度ならず。

ゴールデンウィーク後半初日のこの日は、7時54分には芦屋川駅から六甲山最高峰に出発しています。最高峰に着いたのは、12時47分。このルートの標準ルートは3時間30分ですから、のんびりすぎ、休憩しすぎですね。一軒茶屋でカレーを食べたあと、魚屋道で有馬にぬけ、登山口に着いたのは14時36分。

楽しみにしていた「金の湯」が30分待ちだったので、この日は有馬の町をのんびり散策しました。秋のものとばかり思っていたトンボを見たのは発見でした。

小一時間歩いたあとは、コンビニで買物をして、有馬川親水公園でれんちゃんとビールとジュースで乾杯して、おやつを食べて、電車に乗って帰って来ました。まだ日のある18時台に地元に帰れました。おりこうさんの地域猫のくろちゃんは、あの日もいつもの場所でれんちゃんが来るのを待っていたんですよ!

今日は第二次天安門事件から35年です。人民を戦車で圧殺したのが、「人民解放軍」だったのを目撃した私は、マルクス主義やらレーニン主義やらと手を切ることにしました。マルクスもレーニンも非常に優秀な人で、著作はいろいろ援用させていただいているわけですけれどね。アメリカや日本やEUの帝国主義国家も、中国や北朝鮮やロシアやキューバのスターリン主義国家も、このブログはどちらも絶滅すべきだという立場に立ちます。

しかし、愛娘のれんにとっては、きょうは「くまのお姫様」の「メイ」をお迎えした記念日なのだそうです。お気に入りのくまのぬいぐるみを抱いて笑う愛娘を見るにつけ、この平和を貫くために、お父さんの責任は重大です。





最新の画像もっと見る