花の詩山の詩

花の詩(うた)山の詩(うた)へようこそ
このブログは「花と山とを友として」の続編です

雨引観音を巡って雨引山に登る

2014年11月20日 22時54分27秒 | アウトドアー

雨引山・楽法寺の多宝塔(県指定の文化財)


今回歩いたコースのGPSの軌跡図


今回車を止めた駐車場所


駐車場所の奥にはこんな看板が出ている
源氏ボタルの保護地らしい。


左下の駐車場から森林浴の道の石段を登って、山門前の
駐車場に抜けて、山門をくぐって、あじさいの多い石段を
登ってゆく。この石段は厄除けの石段と呼ばれているという。

石段の途中右側に、あじさいに囲まれて鐘楼堂が立っている。

階段を上りきると極彩色の仁王門が有り、仁王像とともに
有名なのが天井に描かれている竜と羽衣をまとった天女である。

門をくぐって直進すれば、モミジの巨木が紅葉して見事だ。
右は食事処もある大駐車場で、観光バスが来ていた。
見上げると石垣のツタが赤く紅葉して風になびいている。

戻って左の階段を上れば、途中に県の名木になっている
スダジイの巨木がある。
階段を上りきった所が楽法寺の本堂である。

雨引山・楽法寺では、秘仏本尊大開帳を行っている
期間は12月31日まで、特別拝観料は一人千円


本堂の左に珍しい二層の多宝塔が建っている。
本堂の向かいのおみやげのお店で買い物して、お賽銭の準備をした
本堂にお参りし安全登山と家族の息災を祈願した。

本堂と土産物店の間を抜けて奥に進むと、すぐに道は二股に
分かれる。
直進は延命水で、左は雨引山に至る山道である。

山道を登ると、峠のような分岐に出る。
右に金網で囲まれた白い建物が有るが、この建物の後ろが雨引山
なので、白い建物の右側を回り込むように笹藪道に入る。

ちなみに私は最初、ここで間違えて反対側に少し下って舗装された
車道に出てしまった。
また左に回り込むように坂道を登ると、クジャクを飼育している
小屋がある平坦な場所に出る。
不審者に間違われるといやなので、即座に引き返した。

白い建物を回り込んで山道に出ると、薄暗い樹林帯が続く
やがて左からの山道と合流して右に進む案内板がある

この道は、時々樹林が薄くなり、明るい場所もあるが、基本的に
展望はない。
左の山を見上げると、黄色い葉っぱや茶色の葉っぱが里山の
秋を告げている。

やがて古い案内表示があり、雨引観音まで1.4Km、雨引山
0.8Km・加波山6.3Kmと書かれている。

少し登ると道は緩やかになり、右は杉の林、左は雑木林の
中を歩く。道が植林の境になっているのが面白い。

時々木にネームプレートが括り付けられている。
結構大きな「ネムノキ」があったてりする。

足元にわずかだが、ニリンソウかトリカブトの葉っぱが残っていた。
左の林が疎林になり、明るい山道になったと思ったら
丁字路になり、左、雨引山0.5Km・御嶽山2.8Km、右、加波山6Kmの
案内表示がある。
なんだよさっきの表示から、たった3百メートルしか歩いてないのか
とがっかりした。

ここからは腐った丸太の階段が続いて、途中にベンチもあったが
落ち葉で汚れていた。
刈り取った竹藪があったので、それを箒がわりにして落ち葉を
払った。

登り切ったところが山頂かなと思っていたら、当てが外れていったん
下ってまた階段道を登っていく。
ようやく道の先が明るく見え、近づくと四阿が立っているのが見えた

やっぱりそこが山頂で、三角点の石柱があり、テーブルやベンチも
あり、左側の加波山や真壁の町方向が開けている。
標高409.3mの雨引山の山頂は、樹林に囲まれて、左側しか展望が
なかった。
寒いと思ってザックの温度計を見たら、気温が10度、湿度が
60パーセントだった。

下の駐車場を出発したのが12時55分だったが、その時も同じような
気温だった。
雨こそ降らないが、雲が広がって憂鬱な空だった。
さめてしまったホットレモンティとハムカツサンドで遅い昼食を摂る。
お楽しみは、カップゼリーのごろっと果実で、本日はおおぶりカットの
白桃、最近これにはまっている。

暖かいコーヒーを飲みたいが、家族を迎えに行く時間までに帰宅
しなければならず、ガスや道具を置いてきたのが残念だ。

もう3時に近いので、急ぎ足で下山、3時44分に駐車場に戻った。
今回は、登山道の下見を兼ねた登山だったので、次回は天気の良い日に
じっくり登りたい。


雨引観音の公式サイト


本日(22日)は森づくりボランティアに参加してきたので、雨引山の
写真は、後日にここに掲載します。
しばらくお待ちください。すみません。

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ワルシャワ蜂起 葬られた真実
 ~カラーでよみがえる自由への闘い~

[BS1]11/23(日) 前11:00-11:49
ナチス占領下のポーランドで、市民たちが立ち上がった
ワルシャワ蜂起。戦後、ソ連の影下で長らく封印されてきた
記録映像がカラーでよみがえった。自由への闘いをたどる。

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[BSプレミアム]金曜 後9:00-9:59
南アルプス
11/28(金) 後9:00-9:59
3000メートル級の高峰が連なる南アルプス。
巨大な山脈は暮らしに猛威をもたらしてきた。山がもたらす
災いを人々は「蟲(むし)」と呼び、畏れてきた。

もういちど、日本
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 11/27(木)「筑波山

ニッポンの里山 ふるさとの絶景に出会う旅(再)
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11/28(金)「野鳥が集まるウルシの畑 茨城県 大子町


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追悼 高倉健
 プレミアムシネマ「ホタル
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