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HAPPY TITLE

僕は雲の上 君を見下ろしてる
星より遠くで オレンジに光る

暇なの?

2008-10-09 | 
ジャンプとサンデーとスピリッツを、
1ヵ月分一気読み。

さんざんCDを物色した果て

2007-10-10 | 
どうも、かなりの人混み嫌いのわたくしです。特に渋谷。毎回、全員死んでくださいと心から思っております。あの人たちはどっから来るのかね?って、お前もな。
というわけで、それでも渋谷に行かなければならない場合というのは多々ありましてね。所用を済ませ、次の待ち合わせまでに3時間ぐらい時間が空いていたわたくし(スケジュール管理に難あり)、とりあえず近くのHMVへ。へぇ~、とか、ほぅ~、とか言いながらCDを物色するフリをしたり、ヘッドフォンをして視聴しているフリをしてみたりと、忙しかったわけですよ。
で、購入したのが上の2点。全然CD関係ねぇじゃん!!
いやいや、ひとつは関係あるでしょ、ジャケットの話だし。この『利きジャケ』、最高に面白いですよ。いろんなジャケットを妄想しちゃおうというコンセプト。最終的にこの写真はこういうシチュエーションに見えるよねっていうのを紹介してます。ツボにはまったなぁ。立ち読み2秒で購入決定です。楽しそうなものは、あとでひとりでじっくり楽しみたいタイプ。
もうひとつは『トツギーノ』。ご存知バカリズムのネタ本です。こちらはトツギーノ大好きなメガネの人へ、チケットゲットのお礼として買いました。まあ、この本貰って嬉しいかどうかは、微妙な線だがな。でも知るかっ! あげたいものをあげる、それがオレ流。あ、急に落合っぽく。

富樫のおかげで

2007-10-07 | 
どうも、昨日チケット取れたのはいいとして、あんなに大騒ぎしたのに、実はチケット売り切れてなかったらどうしようと思い、夜中にチケットが売り切れかどうか確認していたわたくしでございます。おかげさまで売り切れでございました。あー、びっくりした。
というわけで、ジャンプです。3連休で月曜日休みなので、土曜日発売だったのを忘れていて、今日、そうだ、ジャンプを買おうと思ったわけです。とりあえずコンビニ(デイリー)行きました。あれ? ない・・・じゃあ次(セブンイレブン)行ってみよう。・・・うん、ないねぇ。じゃあ、次(ローソン)。・・・ここもないや。
このあたりで、おや、おかしいぞ? と。そういや、『HUNTER×HUNTER』再開って、今号からだっけ? もしやそのせいか? とか考えてたのですが、気を取り直して次(デイリー2)に。・・・ねぇよっ!! つーか、ジャンプどころかなにもねぇっ! まあそんな店はおいといて、向かいのコンビニ(デイリー3)に。・・・・。えーと、次は、スリーエフですね。・・・・。ふーん、次(セブンイレブン2)!・・・・。だと思った。こうなりゃヤケだ! コンビニ全部まわってやる!! 次(サンクス)!!・・・・。次(新鮮組)!!・・・・。おい、まじかよ? あと1軒しかコンビニないよ、と、少々諦め気味に入った最後のコンビニ(ファミリーマート)にありました、ジャンプ! しかも2冊もっ!! 腹いせに買い占めようかとも思いましたが、意味がない上、お金ももったいないのでやめてやった。ありがたく思いたまえ!
そんなこんなで大変な思いをして手に入れたジャンプ。何年もほったらかされていた『HUNTER×HUNTER』なんてもう覚えてねぇって。しかも、ゴンとか、1コマしか出てないし。
そういや、よく覚えてないんだけど、家族にどう思われてるかっていうのを鑑定するやつやったら、「今だにジャンプを読んでいると思っています」っていうのがあったなぁ。まあ、事実ですけど。

insatiable appetite

2007-06-14 | 
どうも、アンケートの職業欄には必ず「女優」と記入しているわたくしです(実話)。
というわけで、久しぶりにミステリー以外の本を読んだので、ご紹介。声帯模写のパイオニアであり、エノケンと並んでコメディアンの黄金時代を築いた古川緑波の、食物に対する見事なまでの執着心が浮き彫りになっている日記です。
すごいんだぜ、戦争中だってのに、カツレツだのオムレツだのポタージュだのを食いまくってやがります。なのに、食べ物がなくなってきたとか、悲壮感を出してやがる日記なのです。一般人がひえとかあわとか食べてるのに(イメージ)、どっかの宿屋の朝飯に玄米が混じってて食えない、とか言ってやがるんですよ。ムムー。わたくしの家なんか、この時代に(だからこそかもしれんが)、100%玄米でしてよっ!!キーッ!!!
と怒ってるフリをしてみましたが、でもまあ、美味しいものを食べたいっていう気持ちはすごいわかるよ。どうでもいいものをどんなに食べても、お腹いっぱいにならないもん。わたくしも、「クッパの喜食記」でも出版しようかねぇ。
でも、やっぱ芸人さんっていいね。だって、スポンサー的な、お金持ちのファンの方とか、あといろんなコネがあって、肉とか食べ放題だすよ!戦争中なのに、ウイスキー飲み放題だってばさ!
というわけで、わたくしも今から女優を目指すので、ひとつよろしく!←食いしん坊。

本日の本 「ロッパの悲食記」 古川緑波

本を読まないとバカになるんだよ?

2007-02-03 | 
どうも、活字中毒も甚だしいわたくしでございます。できることなら、歩きながらでも読んでいたい。でも、無理!
というわけで、バカになるから本を読んだ。つーか、いつもものすごい読んでるけど。とりあえずタイトルだけで選んでみたんだけど、カバーがちょっと怖かった。でも、中身は良かったよ。
サイモン・シルバーという天才ピアニスト兼作曲家のCDボックスセットのライナーノーツという体裁で書かれた小説。風変わりな曲の解説を、彼の生い立ちを含めつつ、彼の伝記を執筆するために1年間彼に雇われた著者の、愛してるんだか憎んでるんだかわからない視点で書かれてます。伝記作家は、音楽家の奇妙な人生(かなりはちゃめちゃです。痛いお父さんに育てられちゃってます)をバカにしてるんだけど、隠しきれない憧れもあって、まさに21世紀の『アマデウス』って感じ。文章も「句読点の宝石箱や~@彦麻呂」って感じで、いつ終わるの、この文?ってぐらい長いんだけど、悪意に満ちた辛辣な文章なので、逆にスラスラ読めた(←人としてどうかと)。「最悪の伝記作家が描いた、最悪の音楽家の人生の物語」という書評もうなずけますなぁ。あと、曲のタイトルもいちいち面白いっす。『見て、父さんー手を使ってないよ』とか。これは、ピアノのペダルをただ思いっきり踏むだけのメロディーがない曲らしい。つーか、もはやピアノ弾きでも作曲家でもないじゃん!って話だけど。
と、ここまで書いてきて、読みたいのってあたしだけかもしんないと、ちょっと思ってきた。もっと普通に褒めればいいのか? でも、普通って何?・・・なんか哲学的になってきたし、めんどくさいので、さよなら!

本日の小説 「ピアニストは二度死ぬ」 クリストファー・ミラー

すべてはめぐる

2006-04-12 | 
どうも、20年ぐらい前、『羊男のクリスマス』と出会い、そこから村上春樹の本を読み漁っていたわたくしです。性の匂いも死の匂いもしない、無機質な感じが好きでした。村上春樹の描く男の子の内省的なところとか、人とかかわりたいけどかかわれない、みたいな、そんなもどかしい感じがとても好きでした。あたしの中の最高潮は『羊をめぐる冒険』から『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』あたりだったと。ところが。『ノルウェーの森』で雲行きが怪しくなりはじめ、『ダンス・ダンス・ダンス』で決定的な違和感を覚え、それ以降の作品は何も読んでいなかったし、最近は世間とかかわってる感じがすごくしていたので(オウムの人たちをインタビューしたりさ)、それも嫌で、素通りしてた。でもなんの巡り合わせか、この間図書館でふと、村上春樹を手に取ってしまい、『レキシントンの幽霊』と『アフターダーク』を一気読みして、またなんとなく村上春樹ブームが来ている感じです。なんか今時村上春樹とか言ってる自分が大好きです!(←なんか、ヤケクソ)
それでこの本が登場なのですが、ヤバイです。なんであたしがそこら辺の作品から疎遠になっていったのかとか、また受け入れる気になったのかとか、わかっちゃったんですよ。恐るべし、河合隼雄!(←あ、あんまり関係ないかもしれん。勢いで言っちゃった)

本日の本 『村上春樹、河合隼雄に会いにいく』 村上春樹/河合隼雄 著

お前もですか、スズキさん?

2006-04-06 | 
どうも、週も半ばになると、家に帰りたくなくなる病のわたくしです。なぜなら、だんだん部屋が汚くなっていくから。すべてパンチのせいなんだけどね。なぜか、トイレからごっそり砂を持ったまま出てくるパンチ。カリカリを食べるとすぐ尿道結石になるため、缶詰を食べるパンチ。そのため、うちはトイレの砂だらけ、空き缶だらけになってくるわけです。どうせ、誰もいないときは、着ぐるみを脱いで、寝そべってたばこ吸ってんだから(妄想)、掃除ぐらいしておけよって話です。「いつになったら掃除機のかけ方覚えるの?」と聞いても「ニャー!」しか言わない男。猫ひろしか!
というわけで、本屋で時間をつぶす毎日。結局は、家に帰らなきゃいけないから、そんなことしてもどうしようもないんだけどね。そんな暇あったら、家帰って掃除しろって話ですわ。でもイヤー! 掃除機かけるのが世界一嫌い! なによりも嫌い!!!
で、本屋で、コレ一気読み。松尾スズキがオロチ(飼い猫)にメロメロになってる姿、笑えます。そしてすごく共感できる。やっぱり、バカカワユスなところが猫の真骨頂だよね~、とか言いながら、キャッシャーの正面で堂々と立ち読み。そして、ニヤニヤしっぱなしのわたくし。気味悪ス!

本日の猫本 「ニャ夢ウェイ」 松尾スズキ+河井克夫 ロッキング・オン刊

恋愛小説なんて大嫌い!

2006-01-12 | 
曖昧で、小綺麗で、甘い言葉なんかいらない。そんなの全部嘘だもん。
このお話は、最終的にどうなるのかわからないのがイヤ。読者にまる投げっすか?このあとどうなったんだよ?と軽くつっこみを入れてみても、内容が変わるわけでもなく。じゃあ、そういう類の小説を読むなよって言われたら、そりゃそうなんだけど。ちょっと読みたくなるのが乙女心じゃん!ミステリーばっかり読んでたらなんとなくダメっぽいと思ってしまったのですよ。しかも、ブログにはミステリー以外をのせようとしてるしね。
まあ、そんなことはいいとして、結局小説は小説だなぁ、と。というか、作者と私は、真逆な人か、シンクロしすぎてて逆に嫌いかのどっちかだと思われ。
とか、あたし的にはちょっと・・・、なんだけど、主人公の花ちゃんに共感できる女子は多いと思う。

本日の小説 「しゃぼん」 吉川トリコ
大好きな彼との生活。なのに、寂しいのはどうして? 少女でもおばさんでもない、ずっとこのまま、女の子でいたい…。誰かを思うことの哀しみを描く。

こどもはこどもなりに

2005-12-28 | 
色々考えているのです。大人は大人として、こどもはこどもとして考えてしまいがちですが、こどもは小さな大人で、ちゃんと誇りも持っているということを、再認識しました。
池澤夏樹が20年ぶりに書いた児童文学で、キップをなくしたら駅から出られなくなるというファンタジーなんだけど、出てくる子はみんなかわいくて、すごく引き込まれてしまった。「死んだ女の子」を登場させて、死を見つめさせるあたり、腕あるね。とか、お前が偉そうに言うなって感じっすか? ほんわかした気持ちにさせたり、泣かせたり、考えさせたり、文字数的にはすらっと読めちゃうんだけど、読み応えは十分でした。
ところで、この本で、今年読んだ本は65冊目なのですが、もう今年はコレで終わりかなぁ。なぜか、11月に本を全く読まなかったから、いつもより少ないけど。

本日のファンタジー 「キップをなくして」 池澤夏樹
「キップをなくしたら、駅から出られない。キミはこれからわたしたちと一緒に駅で暮らすのよ、ずっと。キミは今日から、駅の子になる。」子供たちの冒険、心躍る鉄道ファンタジー。

リベンジならず

2005-11-24 | 
どうも、とことん負けず嫌いなわたくしです。
この前、「調教師」を観に行って、全く訳がわからないまま帰ってきたので、このまま引き下がるわけないじゃ~んっ!と、図書館で本を借りました。読めばわかるだろ、と思い。わかりづらかったら、赤ペンひいてやる、図書館のだけど!と鼻息も荒く、ふんがふんが読み出した次第でございます。で、読書終了。しばし呆然。
むむむ~。唐十郎め!手強い、手強すぎます。とりあえず、芝居の後半部分は原作にはなく、もちろん井戸に飛び込むなんて場面もありませんでした。で、どちらかというと調教師は脇役で、保健所員の方がメインでした。芝居とは逆だね。
恐水症の犬(時次郎)をめぐって、ああでもないこうでもないっていう話なんだけど、その犬が溺れ死んで、その後、原作では、わけのわからないことに。ここに引用しておきます。

【そこで僕は飼主の前にゆき両手をついて四つん這いになり、僕自身を調教するのであった。
「なんだ、お前」
「僕です」
「なに」
「今夜から僕が時次郎です。しゃべり始めた時次郎です。そしてこれからここで水がどう流れ、それが恐ろしき水とどう選り分けられたか、ゆっくりお話いたしましょう」
----。】

で、負けず嫌いとか言っておいて、飽きっぽいことこのうえないので、この件はもう深追いしないことに。誰か、してくれ。言い忘れてましたけど、あたくしの座右の銘は「他力本願」ですから。