Kuniのウィンディ・シティへの手紙

シカゴ駐在生活を振り返りながら、帰国子女動向、日本の教育、アート、音楽、芸能、社会問題、日常生活等の情報を発信。

カブス完敗!黒田の好投にて、ワールドチャンピオンの夢破れる!

2008-10-05 | メジャーリーグ
シカゴ・カブス対ロスアンジェルス・ドジャーズのプレイオフ3戦目が、3対0とドジャーズの快勝であっけなく終わり、ドジャーズが3連勝でカブスを楽々スイープし、カブスのワールドシリーズ進出への夢は消えた。黒田投手の素晴らしいきれと制球力のあるピッチングで、カブスの選手は抑えられた。セットアッパーの巨漢ブロクストンは、99~100マイルをズバズバ投げ込み、カブス打線をぶった切った!今日は、斉藤投手の出番なしで、ブロクストンがクローザーで締めくくった。

現在シカゴ時間で深夜12時24分。シカゴの町は、やけ酒を飲む人々で、ごったがえしているだろう。熱狂的なカブスファンの絶望的な表情が想像される。私たちのアメリカ人の友達、下の息子のチームの監督のアル、上の息子の友達のお父さん、マイク、そして、私にハーパーカレッジで、「アメリカ野球の歴史」のクラスを教えてくれたディパルマ教授。おいおい泣いている人もいるだろう。

カブスの選手たちのうなだれている姿が痛々しい。なぜカブスはプレイオフでいつもの調子がでないのだろうか?ファンのあまりにも熱狂的な期待によるプレッシャーから、プレーが堅くなるのだろうか。しょうもない多くのエラー、縮こまるバッティング。またしても、多大の期待を裏切られたファンたち。しかし、今年もカブスファンは「Tomorrow is another day!」と誓い合って、来年に思いをはせるのだろうか。誠にミステリアスなファンと球団の関係である。

今日は、プレイオフにはいって打てなかった福留選手が、黒田投手の球に必死にくらいついて、シングルヒットを打った。打席の福留選手の顔に悲壮感がただよっていた。シーズン最初の頃のふてぶてしさが消えていた。この場面では、福留選手を必死に応援した。よかった、最後に打てて。福留選手、この最後のヒットを来シーズンにつなげてください!長いシーズン、本当にお疲れさまでした。

さて、こうなると、レッドソックスの松坂選手対黒田選手の日本人投手対決を見たい!






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