
オオヒナノウスツボと思われる野草の全身、高さは90センチほど

残り花と実、花柄には腺毛がある

花のアップ、上唇は2裂、下唇は下に反転する、花の中の二つは雄しべ
雄しべの下から下唇に沿って反転しているのが雌しべ
上唇の下に花弁状の仮雄しべがうっすらと見える
名前のヒナは雛飾りのヒナの事で、二つの雄しべを雛人形に
見立てたもの
籾殻を精米する田臼は、木や竹で作られ壺形であったので
臼壺という言葉が生まれた。
それで壺形の花を咲かすこの草に臼壺と名前がつけられた
オオは姿形が大きいのでつけられたもの
と「野草の名前」の高橋勝雄さんは述べている。

横顔

葉は対生し、長さ6~10センチ、幅3~5センチの
長卵形~卵形でややかたい。
先端はとがり、フチにはとがった鋸歯がある。
たぶんとつけたのは、同属のヒナノウスツボとの違いが判然と
しないからで、高さ的にオオヒナノウスツボと思うからである。
オオヒナノウスツボは、以前男体山の周りの自然研究路に有ったが
今年は踏み荒らしで、花を見ていない。
峰寺コースの帰りに寄り道して発見した。

これもたぶん(笑)ミゾソバ

ミゾソバの花

ミゾソバの群落

ミゾソバの大群落

ミゾソバとツリフネソウの花畑
明日から2日間、またもや緑地の草刈りがある。
先週の予定が雨で出来なかったからだが、ちょっときつい。
家族がいま、常総市に仕事で派遣されている。
もちろん水害の救助支援ではないが、水没地域での仕事は
かなりきついらしい。