花の詩山の詩

花の詩(うた)山の詩(うた)へようこそ
このブログは「花と山とを友として」の続編です

残暑見舞い

2022年08月27日 00時29分58秒 | スポーツ・トレッキング
今日はコロナウイルスのワクチンを予約していたので
テクテクと数キロの道を歩いて医院まで行ってきた。
本当は自転車で行くつもりだったが、2日前に試し乗り
をしていたら、パンクしてしまい万事休すである

疲れ果ててしまったが、4回目のワクチンを無事に打ってきた
面白い事に、予約通知の紙に接種済みの小さなシールを
貼ってくれた。
それにしてもワクチンの効力は、それほど長くないらしい。
またコロナが流行ったら、5回目のワクチンもあるのかな

家に帰ったら、私の帰りが遅いので家内が医院に電話を掛けたという
全く余計な事をしてくれる。
無事に帰ったからと連絡させた。やれやれ。

残暑見舞いを兼ねて、2018年6月17日に撮影した福島県の
浄土平の花を掲載します。


ツマトリソウ2輪


イワナシの実


東小富士の火口 (火口壁を一周した)


浄土平湿原のワタスゲ


マイズルソウ
この花全体を真横から見ると、ツルが求愛のダンスをして、はねを
広げている様に見えることから、舞鶴草になったという。
鶴なんて北海道でしか見た事が無い。
鶴が側に来ると、保護のため列車を止めるんだからすごい

読者の皆様もお元気にお過ごしください。




我が思い出の写真2・流石山の日光キスゲ

2020年05月18日 23時15分48秒 | スポーツ・トレッキング

2009年7月20日、流石山の日光キスゲと旭岳、
花友に誘われて初めて行った奥那須と呼ばれる福島県の流石山
花友の予想が当たり日光キスゲが満開だった。
花畑に魅了されて、後に何度か単独で花の撮影に登った。
お目当ては「ウサギギク」であった。

花の盗掘を目の当たりにしたのもこの山である。
登山口に「ショウキラン」が咲いていた。
とりあえず撮影して、帰りにマクロ撮影しようと考えていた。
ところが下山してくると、ショウキランが無くなっていた。
ご丁寧に穴に落ち葉や土をかぶせて、盗掘を偽装していた。
栽培不可能な腐生植物を盗むとは、私は怒り心頭だった。

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緊急事態宣言解除に伴い、筑波山の駐車場も使用可能になりました

詳しくはつくば市のHPをご覧ください。
ただし、県をまたいだ移動はお控えくださいとの事で、県外からの来訪は
自粛をお願いします。

18日から解除になった場所と施設

市営筑波山第一駐車場~第四駐車場
宝篋山登山道
宝篋山小田休憩所
宝篋山小田休憩所駐車場
高崎自然の森

市営筑波山麓駐車場について
筑波駐車場
神郡駐車場
平沢駐車場
六所駐車場
小田駐車場

各観光案内所等について
筑波山観光案内所
筑波山おもてなし館
BiViつくば観光案内所

次の所は6月1日からの再開予定になっています
筑波ふれあいの里(県外の利用不可)
豊里ゆかりの森(県外の利用不可)
茎崎こもれび六斗の森(県外利用不可)
ただし豊里ゆかりの森の「宿舎あかまつ」は利用不可
いずれも利用に当たっては、感染予防の原則をお守りください。
私の思い違いもあるかも知れませんので、詳しくはつくば市の
HPで確認してください。

リンク
つくば観光コンベンション協会のHP
つくば市のHP




宝篋山小田城コースで足慣らし

2020年01月21日 21時34分47秒 | スポーツ・トレッキング
朝から天気も良いし、歩いてないので腰痛が起きているので、足慣らしに宝篋山の
小田城コースを歩こうと、バナナやミカンとサンドイッチを持って、にんたまラーメンの
向かいの臨時駐車場に車を止めて、小田城コースを往復した。
最新の宝篋山マップによると、小田休憩所の駐車場か、小田城跡側の市営無料駐車場を
使うように書かれているので、私の利用した臨時駐車場は無効かも知れないので注意
以前は、ここが指定の駐車場だった。

私が出発準備していると、後からもう一台がやってきて登山の準備をして出かけていった
登山口で追いついて、話を聞くと、小田休憩所の駐車場が満車で止められず、こちらに
回ってきたのだという。
絶好の登山日和りなので、大勢登っているのだろう。
私が登り始めたのが、11時近い事もあったが、七曲がりに行く前に、下山してくる人達と
ずいぶんすれ違った

ほとんど休まず下浅間神社の展望休憩所まで、ゆっくりのんびりと歩いて行ったら
ちょうど昼時だった。
先客の男性が一人、食事中だった。
この人から面白い話を聞いた。
「宝篋山は、年金をもらっているような年配者が多いので別名年金山と呼ばれるとか」
まあ確かに年配者が多いかも知れないが、年配者でも登れる山が有るって言うことは
素晴らしい事だと私は思う。

山頂にたどり着くと、大勢の人が休んでいた。
気温が上がりカスミがかかって、筑波山以外の山はほとんど見えなかった。
朝早くは富士山も綺麗に見えていたという。
まあ私は足慣らしなので、山頂を一周してすぐに下山することにした。

下浅間神社を過ぎると、誰にも会わず、冬の午後の日差しは夕方のようで
そよぐ風で木漏れ日がきらめいている。
どこかで小鳥がチッチツとさえずっていた。
さみしさに追われるように坂道を下り、崖下のシダの青々とした光に安らいだ

昔、お堂が建っていた平地があったという堂平までくると、やはり足に来た
足が重く感じて、上がらないのだ。
木の根に躓かないように意識して歩いた。
登山口の愛宕神社に着いたときは、本当にほっとしたのである。
往復5.8キロの私の足慣らしは、こうして終わった。


本日の歩いた軌跡図


山頂の宝篋印塔


山頂からの筑波山を見る


山頂から霞ヶ浦方面


下浅間神社の祠


下浅間神社の展望休憩所


展望休憩所からの小田休憩所方面







イギリスにお住まいのN・Nさんから届いた写真

2020年01月16日 18時20分40秒 | スポーツ・トレッキング
以前、高尾山などにご一緒したことのあるN・Nさんから写真が届きましたので
公開します。
N・Nさんは現在イギリスにお住まいですが、年末にニカラグアのお友達を
訪ねて、登山を楽しんできたとかで「ニカラグアは活火山と湖の多い、
熱帯の国でした。例によって登山をしてきましたので、写真を数枚お送りします」
と書いてありました。


「中央アメリカ最大の湖、ニカラグア湖にて」と説明にはあったのですが
彼女の興味は「サル」にあったようですね。


「活火山の頂上から湖を臨む」と書いてあったので、右奥の広大な湖が
ニカラグア湖なのでしょう


「活火山への登山道」と書いてあったので、登山道の途中で見た植物
だと思います。

短い文章から、彼女の意図を読み解くのはなかなか難解です(笑)

訂正 イニュシャルにをN・N二訂正しました。ゴメン

今夜は歴史秘話ヒストリア

2020年01月15日 08時16分22秒 | スポーツ・トレッキング

霞ヶ浦の夜明け・光の道

故前畑秀子さんがベルリン・オリンピックで金メダルを取ったのは
昭和11年である。
オリンピック平泳ぎ200メートル決勝でNHKのアナウンサーが
「前畑がんばれ 前畑がんばれ」と絶叫したのは今でも語り草である

その時、まだ生まれてなかった私が知っていると言うのも変だが
おそらく戦後のオリンピック年に再放送されたのを見たのが記憶に
すり込まれたのだ。

その故前畑秀子さんの物語が、今夜NHKテレビ10時30分から放送される
一人の女性が国中を熱狂させたオリンピック、スポーツが人を感動させる
という事を証明した歴史の一コマである
同時間帯にサッカーがあるから録画してみようかな。

追記、前畑さんは、水泳の盛んな和歌山県の紀ノ川で育ち、幼少から才能を発揮して
若くして代表に選ばれ、最初のオリンピックでは2位になり、本人はそれてやめる
つもりだったのに、10分の1秒差の2位なんて何だ、次回は1位になれと周りから
言われて、悩み泣きながら人の何倍も練習して、ベルリンオリンピックに出場したのですね。
彼女のノートには「胸が苦しい」とか「死んでも勝ちたい」とかかかれているのを見ると
4年間の重圧がどれほどだったか思い知らされます。
ベルリンオリンピックの有名な「前畑がんばれ」のNHKのアナウンスがレコード化され
11万枚も売れたというのには驚かされましたね。
それほど国民が熱狂した日本女性第一号の金メダルだったのですね。
その後の彼女人生は、彼女の夢だった結婚をして、二人の子供に恵まれ、50歳を過ぎてから
水泳の指導者になり、脳梗塞を克服して80歳過ぎまで指導を続け、教え子は数万人に
なったと言いますから、彼女の功績は計り知れないと思いますね。


残雪の宝篋山で足慣らし

2020年01月05日 15時14分22秒 | スポーツ・トレッキング
退院して18日、そろそろ足慣らしの運動を始めようと、スカイラインから
林道を歩いて、宝篋山の山頂まで往復した。距離は往復で3.2キロである

山では、昨夜雪が降ったのか、スカイラインにも林道にも日陰に残雪があった


日陰の林道の残雪

林道には狩猟の人たちの軽トラが何台か止まっていた。
車のそばにいた人に「狩猟ですか?」と聞いたら「そうだ」という。
ケモノ道にワナを仕掛けた標札がたくさん出ていたので、ワナ猟
かと思ったら、帰りに道で腰掛けている人を見たら、膝の上に猟銃を
抱えていた。


ケモノ道にワナを仕掛けた印の標札、解禁中はケモノ道には絶対
入ってはいけない。


宝篋山の山頂付近を見上げて


山頂付近の残雪、左奥に見えているのが筑波山


富士山はかすんでいる


赤城や浅間は雪雲で見えず


東の霞ヶ浦方面は、日当たりと展望で大勢の人が休んでいた

期待した山が見えなかったので、山頂を一周して、すぐに帰ってきた
途中でお会いした男性が「富士山が見えました?」ときいてくる
やっぱり富士山は人気である。



被災地に勇気を与えたラクビー日本代表

2019年10月14日 07時22分29秒 | スポーツ・トレッキング
台風19号の影響で開催が危ぶまれたラクビーのワールドカップ日本大会
釜石での試合は中止となり、カナダ代表が、応援してくれた日本への恩返しに
なればと、被災地の跡片付けの手伝いで、ドロかきをしている姿がニュースで
流されました。
ヨーロッパなどで行われる国際大会で、試合後 日本の応援団がスタジアムの
ゴミの跡片付けをする姿が、外国のメディアに取り上げられますが、スポーツ
を愛する人たちの、そういった地元への心配りに私は心打たれます。

首都圏を直撃する台風で、茨城県でも大きな被害が出ましたが、幸い我が家は
被害を免れました。

昨夜行われたラクビーの日本対スコットランドの試合は、開始早々にトライを
許して、どうなるかと思いましたが、FWとバックスが一体となり、頭脳的な
展開で逆転し、前半だけで3トライ3ゴールをあげました。

後半は、ラクビーの本場の強さを発揮して、スコットランドが2トライ2ゴールを
あげて日本に迫りました。
その途中でスコットランドのボールを奪って日本が4トライ目をあげて突き放し
終盤の6分間は、自陣に迫られながらもボールを保持して、果敢に攻撃を続行
しました。
まさに背水の陣で、攻撃は最大の防御なりを実践してくれました。
体力の劣る日本は、二人がかりで突進して突破を図ります。
守備を誇るスコットランドも、これには人数をかけて守るほか有りません。
たったの6分間でしたが、見ているものには長い6分間でした。

本日 BS日テレで再放送があります15時から16時50分まで

これで準々決勝に進出した日本代表は、前回大会で勝利した南アフリカとの
対戦に決まりました。
まさに因縁の対決です。
強豪南アは、リベンジに燃えていることでしょう。

今回の台風で被災された方々に心からお見舞い申し上げます

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つくば環境フォーラムからのメールに寄りますと

筑波山ケーブルカーは、途中のトンネルに土砂が流入して運行中止に
なっているそうです

また倒木もあると言うことで、筑波山に登られる方は厳重に注意して
ください。
またそのため、山頂駅2階で開催中の筑波山自然展も中止になっていますし
ファンクラブの観察会も中止になりました。

筑波山のケーブルカー




福島県伊達市霊山の紅葉、親知らず子知らずの展望台から、撮影は2008年11月3日


茨城県絶滅危惧Ⅱ類のクチナシグサ観察

2019年05月29日 23時03分58秒 | スポーツ・トレッキング
葛城の森に生育するクチナシグサの観察に行った。
茨城県のレッドデータブック2012年改訂版で絶滅危惧Ⅱ類に指定されている
希少な植物である。

観察に行ったのは訳が有って、数年前に定期的に観察に行って、クチナシグサの
タネの散布が雨によるものと推定していたからである。

夜中から雨が降っていたので、雨のあがるのを待って出かけて行った。
行ってみると、3株ほどあるクチナシグサの花はほとんど終わり果実をつけている

そして半分以上の蒴果が割れて、中の小さいタネを雨で流したと思われる痕跡が
有った。


割れたクチナシグサの果実1


割れたクチナシグサの果実2


割れたクチナシグサの果実3


割れたクチナシグサの果実の拡大写真
外側の萼との間にタネが流れ残っているのがわかる


クチナシグサの根元を見ると、前年の初秋に芽出しした葉の茎が枯れて
残っていた。(青い矢印で示したのが枯れた葉の茎)
クチナシグサは、最初にこの葉っぱだけが芽を出してきて、光合成をおこない
寄生した植物からの栄養と光合成した栄養とを蓄えて、花を咲かす本体の芽出しを
行っていると思われる。半寄生と言われるゆえんである
なので花が咲くころには、この先行して芽出しした葉は枯れてしまう。
Googleで「茨城県、クチナシグサ」で検索すると、私の以前書いたクチナシグサの
観察記事がヒットするのでご覧ください。
その記事でも書いているが、先行して芽出しした葉の根元に、本体の芽出しが輪生状に
出てきて、春になると急速に成長して花を咲かす。
そして梅雨の直前に果実をつけて、雨が降るころには果実が割れる。
典型的な雨散布と思われるのだが、繁殖戦略としては非常に効率が悪いと思われる。
何百というタネを流しても、運よく寄生主を見つけて芽だしできるのは1~2個だろう
以前私が観察していた場所は、笹とクヌギの葉っぱが降り積もって、クチナシグサは
全滅した。
試しに一部を草刈りしたが、復活はしていない。


この写真の右側に写っているのは、割れる前のクチナシグサの果実
これが「クチナシ」の果実に似ていることがクチナシグサの名前の由来である。

昨日は葛城の森の「葛城フォレスター」の活動日で、一日草刈り作業をした
それで大汗をかいたのが原因で、自宅に帰ってから熱中症のような症状になり
寝ていてもめまいに襲われて、立つこともできなかった。
何度も救急車を呼ぼうかと思ったが、かろうじてこらえた。

寅さんの新作が公開されるらしいが、私も男はつらいよ である。





花友Kさん撮影のサカネランとヤマシャクヤク

2019年05月27日 23時16分56秒 | スポーツ・トレッキング
花友KさんとIさんが山梨の杓子山に登り、探しに行った花は見つかりませんでしたが
思いもしないお宝を発見したと写真を送ってくれました。撮影は5月25日


サカネラン、ラン科サカネラン属、分布 北海道、本州、九州
花期6月ごろ 深山の落葉樹林下に生える無葉の腐生植物
地中には多数の肥厚した根が束生し、上方に向くところから
逆根蘭(さかねらん)の名がついたという。
茎は太く、多肉質で円柱形で鱗片葉がある。
6月頃 総状花序に多数の花をつける。
花は下部からつけ始める。
ちなみにサカネラン属には、三つ峠などに咲くヒメムヨウランがあります。

(解説は私が勝手につけました。あしからず(笑))


Kさんのメールには、10センチくらいの咲き始めと思われる株と、20センチ強の
株が有ったと書いてありましたので、これは10センチくらいの株かな
上の方には蕾が多い


こちらが多分20センチ強の株だろう、ちょうど見ごろかな


サカネランのアップ、萼片、側花弁は倒卵形で長さ約5ミリ
唇弁は長さ1センチほどで、基部は膨らみ先は2裂する
一見すると人の形に見える


サカネランを横後方から撮ったものと思われるが、手前に別な花の
唇弁が邪魔して、花柄子房のねじれが確認できないのが惜しいね。
(他人の撮った写真には何とでもいえる(笑))

もう一つのお宝は、かぶりつきで見られるヤマシャクヤク
標高が高い分、高尾山よりずっと遅いらしい。


ヤマシャクヤク


ヤマシャクヤク、雌蕊は2~4個あり、柱頭の先はゆるく外側に曲がる
意識して撮ってるね




杓子山と言えば、富士山の展望台と言われるほど富士山の好展望地
なのにKさんが送ってきた写真は、高座山山頂からの富士山(笑)

高座山の山名入りの富士山 、やっぱり富士は日本一

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こちらは5月12日に裏高尾で撮影したコバノタツナミソウの写真だそうです
それ以前に送られてきた写真には、決め手になる特徴が写っていなかったので
ダメダシをしていたので、改めて撮影したらしい。さすが花探索隊長Kさん


コバノタツナミソウ


コバノタツナミソウ2


コバノタツナミソウ3

なんとなんとシロバナコバノタツナミソウも見つけて撮影したそうです。
ダメ出しされた悔しさからかな、寅さんならきっと言うなー
見上げたもんだよ屋根屋のフンドシ (笑)


シロバナコバノタツナミソウ1


シロバナコバノタツナミソウ2


シロバナコバノタツナミソウ3








最近見た花

2019年05月14日 22時29分22秒 | スポーツ・トレッキング
今日は葛城フォレスターの作業日で、一日草刈りだった。
休憩時間にクチナシグサの観察に行ったら、実が付き始めていた。
近くのギンランは花の終わりかけで、数株がまだ花をつけていた。
草刈りを始めた場所で、キンランが一株残っていたが、注意するように
言わなかったので、後で見たら誰かに草刈りで刈られていた。
花はほぼ終わりだったので、来年の芽出しをきたいしよう。

という事で、今日はまともな写真が無いので、最近撮影した花の写真を
掲載します



ギンラン


ギンランの咲いている様子


ギンランの花のアップ
花柄子房が少しよじれているのがわかる
ササバギンランに比べると、距が長く突き出る
また葉は薄く紙質で基部は鞘状になって茎を抱く
キンラン属の他種と比べて、乳頭状突起が少なく、ざらつきが少ない



ササバギンラン


ササバギンラン
開花時の植物体にざらつきが多い
茎の稜や葉脈が目立ち、葉は茎を抱かずによく開く
葉の裏や花序、子房などに短毛(乳頭状突起)がある
唇片の基部は筒状の距となり、短く突き出る


虫付きササバギンラン


上の写真の拡大したもの、得体のしれない虫が一杯
背中がかゆくなりそう。



レンゲソウ、中国原産の帰化植物


ジャケツイバラ


ジャケツイバラのアップ


ニセアカシア


ホウの花


キブシの実


オオジシバリ








側溝の蓋が盗まれて沼田新田酒寄線は通行止め

2019年05月12日 23時05分55秒 | スポーツ・トレッキング

梅林入り口にバリケードを立てて通行止めの表示
理由は側溝のグレーチングが盗難に会ったためと書いてある
(グレーチングとは、側溝の鉄製の蓋こと)


こちらは沼田新田酒寄線の酒寄側の入り口、こちらも通行止めの
表示がされている。


沼田新田酒寄線の道路標識
(酒寄と梅林を結ぶ林道)

という事で、現在この林道と、林道から分岐する四季の道も車では
入れない。

私はキンランの新種「ツクバキンラン」を探しているので、車はつくし湖に止めて
酒寄側入り口から、沼田新田戦の途中、四季の道に下る分岐まで歩いて往復した
その中で確認した側溝の蓋を盗まれた現場を写真に撮った。
全部で9ケ所の側溝の蓋が盗まれていた。


つくし湖から四季の道分岐までの軌跡図


側溝の蓋が盗まれた場所をポイントして記録したもの


酒寄側から入って最初の盗難場所


最初の盗難場所を横から見た画像


2番目の盗難現場


3番目の盗難現場


4番目の盗難現場


5番目の盗難現場


6番目の盗難現場


7番目の盗難現場


8番目の盗難現場


9番目の盗難現場


4月末から5月初めにかけて盗難されたと思われるが、同じ鉄製の蓋では
また盗難に会う可能性があるので、コンクリート製の蓋でもいいので
至急に対策を施してもらいたいものだ。
今は小型で性能の良い防犯カメラもあるので、盗難現場の一つに設置
しても良いと思う。

つくば市内で見たキンランから











花友Kさん撮影のクモイコザクラとユウシュンラン

2019年05月10日 23時46分59秒 | スポーツ・トレッキング
私がなかなかブログを書けないものだから、三つ峠に一緒に行った、花友Kさんから
三つ峠で撮った写真と、下山後に別な山に行って撮ったユウシュンランの写真を
送ってくれました。
私も一緒に行って撮ったのですが、なかなかそこまでブログがたどり着けません。(´;ω;`)
以下は花友kさん撮影の写真です。


クモイコザクラ


クモイコザクラ 


クモイコザクラ


神鈴の滝遊歩道案内版


神鈴の滝 
被写体からアングルまで、私の写真と妙にリンクしているのが面白い

以下のユウシュンランは、三つ峠を下山後、1時間ほど移動した別な山で
撮影したものです。


ユウシュンラン、ラン科キンラン属
鈴木昌友先生は、「茨城の野草」で筑波山をはじめ、いくつかの山で
まれであると書かれているが、筑波山でまだ見ていないランである。
和名は北海道大学の工藤祐舜博士の功績を記念してつけられたという。
日本のランハンドブックには詳しい解説が出ているので、興味のある方は
そちらの図鑑をご覧ください。
ギンランの変種とする見解もあるが、葉と共に花の形態が異なっているため
別種とするのが適当である とランハンドブックには出ている。







ユウシュンランの撮影は、今回で2回目なので、Kさんも花の特徴をうまくとらえて
撮影している。
唇弁は褐色の筋があり、距が長く突き出る という特徴を狙ったと思われる



筑波山のキンラン開花

2019年05月08日 08時24分36秒 | スポーツ・トレッキング

筑波山に咲くキンラン、花が10個以上もついている立派な株が並ぶ


小さいキョがいたずらっ子の舌のようでかわいい
実はこの距に見えるものは、唇片の基部が短く膨らんで突出したもので
キンランの中には、この距のような突出が無く、唇片が側弁と同じような
形をしたキンランの花があるという。
本来唇片は、三裂しており、両側の二つの裂片は三角状でずい柱を抱き
また中の裂片は円心形で内面に縦に条があり基部は細くなる
と鈴木昌友先生が茨城の花で書かれているので、この花は正常なキンランと
言えるだろう。
キョのないキンランは、筑波山にも有ったと言うから、出会いたいものである


キンランの花は平開せず、わずかに開くのみ、見えそうで見えないのが
実に憎い(笑)


エビネも咲いていた。
本来は全身を載せたいが、いたずらされないように花の部分のみにした


ホタルカズラ、この場所のホタルカズラはピークを過ぎていた
他の場所ではピークだった


オオバウマノスズクサ
これもピークが過ぎかかっている。

「花の命は短くて」と誰かが書いていたが、私は「苦しきことのみ多かりし」
である。
別の場所のキンランも撮影に行こうとしていたら、雨とヒョウが降り出した。






三つ峠山に咲くクモイコザクラを目指して

2019年05月07日 22時10分00秒 | スポーツ・トレッキング
5月5日のこどもの日、晴れの予報だったので、花友の誘いで三つ峠山の
岩壁に咲く「クモイコザクラ」を撮影に行った。
私のこのブログのタイトルの背景画像に使われているのが、前回撮影した
三つ峠のクモイコザクラの写真である。

前回は、清八林道側の裏登山道を登って行ったが、今回は三つ峠の表登山道
の「さくら公園」の駐車場を起点として、信仰と歴史の刻まれた登山道を登って
行ったのである。
訂正、最初誤って「憩いの森駐車場」と書きましたが、「さくら公園」が正しい
ので訂正いたします。


計画では、5月の初めに行く予定だったが、天候が悪くて少し遅れてしまった
そのわずかの差が、クモイコザクラのピークを逃す結果になってしまった。
まあそれでも花に出会えたのだから、良しとしよう。

花友のIさんが心配したように、表登山道の急登は私の体にもこたえて、真っ先に
ねをあげたのは私だった。
途中で頭痛とめまいを感じて、熱中症の症状が出たのかと思うほど汗もかいた
ひとり木陰で一休みして、ウイダーインゼリーで喉をうるおしたりして、何とか
八十八体供養塔まで行ったときは、本当にほっとしたのである。

八十八体供養塔では、石仏を数えている母娘らしい二人がいて、75体しかないよ
とか言っているのを聞いて、思わず噴き出した。
こんなのは何となく楽しくほほえましい。少し元気が出た。
花友の二人は。遥か彼方で姿も見えなかったが、場所がわかっているから焦りは
しない。

最後の角を曲がると、向こうの岩壁の下で、二人が探している姿が有った。


クモイコザクラ、この花の色を出すのが難しい花だ


葉っぱも花も小さい花だが、可憐さが良い


湿り気のある岩場に咲く花らしく湿った岩場にある


遥か頭上に咲くクモイコザクラ、望遠で撮影しトリミングで拡大した



さくら公園の駐車場にあるトイレ、ここから達磨石の手前まで
舗装された車道が続く


神鈴の滝遊歩道入り口、ここで道は二つに分かれるが、私たちは
左の神鈴の滝遊歩道を歩いた。


神鈴の滝は小さな滝が連続する、滝つぼの色が美しい


神鈴の滝の上流にある砂防ダムのようなところから三つ峠の
山頂が見える。

このところ過密日程で出歩いているので、まともにブログが書けない
6日は筑波山ファンクラブの雨引山の観察会に参加したし、昨日は筑波山の
キンランの撮影に行ったら、ヒョウが降ってきて逃げ帰ってきた。
花の咲く期間は短いので、待ったなしである。腰が痛いし眠いが花を追いかけて
爺の旅は続く、






日光・栗山ダムの月山アカヤシオ登山

2019年05月03日 23時53分57秒 | スポーツ・トレッキング
2日の朝6時につくばを出て、今市ICから県道245号線を走って、大笹牧場の
前を通り、栗山の自在寺から日蔭牧場を抜けて栗山ダムの奥にある月山に
アカヤシオ登山に行った。

山では昼に雷が発生するかもという予報だったが、3日は地元のイベントが
バーベキュー広場で行われる予定なので、混雑を避けて2日に行ったのである

花友の情報では、月山のアカヤシオは、昨年が当たり年だったらしいが
今年は中腹以下が見ごろで、山頂付近は蕾らしいという事だった。

栗山ダム手前の馬蹄形のトンネルを抜けて、栗山ダムの駐車場広場に着くと
連休中にも関わらず、車は少なかった。
ダム広場の四阿の横で、テントを張っているグループがいたが、人影は
まばらだった。


栗山ダムと駐車場


駐車場からは赤薙から女峰山にかけて、くっきりと見えていた。
霧降を越えた六方沢橋まではっきりと見て取れた。


栗山ダムと月山の軌跡図、ダム手前にある馬蹄形のトンネルは、GPSの
電波が届かないため、直線的に描かれているので ご了解ください。


今回歩いた月山の軌跡図、バーベキュー広場の登山口から山頂を経て
時計回りに尾根を歩いて、バーベキュー広場に下山した。
途中に2か所程、大岩が有って右下を迂回するが、特に2つ目の大岩は
足場が狭く、木の根につかまって渡るような場所なので、要注意である


駐車場から林道の坂を登り切ったあたりの広場は、月山のアカヤシオの
最初の展望地で、これはそこから望遠で撮影した山腹のアカヤシオ


同上、濃い部分もあるが、上の方には花が少ない


当たり年に来たときは、山全体が赤く見えたが、今年は寂しい


バーベキュウ広場の入り口の左にある登山口から登って最初のアカヤシオ
広場に着いたとき、先行のグループの方から登山口がどこかと尋ねられたが
今は登山口の表示が壊れて、少し上の斜面に登山口の案内が出ているだけ
なので、初めて来た人はわかり難いかもしれない
登山口は、広場に入ってすぐ左の笹藪のふみ跡をロープを頼りに登る
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以下は登山中に見たアカヤシオの風景















続きはまた後で、ゴメン


高原山の展望は、山頂よりも手前の尾根が良い


月山山頂は、アカヤシオの蕾ばかりで、女峰山とのコラボ写真が撮れず


山頂から今市ダムを展望する場所への道ができていた。
その場所は急斜面の崖の上で有ったが、誰が下ったのかロープが下がっていた
怖くて端まで行けなかったが、新緑の今市ダムの絶景が広がっていた。
湖面にかかる橋までがすっきりと見えていた。

だがこの頃からゴーゴーと強風が吹き始め、気温も一気に下がった。
雷予報も出ていたから、天候の急変もありうると判断して、山頂にはとどまらず
直ちに下山することにした。

以前、山頂には「クサリ場コース」と言う表示板が出ていたが、今は何もなかった
それでもふみ跡がしっかりと残っていたので、バーベキュー広場に下りるコースの
尾根を、アップダウンを繰り返しながら進んでいく。


途中に二人ほど乗れる大岩があり、アカヤシオと女峰山のコラボが撮れる
展望岩があるが、アカヤシオの花も無く、しかも強風で吹き飛ばされるような
荒れようだったので、岩には登らず脇から女峰山の写真を撮った。
この場所も右にう回路があり、木の根につかまりながら迂回する。

その先にも巨大な大岩がそびえていて、このコースの一番の危険個所で
ようやく足がのるような狭い足場を探しながら、木の根を頼りに
迂回していく道だ。


大岩のう回路の様子


大岩のう回路の様子2、後ろ向きで木の根につかまりながら下る
何人もの登山者につかまれ、厳しい環境で枯れた木もあるので、つかまる
木も確かめないと、ポキッと折れたりするので要注意である。


尾根道の所々で、今市ダムが見える場所があり、その美しい景色に
救われる思いだった。
いつもなら、このコースでは何人かの登山者に出会うのだが、花も無いし
強風が吹き荒れていることもあり、誰一人とも出会わなかった。