「バイク」 柳家 小三治・著 ☆★
一見不釣合いのように思えるが、落語家が書いたバイクとの出会いと北海道ツーリングの日々。
少しは面白かったが、噺家だからといってけっして文章も文句無しに面白いわけではなかったのが残念。
「案外、買い物好き」 村上 龍・著 ☆☆☆
B体型ながらもスポーツ好きな(失礼!)著者が、イタリアなどへ行ってシャツを買いまくるエッセイ。
ろくに着もしない一着○万円のシャツを衝動的かつ大量に買う様は一見、成金趣味でイヤミに映るが、一方で自己破滅的な感じがして読んでて気持ちいい。
ちなみに同じ村上でも私は「春樹」さんより「龍」さんの方が好きである。(春樹さんは、はっきり言ってようわからん。)