ANIORU’S CUP 2022 DAY2

3回生の片岡真子です。

もう引退した身ですが、アニオル2日目について、最後のブログを書きます。

1ポイント差のリードで終えた1日目。

まだまだ油断できない中で2日目を迎えました。

朝はド微風。

緊張しながら出艇しました。

1レース目

スタートは真ん中あたり。

1レグ目は左に伸ばした東大にリードされましたが、

ダウンウィンドが得意なドライブ2人のおかげで、2レグ目で巻き返しました。

下回航で内側をとって、

3レグ目は左へ。

ゲインして追い抜き、4レグ目はそのまま逃げ切りました。

2レース目

スタート直前に風がドン落ち。

20秒ほどの遅れをとってスタート。

1レグ目で最下位になったときは全員ピリつきました。

しかも上回航でスピンがねじれるというミス。

上マーク地点でのヒートアップしたスキッパーの声が本部艇まで届いていました。

ダウンウィンドでなんとか巻き返し、2位着。

この時点で東大と1ポイント差

次のレースで負けたら優勝を逃すという不安とプレッシャーで、2レース目と3レース目の間は雰囲気お通夜でした。

迎えた最終レース

1レグ目は東大にリードされたまま2レグ目へ。

ダウンウィンドでリードを縮めることはできましたが、まだ追いつけず。

そのまま4レグ目。

ダウンウィンドで追いつき、下側に回り込みました。アウターより外側まで東大を引っ張り、ドンジャイを主張して先にゴールラインを切りました！

2ポイント差で神戸大学の優勝です！😭

本当にギリギリやった………

3年間、憧れ続けていたアニオルの舞台で、悲願の優勝。

夢にまで見ていた展開のはずなのに、嬉しいよりも、ホッとした気持ちの方が強くて、レースが終わってからは、プレッシャーからの解放感が大きかったです。

何より、同期2人陸久と大津の走りに救われた部分が大きすぎて、自分は何もできていないなぁという気持ちでいっぱいです。

スタートで遅れたのを、2人にダウンウィンドで巻き返してもらいました。

走りでは神戸大学が圧勝だったはずなのに、私のミスで足を引っ張ってしまったのが悔しい。

それもまた素直に優勝を喜べない理由のひとつです。

でもそのあと、2年前のアニオルチームに私をサブメンバーとして選んでくれたスキッパーの先輩から、

「選んだ甲斐があった」

と言っていただき、

勝って初めて、嬉しいと素直に思えました。

3年間やってきた意味はあったし、自分も少しは成長できたのかなと思えます。

今まで練習に付き合ってくださった先輩方、同期、後輩のみんな、

本当にありがとうございました。

そしてアニオルを運営してくださった皆様も、ありがとうございました。

たくさんの応援をいただき、アニオル連覇を果たすことができました。

これからも神戸大学オフショアセーリング部をよろしくお願いします。

最後に、

3ヶ月間一緒に練習を頑張ってきたチームのみんなへ

みおもたっくんも芝も、本当に上手くなりました。頼れるクルーです。

オフショアのように顧問の指導がない部活では、先輩と後輩の繋がりが組織の原動力になると思います。

一緒に過ごした3ヶ月が、次のオフショアの土台に活きることを祈ってます。

これからも頑張って！

大津

3年間大津とはずっと一緒やったような気がします。

1回生の新歓の時から、今日の引退まで、色んなオフショアのイベントを一緒に過ごしてきたね。

特に昨日と今日の2日間は、大津の存在に救われました。

3年間ありがとう。

陸久

何度も喧嘩して、口もきかない時期もあったけど、なんだかんだオフショアで1番いろんな話ができたのは陸久やなぁと思います。

ふざけるときも、真剣に話すときも、

いつも全力で楽しいし頼もしい。

チームを優勝に導いてくれてありがとう。

長々と失礼しました。

これからもオフショアのみんな頑張ってね。

たまに老害しに行くかもしれないから、

その時はよろしく。