2022年回顧

2022年も終わり。

1月は農地を取得し、栗の木の植樹を行った。2月には防獣ネットを設営。これが今年のメイン事業。

しかし6月までは順調だったのが、夏には成長がストップしてしまった。猛暑の影響もあるが、7月、8月に草刈りに行けず、草に栄養をとられてしまったのが大きい。ついでに、防獣ネットに隙間があり、鹿が出入りしていたようだ。葉っぱがみな食べられてしまった。

9月からは毎月のペースで援農に入れた。来年もこのペースを維持したい。

10月の収穫祭には、VIPご夫妻もお招きすることができた。

もうだめかと思っていたら、れんちゃんの栗の木の下に、小さなイガが二つ落ちていた。

来年でこの農業事業も10年になる。第一期農園は借地なのだが、第二期農園はわれわれのものなので、自由がきく。農業体験もできるキャンプ場施設なんておもしろいと思う。ただし都会の人のためにはトイレは水洗にしないといけないだろう。下水が来ていないので、自前で工事が必要で、ちょっとした投資が必要になる。お金が出ていくばかりだ。

まあ、援農は体を鍛えることになるからいいか。ジム代よりは安……くはないなあ。

2月のロシアのウクライーナ侵攻は衝撃だった。「まさか」とまでは思わなかった。村上春樹風にチェーホフを引用すれば、物語に拳銃が出てきたら発射されねばならず、現実に軍隊が集結したら戦争が勃発するのは不可避である。意外だったのは、電撃的に斬首作戦に出たはずのロシア軍が予想外に脆くガタガタであったこと、米帝とNATOの支援を受けたウクライーナ軍が善戦したことである。

私はこんなエントリを書いた。

九条と核 あるいはエロスとタナトス　──たんぽぽ娘との対話 - 新・私に続きを記させて（くろまっくのブログ） (goo.ne.jp)

https://blog.goo.ne.jp/kuro_mac/e/7b1ed7b95fdeaf4349f517ec94c3e330

九条の非戦国家も、世界最終戦争の最終兵器である核兵器も、ウェルズという一人の思想家の頭脳から生まれたものだった。私は護憲派も改憲派も退け、九条にこめられた国家も戦争も死滅させるユートピア社会主義の可能性を追求した。

仕事のほうは……仕事納めの日、営業二人とバッタリ遭遇。今年のお礼やら来年の抱負やら、いろいろ話す。

二人とも年下だけれど、H君は大学卒業後すぐ入社だから2年先輩。来年で私がカレンダーを担当して18年か19年になる某社様の担当を、先輩のHさんから引き継いだ。このカレンダーが実はご好評で、提案を聞いてもらえたらしい。よかった。

もう一人のKくんは、この春に某製薬会社様のPR誌の校閲の仕事を持ってきてくれた。これが本当にむずかしい、レベルの高い仕事。時に英語の論文にも目を通さないといけない。お客様の求めるクオリティは高く、おれなんかでいいのか？とも思う。しかし今のところ、お叱りを受けつつ、仕事ぶりそのものは喜んでくれていて、頼みにもしてくれているとも思う。期待には応えないとね。

今年は、TeaCupのサービス終了に伴い、5月にgooブログに移転してきた。

また、新たな出会い、再会がありました。

いつも応援くださる皆さま、ありがとう。いつもみなさまの記事の更新を楽しみにしています。

来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

たんぽぽを見つけて喜ぶれんちゃん。

ウクライーナに平和を。ロシア軍はただちに撤兵せよ！

れんちゃんは、どんな一年だった？　友だちのチャントラーあらためトッポギが、保護猫カフェに保護されて、うれしかった？　12月まで可憐に元気に咲いていた琉球朝顔とも友だちにもなれたのもうれしい？　展覧会も、蕪村にフェルメールにスヌーピーに、妖怪たちにミュシャ、あちこち通えて楽しかったね。

あ、アリス展忘れてる！　元日は休館日らしいけれど、お正月休みに行ってみようか。更科総本家も開いていたらいいなあ。年越しそばは今年もお父さんのお手製でごめんね。