花の詩山の詩

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このブログは「花と山とを友として」の続編です

御前山の1属1種の花・連福草

2015年04月30日 20時28分35秒 | アウトドアー

レンプクソウ、レンプクソウ科レンプクソウ属、北半球に一属一種有るのみ
だという。

名前の由来は、この花を採種したときに、根に福寿草の根が絡んでいたので
福に連なる草という意味で「連福草」と名付けられたという。


上の写真をトリミングして拡大した写真
なにしろ皇都川の土手の下に咲いていたので、今回は上からしか
写真が撮れなかった。

この花は、茎頂に五つの花をつけるが、一つは上向きに、後の
4つは四方に横向きに開く、しかも上向きの花は、4弁花
おしべは8個、横向きの花は、5弁花でおしべは10個と違いが
あるから面白い。
ちなみにゴリンバナという別名は
五輪の花がつくからである。

この花は、花色も薄緑色なので、よほど意識して探さないと見つける
のが難しい。
私がこの花を見つけられるようになったのは、以前に花友から
教わったからである。
そのときは土手の上にも咲いていたので、こんな写真を撮っている


2012年4月に撮影したレンプクソウ、花弁の形がよくわからない
写真しか撮れなかった。(かろうじておしべの本数が10個見える)

今回は撮影出来なかったが、2012年の時に撮影した面白い花を
紹介します。(これも教わった花ですが)


カテンソウ、イラクサ科カテンソウ属


上の写真のアップ、ここに見えているのは雄花で、5つつの先端から
花粉を出す。
雌花は葉の根元に固まってつくので上からは見えない

このように花が小さくて、点のように見えるので花点草
と呼ばれるという。

地味な花を紹介したので、今度は昆虫を紹介します。


たぶん カメムシ目サシガメ科のクビグロアカサシガメという
昆虫ではないかと思います。
(ただ図鑑によれば、出現期は7月~10月になっているので
違う昆虫かもしれないので断定はしない。写真ではアップ
なので大きく見えるが、体長は9mm~10.5mmなので実際は小さい)

そうだとすれば、普通はコケの上にいる事が多いそうですが
皇都川ぞいの赤沢林道で出会った。

前日歩いた筑波山の林道では、夏鳥と言われる「ツツドリ」が
盛んに鳴いていたが、赤沢林道では釣り堀で流す演歌が響く。

本日のおまけ写真は、展望地の「鐘つき堂跡」にたてられている
休憩小屋を額縁に見立てて、小屋の奥に赤沢富士を入れて撮った




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疲れない山登りの方法?

そんな番組が有ったのですね

それは 運動ナビ

私も見損なったのですが、内容が印刷出来るのが良いですね




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2 コメント

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Unknown (yugoro)
2020-05-04 09:42:46
おはようございます
古い記事を読んでたら、先日見つけたカテンソウが載っていたのでコメントします。
大子町のいつもの神社へ行く農道を歩いていたら、ニリンソウの中に少し違う葉っぱがありました。写真を撮ってから調べたら、カテンソウでした。その時は変わった花だな、という印象だけでしたが。この写真はヤマレコにアップしてあります。
あの農道、恐るべしです。
目が衰えて (mino)
2020-05-04 16:54:38
さすがyugoroさん カテンソウを農道で見つけるなんて
私は神社周辺だけで満足しているので、気がつきませんでした。
と言うか、最近老眼で小さいものがよく見えないので
見ていても判らないかも。
この御前山、最初の橋を渡って、川沿いの右側のガードレールの下あたりに
タカオスミレとおぼしきスミレもありましたよ。
神社周辺で、新しい発見が会ったら、又教えてくださいね。

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