食事のベースとなるのは炭水化物、、、

2010年11月04日 | 日記
現在の選手&一般メンバーはトレーニングに集中するだけでなく、仕事や勉強にも時間を取られて、食事時間をゆっくりと確保せずに、朝食をとるよりは寝ていることを選ぶ方が多いのでは?食べられる時に空腹を満たすというような食生活では、栄養のバランスは崩れ、体の機能を正常に保つビタミン、ミネラルも不足してとても強い肉体をつくることは不可能だ!

 強化メニューで辛い練習に耐えたとしても強固な肉体とスタミナはつくられない。筋肉と肝臓にどれだけ効率よくグリコーゲンを貯えられるかということがスタミナに直結している。グリコーゲンのもととなる炭水化物が不足すると明らかにスタミナ不足になる。

 キックボクシングの選手は常にウェイトコントロールが不可欠だ。減量中のトレーニングを効果的に行うためには、低血糖状態を避けることが大切であり、からだの直接のエネルギー源となるブドウ糖をコンスタントに補給することが重要でもある。激しいトレーニングをしている選手には、食事のベースとなるのは炭水化物であり、白米、小麦全粒粉のパスタ、野菜、などを組み合わせて主食を考える。

 計量後の食事について、減量の度合いにもよるが一番注意しなければならないのが水分の取りすぎ(特に冷たい飲物)。又、食事はゆっくり時間をかけて絶対食べ過ぎないのが原則。試合日は炭水化物の比率を普段よりも増やし、特に試合前の食事ではおにぎり、もちなどをベースとした消化の良い炭水化物をとること。