史上2人目の6階級制覇、、、

2010年11月15日 | 日記
<プロボクシング:WBC世界スーパーウエルター級王座決定戦>

アジアの英雄マニー・パッキャオVS元WBA世界ウエルター級王者アントニオ・マルガリートは大差の判定でパッキャオが勝利!

 オレの予想どおりの結果だった。アジアの英雄マニー・パッキャオが、史上2人目の6階級制覇、しかも、初戴冠のフライ級(50,8㎏)から10階級上のスーパーウエルター級(69,85㎏)を制するという偉業を達成した。

 パッキャオはスピード・テクニック・当て勘そして体幹を向上させての階級UPで、単なる体が大きくなって階級を上げて試合する選手達とは雲泥の差なのだ。だから相手に打たせずに打てる技術とスピードを保持したままの増量に成功した。パッキャオの技術の高さ、筋力、スピードはトレーニングを脳でコントロール(勝負脳)しているのではと思う。アジアの生んだ英雄パッキャオは「心・技・体」すべてが規格外の持ち主なのかもしれない!

鍛える部位を「意識」する脳の、、、

2010年11月14日 | 日記
一般のジムで行われるような筋トレは大胸筋や広背筋など のアウターマッスルのトレーニングだ。人間の体は実はとても複雑にできており、関節を自由に動かし、複雑な動きをさせているのはインナーマッスルと呼ばれる筋肉なのです。実はそのインナーマッスルとアウターマッスルが連携して運動を行うことで、アウターマッスルだけの運動をするよりも、より効果的な成果を上げる事が出来る。

 大きく言うと体のバランスの基本は、腰とお腹(丹田)、そして背中ですが、体幹部の下地であるインナーマッスルといわれる筋肉(大腰筋・腸腰筋・中殿筋・腹横筋など)が、動作バランスの鍵を握っているのだ!インナーマッスルを自覚して体幹(体の芯)を鍛えればより成果が上がる。
 
“最後に重要なのは、鍛える部位を「意識」する脳のトレーニングです!”


来訪者・・・

2010年11月13日 | 日記
昨日のPam7:00頃に来訪者が、、、オレはリング上でミット持って指導中であった暫く待って頂いた。彼は習志野ジムに在籍してたが仕事の関係で兵庫県に転勤した。それから何年経ってるのだろうか?彼との一番の思い出は代々木の体育館で開催された大道塾の無差別級の大会にエントリー同行したことだ。その大会の優勝者はセミシュルト(K-1V4王者)だった。彼は常に練習で追い込むタイプのファイターであった!現在は兵庫県の加古川にある日進会館総本部道場のトレーナーをしているそうだ。

 本職は警察官で警視に昇格したそうだ。。。公私とも頑張り成長した姿を見てオレは最高の気分になった。


壁、、、

2010年11月12日 | 日記
いつも思い道理にはいかない、、、、、

めちゃくちゃ順調育ってきても、、、大きな壁がある。オレには壁などないぞともがいてもどうにも出来ないことも人生には何度か遭遇する・・・それが壁なのかどうかはわからないが?(たぶん世間では壁とい)こんなときにどう乗り越えるかで人生がかわるのかもしれない。。。偉そうに云っても始まらないが、、、選手達それぞれ自分の道を進んでいるのだが、その多くの者が幾度もの壁に当たる。例えばケガ、個人的なアクシデント、又ライバルとの力の差が開く等その内容は様々だ。ライバルとの力の差→スランプ=考えすぎのことが多い。ネガティブに考えすぎるとスランプになる。

 自分を追い込みすぎると上記のようになりやすい。以外と一流のアスリートは力を抜くのが上手い(さぼる)のだ。ただし、何をやってもやることが早いし要領が良い(無駄がない)我々も良い選手の動きを観察して、少しでも近づこう、、、頂点に。

メンタルトレーニング・・・

2010年11月11日 | 日記
最近、メンタルトレーニングという言葉が頻繁に使われ, 特に一流のアスリート達は毎日の練習や試合に取り入れるようになって来た。メンタルトレーニングはスポーツ以外の健康、ビジネス、パフォーミングアーツ(音楽・芸能)、教育などの幅広い分野を含んでいる。誰でも試合で勝ちたい、上手くなりたいという気持ちで毎日の練習をしている。
 毎日の練習の成果で、技術は向上したし体力もついた。さあ試合で勝つぞ!というのが、今までのパターンだが、、、結果は?練習の半分も発揮出来ない・・・良くある話しだ。。。
 
 今はこの毎日の練習で築き上げた「技術」「体力」を試合で発揮する方法、つまり自分の持っている最高能力をいかにして発揮するかという方法が、スポーツにおけるメンタルトレーニング。つまり、「心・技・体」のバランス、そして戦う勝負脳のを鍛える、勝つことを目的とした試合で100%の力を発揮するために心理面(精神力)ポジティブな思考を潜在意識にたたきこむためのステップも積極的にトレーニングすることなのだ!

 その結果、自分の気持ちをうまく調整するセルフコントロール能力が高まり、不安やプレッシャーなどでパニックにならず、自身の持つ最高能力が試合に出せるようになるのだ!

オレは練習量は嘘をつかないと、、、

2010年11月10日 | 日記
世界のトップレベルの勝負には紙一重の戦いも確かにあるが、、、アマレベルの勝負は練習量の豊富な(経験が多い)選手が勝利を得る。

 ジム仲間(ライバル)が多いほど相乗効果もあり、必然的に練習量も増える。ジムの環境も大きく左右する。特にオレは練習量の少ない者は試合には出場させない方針だ!(過去には選手に裏切られたことも少なくないが、、)最近はマネージャーとも連携してこの考えを貫く。。。

 反面、勝負にこだわらず経験の為に初エントリーする練習生に促す場合もある(まだ若干動きが固い者も)一定期間の練習を義務づけて試合日までしっかりスパーリング含めて勝負脳を鍛える。(キックボクシングや格闘技は勝負脳を鍛えないと練習の成果が全く発揮できない者もいる)
 オレは練習量は嘘をつかないと信じる、、
 今、一番大切なのは「キックボクシングに集中する」事なのです!

WBO世界フェザー級タイトルマッチ、、、

2010年11月09日 | 日記
「WBO世界フェザー級タイトルマッチ」
 ファン・マヌエル・ロペスVSラファエル・マルケス

試合としてはスリリングで拮抗した試合だった。ロペスがどんなパンチをもらっても前進して攻撃を続けるのに対し、マルケスは徐々にプレッシャーを感じて後退する・・・
 両者共、パンチが強く打ち抜くので迫力は満点だ!マルケスは過去の相手と違いロペスがパンチの他にも体幹が強く、その圧力に押されて苦しそうだ。しかしマルケスのタイミングのいい左フックが強烈で4Rにはロペスをぐらつかせてみせる。対するロペスは右フックで返し、手数でマルケスを上回りよりプレッシャーをかける。両者の激闘が続いたが、後半にかけて少しづつロペスのパワー、気迫が勝りマルケスを追いつめていく印象だった。
 8回終了後、チーフセコンドのサラゴサが危険を申し出た。
原因はマルケスの右肩負傷。マルケスは、リング上で再戦の機会を王者に求めた。

 今回は勢いにまさる若いロペスの体力が古豪マルケスを若干上回ったかなという印象であった。

恒例のボクシングのスパー、、、

2010年11月08日 | 日記
恒例のボクシングのスパーリング大会に行って来た。前回も盛況だったが、それ以上の盛り上がりで、約170名のエントリーで試合数も過去最高を記録した。又、演出も素晴らしく楽しませてくれるイベントに参加者も満足そうだった!今年は残念ながら当ジムからのエントリー出来なかったが次回開催には必ず参加するつもりである。

 週2回(※出来ないこともあるが)のボクシングジムでのスパーも初めてから5ヶ月が経過、ボクシングジム選手のテクニックや練習態度等勉強出来ることが沢山あるのでとても有意義な交流であると思う。伸び盛りの選手には沢山経験させてやることが大切、、、この出稽古もその一つになっている。

充実した練習、、、

2010年11月07日 | 日記


12月の試合に向けて(プロ$アマ)選手達は練習量も増えて充実したメニューを忠実こなしているようだ。。。アマのルールが改正されたのでその対策と準備に力を注いでいる。以前のブログにも書き込んだように主催者や団体によってルールが違うのが問題でもある。アマ出場予定者は16名ほどだが、練習量とウエイトが引っかかるものは除く方針だ!今年最後の大会なので引き締めて良い結果が出るように頑張ろう!


健康目的にと30才~40才後半の入会、、、

2010年11月06日 | 日記
最近ジムの入会者が2極化している。18才~22才とまで、前者の目的は強くなってチャンピオンになりたい!後者は健康目的にと、、、分かれる。今回は後者の健康の為のトレーニング法とは、、考えてみよう。

 ほとんどの人が、仕事を言い訳に不摂生な生活をして、運動不足で筋肉が衰え基礎代謝も落ちてカロリー過多で、肥満なのだ。その原因として考えれるのは、万年睡眠不足で、食欲ホルモンを増え、満腹ホルモンを減ってしまい、いくら食べても満足しないため、太りやすい体質になる。

 体脂肪の燃焼には、交感神経が活性化されることが必要なのだが、交感神経の働きが鈍くなると、自律神経のアンバランスで脂肪が燃えにくくなる。

 自分に適した体重にリセットを目標に、約1時間30分程度の運動をメニューを週3回と毎日の食事のカロリー計算して取り、最後に睡眠時間を確保する。基本的には、正しい生活習慣を身につけて実行する。頑張って健康な肉体をつくろう!


肉体改造には食事が不可欠、、、

2010年11月05日 | 日記
トップアスリートは食事への意識が高いが、だからと言ってベストな食事を食べただけで強くなるわけではない。。。若い練習生にありがちなのは、“過酷なトレーニングをやれば強くなる”と思っているところなのだ!特に若い成長期にきちんとした食習慣を身につけないとトップアスリートのような強靱な肉体を作ることはできない。。。

 特にキックボクシングはウェイト制の競技で、ウエイト別に階級が決められている。自分に適した階級を早く見つけての体作りになる。減量の度合いも個人差があるのでトレーナーは注意が必要だ。

 自分の階級に見合った「からだ作り」には食事のタイミングが不可欠だ!3食を取るのはもちろんだが、練習前後に必ず補食にバナナ・おにぎり・パンは欠かせない。※筋肉はトレーニング前後の摂取が一番!

 上記のように食事を増やしてカロリーを多く摂取するとウエイトが更に増えてしまうのではと心配する向きもあるが?体力が付いてくれば練習量も増やすことができるので問題はない。よく減量ばかり気にして食事制限すると十分な練習量も確保できずに、ウェイトは落とせたが体力も落とす結果になり、パワーとスタミナを失うことになる。経験豊富なトレーナーに相談することが大事なのだ。


食事のベースとなるのは炭水化物、、、

2010年11月04日 | 日記
現在の選手&一般メンバーはトレーニングに集中するだけでなく、仕事や勉強にも時間を取られて、食事時間をゆっくりと確保せずに、朝食をとるよりは寝ていることを選ぶ方が多いのでは?食べられる時に空腹を満たすというような食生活では、栄養のバランスは崩れ、体の機能を正常に保つビタミン、ミネラルも不足してとても強い肉体をつくることは不可能だ!

 強化メニューで辛い練習に耐えたとしても強固な肉体とスタミナはつくられない。筋肉と肝臓にどれだけ効率よくグリコーゲンを貯えられるかということがスタミナに直結している。グリコーゲンのもととなる炭水化物が不足すると明らかにスタミナ不足になる。

 キックボクシングの選手は常にウェイトコントロールが不可欠だ。減量中のトレーニングを効果的に行うためには、低血糖状態を避けることが大切であり、からだの直接のエネルギー源となるブドウ糖をコンスタントに補給することが重要でもある。激しいトレーニングをしている選手には、食事のベースとなるのは炭水化物であり、白米、小麦全粒粉のパスタ、野菜、などを組み合わせて主食を考える。

 計量後の食事について、減量の度合いにもよるが一番注意しなければならないのが水分の取りすぎ(特に冷たい飲物)。又、食事はゆっくり時間をかけて絶対食べ過ぎないのが原則。試合日は炭水化物の比率を普段よりも増やし、特に試合前の食事ではおにぎり、もちなどをベースとした消化の良い炭水化物をとること。

オレの仕事、、、

2010年11月03日 | 日記
ストイックなほどのミット打ちは、選手と妥協しないし徹底的に鍛え抜くプロフェッショナルなコーチングがオレの身上!アーサー選手に限らず、プロ選手からアマチュアの多くの人達には、選手を陰で支える超タフな黒子がいるということを認識させることが出来るだろう。

 試合に挑む選手達の管理は当然オレの仕事、トレーナーとしてのプロ意識を常に持ち、選手が脅威のパフォーマンスをリングで発揮できるように今日も惜しみなく汗をかく。もちろん選手本人の才能と努力があることは疑いの余地もないことだが、、、オレはそんな選手達を影で支える!

楽ちんなダイエットはあるのか?

2010年11月02日 | 日記
楽してダイエットとか?
楽してスリムになれる?
1日たった3分から5分の運動で理想のボディにとか?
誰でもが簡単に出来て効果があるなどなどキャッチコピーがたくさんあるが、、、

果たして、楽ちんなダイエットはあるのか?

 誰もが、運動不足とか仕事忙しくてとか、あれこれ他にも理由を付けたいところだが、運動不足を一番の理由にするのは大間違いだ。運動不足だから太って、恰好悪いのだという思っている。実は、最大の原因は食い過ぎの上にバランスが悪いのだ。毎日の食事が最も大切で工夫が必要なのである。年令を重ねると基礎代謝量が減少する。その分運動することで基礎代謝を活発にしてバランスがとれる。基礎代謝の中でもっとも消費量が多いのが筋肉。体の組織の約40%は筋肉でできていて、筋肉の量が多ければ多いほど、基礎代謝量はアップし、消費エネルギーは大きくなるので「ダイエット効果」がアップする。

重要なのは規則正しい「生活習慣」を身につけることだ。そして理想の身体に一歩一歩近づいて行くのだと思う。人間はすべて真剣に取り組む姿勢が大事である。

田中コーチ、、、

2010年11月01日 | 日記
日曜日にはよく田中コーチが、メンバーの指導をしてくれる。。。彼は元ウエルター級のランカーだ!今は約80㎏の巨漢だが、とてもソフトで優しく指導してくれ信望が厚い。先日は家族で来てくれ、奥様はジムの上階にある「TEMOMIさろん」でマッサージを受けて、その間ジムで愛娘の面倒を見ている、その姿がとてもかわいらしかった。

 古参のメンバーの中には既に小学校の高学年になる息子が練習に来ているのだ。。。あと数年もすれば2世の時代がくるかもしれない?