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「ユビキタス社会」

2005-05-20 10:13:39 | つれづれなるままに
最近になってよく見かける「ユビキタス(Ubiquitous)」とは、ラテン語で「いたるところに遍在する」という意味だが、街中に確実に増殖しているネットワーク・カフェなどが最近やたら目に付くようになった。
家電や普通の電話、時計やポータブルMDプレーヤなどがネットワークで結ばれ、駅の自動券売機やコーラの自販機までもがネットワークにつながれ、車や電車の中からでもインターネットにアクセスできるような社会が「ユビキタス社会」だという。
なにより、ユビキタス社会には新しいコミュニティが育つ可能性がある。常時、いつでもどこでもネットワークに参加できるようになれば、人々は電話代や時間やアクセスの速度を気にせずに情報の交換をすることができる。
「便利さ」こそが21世紀の社会で、人々に最も支持されるキーワードになるはずだ。もちろんこれは「だれにでも(便利)」という条件付きである。そのためにも、高所得層ほどITの恩恵を受けるような社会ではなく、貧富の差や国を越え、ネットワークが提供されるようにならなければ意味が薄い。
いつでもどこでも、さらにだれでもが利用できるためには、接続技術は標準化され、簡素化され、もっと使いやすくならなければならない。ユビキタス環境下での常時接続では、ネットワークに参加する個人の認証さえあれば接続が可能となる。
となると、一番大切なのはセキュリティの確保だろう。認証を行う際の個人情報の保護や、認証システムのセキュリティ技術の向上は真っ先に必要な分野だ。
遅まきながらだが、自分の中でもIT革命を起こしている。
平均寿命の年齢までまだまだ年数があるので、「ユビキタス社会」の時代に自分も恩恵を受ける日も近いだろう。
昨日から金沢市「県産業展示館」で情報ネットワークが作る「ユビキタス社会」の体験が出来る。最新のIT機器の出展、付加価値の高い精密工作機械の展示など、今や先端技術も当たり前のように受け入れられている。特に若者の間では。(私は蚊帳の外でじっと見守るばかりであるが・・