ウクレレの入れ物

父が若かった頃
このウクレレは　大事にケースにはいっていた。

そして父から私に小学６年の冬　そのウクレレを譲り受けた。

やがて　私は中学生になって　その頃フォークソングがラジオから流れて
夢中になると　ギターがあこがれになって　父が友達のお家からガットギターを
持って帰ってきてくれた。

それからは　ウクレレはどこへやらに置きっぱなしでした。

結婚して　嫁入り道具の中にウクレレは一緒についてきたわけですが
やっぱり　忘れられていました。

そのうちケースが壊れて　いつのまにか下の娘の部屋の飾りになっていました。

それが　この頃また復活したわけですが
もう小さなこのウクレレはボロボロです。

でも　耳のいい　いっちゃんも認める所　いい音がするようになりました。
ちょっと　かるい音が良く響きます。

もう６０年以上もこうして　生きてきたウクレレだから
味のある音色なのかもしれない

さきほどから　しこしこそのウクレレをしまっておく布の入れ物を制作中です。

もう少し上手になったら　旅にも一緒に連れて行って
どこかで　だれかと　知らない誰かと　唄えたらいいなと思ったりしています。

うまく仕上がったら　ブログにのせよう

どうせ　ろくなものにはならないとは思いますが