人が理性を無くし、攻撃的、凶暴化する新型麻薬「ヒート」
麻薬取締官・七尾が暴力団の山崎と組んでヒートを追う。
中山七里さんの作品は、非日常の出来事、事件を描いているんだけど、
スピード感とか、登場人物のキャラクターのおもしろさで、
あっというまに引き込まれていく。
どうなっちゃうのーーっていうところで残りページが少なくなってきて、
最後はちょっとつめこみ感あったけど、意外などんでん返しにびっくり。
『さよならドビュッシー』も『贖罪の奏鳴曲』もどんでん返しがあったもんな。
『贖罪の奏鳴曲』の弁護士の名前が出てきたー。
しかしどうやら、この作品って連作で、この前に『魔女は甦る』ってのがあったらしい。
うーん。
失敗。
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