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花の詩山の詩

花の詩(うた)山の詩(うた)へようこそ
このブログは「花と山とを友として」の続編です

夏井川渓谷と背戸峨廊の参考情報

2015年11月14日 21時59分59秒 | スポーツ・トレッキング
初めて夏井川渓谷とか背戸峨廊に行くときの参考のために
私の採用した方法を紹介します。

カーナビに夏井川渓谷とか背戸峨廊が入っていれば簡単ですか
入っていない場合は、県道41号線の江田駅の先が背戸峨廊の
駐車場なので、江田駅を目標にしても良いのですが、簡単なのは
駐車場の近くに「夏井川渓谷キャンプ場」が有りますので、そこを
目標にしても良いです。

夏井川渓谷キャンプ場」については、いわき市の観光情報サイトに
案内が出てますので、そこを紹介します。

いわき市観光情報サイト

うれしいことに、ここは無料で利用出来るキャンプ場なので
要チェックですね。

もう一つは、番地の表示されている「いわき市の地図」が利用出来れば
県道41号線の江田駅より先の番地を入れて行く方法です。
(これは常磐道のいわき廻りで行く場合なので、郡山のからくる場合は
手前になります)
私は「いわき市小川町上小川江田○○番地○を目標にして行ったら、ほとんど
駐車場の近くでした。
具体的な番地は、個人宅の番地かもしれないので、ブログには書けません


背戸峨廊入口に有る駐車場とトイレ


道路の左側にもスペースがある。


上の写真の案内板をトリミングで拡大した写真
道路の右に背戸峨廊入口が有る。日陰で暗くなっているが背戸峨廊の
案内板が立っている。


トイレの壁に貼ってある背戸峨廊と夏井川渓谷の案内図
(方位の北が左上を指しているのに注意)
背戸峨廊の登山口は、林道を500メートルほど入った市営駐車場
の所である。案内図にも駐車場が書かれている。
車はここまでしか入れない。


背戸峨廊の入口


入口を入ってすぐに磐越東線の下をくぐる。


林道の奥の背戸峨廊駐車場に立つ石碑


駐車場は区画腺が引いてあり、20台~30台程度が駐車出来そう
奥にはトイレがある。
朝は1台しか止まって無かったが、帰りには10台以上が
止まっていた。
土日は混むそうなので、平日が良さそうです。


篭場の滝の山側の上に立っている「阿武隈高地森林生物遺伝資源保存林」の看板
木の陰が写って読みにくいので、要旨を書きますね

1.この保存林は、森林と一体となって自然生態系を構成する
 生物遺伝資源を自然のままで保存することにより、動植物の
 保護や遺伝資源の利用・研究に役立てるために設定したものです。

2.この区域は、畑川断層南端に位置し、浸食も激しく、崖状の地形は
 山頂まで至り両側を急崖ではさまれ、残っている帯状の尾根に
 地形土壌極相として モミ・アカマツ林が成立しているのが特徴です。

3.貴重な動植物として代表的なものは、植物ではアカヤシオ、動物では
 哺乳類でヤマネ、鳥類ではオオタカ等の生息が周辺で確認されています。

4.保存林は、原則として人手を加えず自然の推移に委ねることとして
 いますので、皆様のご協力をお願いします。

 関東森林管理局 磐城森林管理署

ということで、夏井川渓谷を挟んだ黄色く塗られた地域が保存林に指定
されています。
畑川断層の南端に位置しているので、こんな険しい地形になっているの
ですね。地殻変動を間近で見られる場所ともいえるかも。


夏井川渓谷の県道41号線を歩くと、こんな「遭難碑」が
立っている。
碑文を読むと昭和10年10月27日8時28分ごろ、山腹の山肌の大石が
豪雨により崩落して磐越東線を襲い、夏井川河岸の斜面に折り重なるように
して12名の尊い人命が犠牲になったとかかれているようだ。
文字がかすれてよく読めないので、読める部分から推定した内容である。
断層地帯という地形が産んだ悲劇かもしれない。
昭和10年というから、今から80年前の悲劇である。合掌