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花の詩山の詩

花の詩(うた)山の詩(うた)へようこそ
このブログは「花と山とを友として」の続編です

小雨の浄土平を行けば秋の花

2015年08月26日 20時55分35秒 | アウトドアー

今回歩いた浄土平のコース、一切経山は噴火警戒レベル2に引き上げられた
ため大穴火口から、半径500メートル以内が立ち入り禁止になり
一切経山への登山道は入山禁止になって入れない。

尚、GPSのスイッチを途中で入れたため、軌跡が乱れていますが
コース外に踏み込んだりした訳では有りません。
同じくレストハウスに入って受信が乱れて、軌跡がずれています。

詳しくは自然公園財団のこちらのブログをご覧下さい

自然公園財団の浄土平・吾妻山情報はこちら

23日日曜日、久しぶりで花友と一緒に山に行くことになった。
行先は福島県の浄土平だという。
エゾリンドウなどの秋の花を見に行こうという誘いだった。
ただ、いかんせん天気予報は曇りと雨マークである。
決行するかどうか、土曜日の夕方の予報を見て決めるという。
が夕方6時を過ぎても連絡がない。

天気で迷っているなら、天気の良いところに行けばいい
そう思って長野県東御市の湯の丸高原を提案した。
そちらの方が花数も多いし、天気も晴れマークだった。

が23日の朝、集合して決まった行先は浄土平だった。
一つには被災地復興の役にたつのではという思いがあり
毎年のように福島に出かけていたからだった。
そして見たい花もあった。

かくして浄土平についたら、小雨煙る天気で、肌寒いくらいだった。
無理もない、台風の影響で北に押し上げられた前線を追いかけて
その中に入ったのだから。

私は一眼デジカメをあきらめて、防水機能に優れたコンデジで
撮影することにした。
一応三脚と一眼デジカメはザックに入れたが、結局一度も使う機会は
なかった。
コンデジの場合、カメラ任せの撮影なので、私にはかえって難しい
合わせたいところにピントが合わせられないのだ。
慣れている花友の方が、はるかにうまい。


浄土平湿原で最初に出迎えてくれるのは、この明月草
花は最初は白っぽいがだんだん赤くなっていく。
メイゲツソウはタデ科で、平地のイタドリの高山型で形も小さい
火山荒原に生育する雌雄異株の多年草で、火山荒原にいち早く
侵入しパイオニアとして植生を作る。花や果実が紅く美しいのて
別名ベニイタドリともいう。
ちなみにイタドリとは、痛みを取る薬効から名づけられたが
実際の効果は不明だそうである。


同じくメイゲツソウ、少し紅い


紅くなったメイゲツソウ、イタドリとは思えない美しさだ。


ヤマハハコの群落


同じくヤマハハコ


ヤマハハコ、キク科、日当たりのよい裸地や草地に生える
雌雄異株の多年草。名前は平地に生える母子草に似ていて
山地や高山に生えるので名づけられた。


メイゲツソウとウメバチソウ


ミヤマアキノキリンソウ


クロマメ


エゾリンドウ


湿原のウメバチソウ群落


続く

旧ブログ「花と山を友として」で掲載した吾妻連峰の記事を
紹介します。

魔女の瞳に魅せられて一切経山その1

魔女の瞳に魅せられて一切経山その2
 




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