新・私に続きを記させて(くろまっくのブログ)

ハイキングに里山再生、れんちゃんとお父さんの日々。

義理の妹よりも

2023年09月04日 | 習作
「文学少女の三題噺」の最新作です。

といっても、書いたのは昨年のことです。女性フォロワーさんも増えてきたところで、あまりにもアホすぎて変態チックな内容であることから、下書きモードにして保留したまま、書いたことさえ忘れていました。

しかし、読み返すと、皆さん大人だし、そう気にするほどでもないのかなと思いました。

では、今回のお題です。

文学少女「kuro_macくん、今日のお題は『リス』『ソファー』『義理の妹』よ!」

なんなんですか、このお題は。

お題が「リス」だったら、このブログの裏メニュー「懲りないシマリスくんと変態の人間さん」シリーズにするしかないじゃないですか。

しかし、残るお題と「リス」がどう結びつくのか。ここは難題です。

みなさんは、「義理の妹」で何を思い出しますか? この答えには、男女差、世代差、婚姻の有無の差が出そうです。

結婚経験のある人なら、配偶者の妹、いわゆる小姑でしょうか(私は姉のほうを大姑というのかしらんと思っていましたが、姉でも妹でも小姑なんですね)。橋田壽賀子のドラマでおなじみの、姑と小姑の嫁いびりは、Web記事やコミックで今も鉄板ネタです。

私は、1980年代前半に人気を博した、あだち充のラブコメ『みゆき』を思い出しました。義理の妹(姉)との恋愛ものは、漫画・アニメ・ライトノベル、そしてアダルトコンテンツの人気ネタです。ライトノベルの「文学少女シリーズ」の主人公である遠子先輩が、いかにも出題しそうなお題ではあります。

さて、残った「ソファー」はいかように料理ましょう? 

といっても、「リス」のお題の時点で、シマリスくんと人間さんの話と決まってしまったので、これしかないという展開になりました。


◇◇◇

「人間さん、お前の好きそうな回春ビデオが手に入ったのです。『義理の妹がソファーで寝ていたから僕は…』という…ひでぶっ」
「義理の妹より、グリグリできるシマリス最高…今日も頬袋にこんなにドングリを詰め込んでよう」
「頬袋、グリグリして伸ばしちゃらめー!」
今日も二人共仲良しさんですね。




しかしシマリスくんも凝りませんね。冬にも風鈴を外さない人間さんに抗議に来た「冬眠妨害」に始まり、どんぐりの先物取引、電子書籍のセールス、特捜検事としてマルチ商法の摘発にと、変態の人間さんに自ら近づいてきては、餌食になってきました。こういうアホで何の役にも立たない、無益な話を書いているときが、何よりもこころが安らぎます。



頬袋にひまわりの種をたくさん詰め込んだシマリスです(写真AC提供のフリー素材)。シマリスは左右の頬袋にどんぐりを3個ずつ、合計6個収納できるそうです。


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2 コメント

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Unknown (angeloprotettoretoru)
2023-09-05 10:06:11
笑わせてもらいました😂
定番のドキドキシチュエーションとしては「再婚した親の連れ子」「実は血が繋がっていなかった姉妹」というのもありますね。
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Unknown (kuro_mac)
2023-09-05 14:38:21
笑っていただけて何よりです。

シマリスくんは太宰治も虜にしてしまったようです。

『ママレード・ボーイ』は、いろいろぶっ飛んだ作品でした。二人の両親がそれぞれパートナーを入れ替えて再婚というだけでも「はい?」なのに、実は両親たちは昔からの知り合いで、義兄妹ではなく、血が繋がっているかも……という。
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