最近読んだ本
天野 ミチヒロ・著
日本のドラマ、特撮、アニメ、映画で、さまざま理由から放送禁止となったいわくつきの作品を紹介。
放送禁止というと過激なエロとか残虐性を想像してしまうが、政治、宗教、人権的な理由から時代に先駆け過ぎて封印された作品も多く、「巨人の星」「ウルトラセブン」から三島由紀夫の映画までその幅は広い。
筆者が完全に同世代のため、自分は文句なしに面白く読めたが、ネット上でのレビュー評価はそこそこ。
ヲタクたちは「まだまだ甘い」というが、これだけのデータを集めるのは生半可なことではなく、その努力を買って「☆☆☆☆☆」
(ちなみに文庫版のタイトル・ロゴ、あの懐かしのウルトラ・シリーズの字体を使っているのが、またシブい。参りました。)