HAPPY TITLE

僕は雲の上 君を見下ろしてる
星より遠くで オレンジに光る

ビールをお願いします

2008-05-24 | 斉藤和義
どうも、最近暑いのであんまり、なんか食べたい!って欲求はないけど、ビールが飲みたくて飲みたくてたまらないわたくしです。でも、ビール飲み始めたら、バキュームさんなみに食べはじめますが。それがなにか?
というわけで、ライブに行ってきました。和義と民生がいっぺんに見れるなんて、なんてステキなイベントさん。
さてさて、1組目はモンゴル800。モンパチのライブってどういうノリ? 大丈夫か? と民生ファンのツレと恐る恐る参加。一昨年のカウントダウンジャパンでモッシュに巻き込まれたわたくし、超びびっておりました。で、ほら。ファンの皆さん、たぶん若者じゃん? 若者は侮れんよ、キャー!と恐れおののくわたくし。びびりすぎです。そして、始まったらやっぱり前にギューって押されて特に自らリズムにのらなくても、周りの人に勝手に動かされるカンジだった。でも、モンパチ自体はすごい好感度あったよ。ボーカル&ベースの子は、後輩だったらかわいがってあげたいタイプ。とりあえず、周りの熱狂に負けず、妄想しといたんで。って、わたくしは何をしているんだろうか。
で、お次ぎは奥田民生。アナタはどうしてもトリが嫌なんだね。まあ、いいんだけどもさ。今回は「ひとり股旅~番外編~」ってカンジでした。4本ぐらいアコギを周りにおいて、中央で座って弾き語り。ワイルドターキーを飲みながら。とにかく時間を気にしまくる男。笑った。ふざけてるようで、いざ演奏が始まったら、すごい圧倒された。ギターも声も、グって中に入ってくるイメージ。ちょっとマイクから外して歌ってるのに、声がちゃんと届くあたり、さすがだなぁ。ギターもすごいうまいしねー。お客さんも全員、微動だにせず聴き惚れるってカンジ。でも、ギュウギュウさ加減はかわりなく。それはそれとして、わたくしはタミーのギターが大好きです。でも、電気通した方が好きです。次回はエレキングでひとつ。
演奏した曲は、「恋のかけら」「何と言う」「花になる」「フロンティアのパイオニア」「さすらい」と、題名がわからんのが何曲かあって、全部で8曲くらいやってくれました。
さて、トリは斉藤和義。お待ちかね~。和義、バンドで登場。まあトリですから。パーンと派手にね。今日のセトリはかっこいい曲ばっかり。そして、5時間ぐらい立ってるわたくしたちにはおかまいなく、長々とギターテクを見せつけられたりした。でも、かっこいいから許す。だってね、今日の髪の長さ、超ベストっす、わたくしにとって。って、髪型かよ! いやいや、髪型だけじゃないっすよ(←そりゃそうだろ)。とにかくねー、演奏中のヤツはすごいかっこいいんですよ。たまらんのですよ。
で、マイクスタンドにピックをかませてるじゃないですか。そこにタミーが自分のピックを紛れ込ませてて(大のオトナのいたずら)、それに気づいた和義は、「紛らわしいなぁ~」と言いながら、自分のピックを選り分けてました。使わないんだね、民生のは。ふたりともカワユスですなぁ。おっさんなのにね。
和義のセトリ 1. I LOVE ME 2.空に星が綺麗 3.男節 4.歌うたいのバラッド 5.幸福な朝食退屈な夕食 6.僕の踵はなかなか減らない 7.ベリーベリーストロング~アイネクライネ~
で。ラストは全員参加でセッションを。ここでタミーはエレキを持って登場。和義は、タミーが出て来るなり「民生さん、やる気出してください」と釘をさしてました。やる気出したら民生じゃない気がしますけど。っていうか、和義にやる気出せって言われる民生って。どんだけやる気ねぇんだよ。で、みなさんで「歩いて帰ろう」を。
いや~、楽しかったなぁ。帰りはビールが飲みたくて飲みたくて。でも、ヴィーナスフォートとかラストオーダー22:00って。終わったの22:00まわってたっつーの。しかたがないので、水をがぶ飲みしながら帰りましたとさ。バイバイキーン!

5/23(金)のライブ Bent Beat Special’08~踊る大演奏会 事件はBENTで起きてるんじゃない ZEPPで起きてるんだ!~  @ZEPP TOKYO
モンゴル800/奥田民生/斉藤和義

そういや、演劇部という部活に出会ったことがない

2008-05-22 | 演劇
どうも、最近ネムネム病にかかっているわたくしです。1年中という噂もあります。それとは関係ありませんが、声も出ません。もう2度とラブリーボイスが戻ってこないかもしれん、と、戦々恐々の日々。というほどのことでもなく。
さて。どんだけ寝かせれば気が済むんだって話ですが、日曜日、お芝居観てたよ、そういえば。むむっ。タイムラグ。宇宙人にされわれていたのかもしれん。だから遅くなってゴメンね、てへっ。
最近話題の大宮エリー作、演出の舞台。まあ、わたくしは板尾観たさに行ったんですがね。
すごい大きなテーマの話で。全人類の根源にかかわるような話なのに、うまい具合に笑わせてくれた。しかもかなりのブラックさで。でもね。かなり早い段階でオチがわかっちゃったんですよ、わたくし。オチというか、板尾が何者なのかということがね。それで、ふふん、たいしたことねーな、大宮エリーって。すぐ対抗意識燃やすところが、わたくしの悪い癖(ちょっと右京さんチックに)。
それはそれとして。役者陣はなかなかいい感じだったんだけど、山下真司がちょっとなー。あれだったら、カンニング竹山とかでもよくね? とか思っちゃいました。ごめんね、スクールウォーズ。
まあ、なんだかんだで、結構楽しかったです。

5/18(日)の観劇 『GOD DOCTOR』@新国立劇場小劇場
作・演出 大宮エリー
出演 片桐仁/石田ひかり/松村雄基/遠藤景織子/山下真司/板尾創路

何を賛美したのか、謎

2008-05-17 | 演劇
どうも、人が集まってるとどうしても便乗したくなるわたくしです。ただし、ひとりの時だけ。人がいると、急にクールぶるからご用心。ご用心といえば、Lazy、一夜限りの復活なんだって。そんでゲストが民生と和義なんだって。そんでもって、またしても大阪なんだって。キーッ!
あ、話がそれました。で、青山劇場の前にひとだかりがあったんですよ。超キャイキャイして、みんな写メってんですよ。オイラにも写メらせろよーと、わけもわからぬままケータイでピロリーンと撮ったのが上の写真。劇団EXILE。なんだよ、劇団EXILE。つーか、劇団じゃなきゃダメですかい? って、どうでもいいですが。
急にやる気がなくなったので、本日の真の目的、お隣の青山円形劇場へ。
若くして成功した画家が、その後伸び悩み、なんだかんだで最終的にはまた描けるようになる(のかは謎だけど、最後にっこりしてキャンバスに向かってたし)までの葛藤を描いた話。黒江は、自分の作品の象徴(黒い絵→黒江、オヤジギャグか!)で、画商とマネージャー兼友人もプレッシャーとか正論の象徴なんだろうと。で、本来考えなくてもいいようなことまで考えてがんじがらめになってしまうのね。いろんな重圧に縛られることの具現化として、ロープが使われるんだけど、この演出って結構おもしろくてなんかよかったな。ただ、途中アドリブなのかなんなのか、超グダグダになったりしてなんだかなーってカンジ。ここから緊迫してくるのか?って思った途端に、そんなカンジだからちょっとがっかり。でも、最後のロシアンルーレットのシーンは緊張して、超疲れた。芝居的にも緊迫してて、その上、わたくしピストルの音大嫌いって言ってんじゃん。すげー、ビクってなったよ。マジで、わたくしが死にますよ。アブねぇよ。
ってカンジでね、中だるみがあったけど、最後はちょっと締まったんで、よかったかと。というか、わたくしがチキンハートすぎるだけかもしれんがね。ただ、観終わったあと、すぐには芝居のテーマが見えなかったし、で?ってカンジだったので、観せ方もうちょっとあったんじゃないかなーって思う。まあ、わたくしがバカなだけかもしれませんけどね。
アツヒロ・サトー、いつ見ても少年みたいに見える。いったい全体何歳なんだろうか。どうでもいいけど、みのすけ、久しぶり。

本日のタナボタチケット HYMNSーヒムスー @青山円形劇場
構成・演出 鈴木勝秀 出演 佐藤アツヒロ 小松和重 みのすけ 永島克
【HYMNS=賛美歌】

あまいもの

2008-05-14 | グルメ
どうも、あまいもの→からいもの→あまいもの→しょっぱいもの→あまいもの・・・・の無限ループに陥りやすいわたくしでございます。
というわけで。先週末の話ですが。
いつもダラダラと夕方からバンド練習を始めるわたくしたちですが、いろんな兼ね合いで、午後1時に集まらなければならなくなり、やる気を出すために、帰りにパンケーキを食べに行こうと決めたのでした(勝手に)。
で、三茶といえば、VoiVoiです。週末には行列が絶えないってことでしたが、すげー雨降ってたんで、誰も並ばんだろと思って行ったら、まんまと並んでませんでした。でも、なんだかんだで、ずっと満席でしたなー。
ミール感覚のものもデザート感覚のもあったけど、とりあえず1回目はプレーンなやつでしょうということで、普通のパンケーキをオーダー。
すっげーいいにおい。やべー、まじやべー。超おいしそう。きれいな丸い形の3段重ねのケーキ。これって、かなり憧れだよね? うちのママンがもうちょっとハイセンスだったら、そんなこともなかった気がしますが。
で、食べてみると、ふわふわで、じゅわーって溶けていくカンジ。おいしかったっす。

勝手にしろって

2008-05-08 | 映画
はいどうも。今更ながらGWの話なんですがね。
ずっと寝ていたかったわけですが、5/3~7の4日間のうち3日も新宿行っちゃいました。例年の1年分くらい行っちゃいました。なかなか行かないのにね、新宿。
5/3はまんまとダラダラしたのですが、翌4日、そういや劇場版もう公開されてんじゃん。つーか、右京さんと薫ちゃん、テレビに出まくってんじゃん。行かねば。やるならやらねば。そういや昔やってたよね、『やるやら』(遠い目)。で、近場でウェブ予約が出来そうなのが新宿バルト9だけだったので、ちゃっちゃっと予約して、見てきました~、『相棒-劇場版-』! おおー、なんと仰々しいタイトル(←誉めてます)。満席。人気だすなぁ。
映画はすごい楽しかったよ。右京さんがいつもより長くプルプルしていたし。薫ちゃんも体を張っててかっこよかったなぁ。今回のテーマは、不確定な情報でも無責任に焚き付けて煽るマスコミと、それに踊らされる一般大衆と、深慮なく責任転嫁しておいて、その理由が違っていたことが後日発覚しても、公表することなく隠蔽する政府に対する警告だと思うんだけど、いつも2時間スペシャルでも社会の問題や警察の内部の闇の部分とかをテーマにして、それに一矢報いることはできるんだけど、結局全体的にはどうにもならんのだよなーっていう、切なさがあるんだけど、今回は、スカッと解決しててよかった。映画は娯楽なのでね。スパッと終わらんとね。最終的に右京さんや薫ちゃんには手出しできない部分を、雛子がやってくれました。雛子は、善人なんだか悪女なんだかまったくわかりませぬなー。まあ、天然で策士なんだろうね。あれも絶対自分のためだと思われ。みんなのためだったらゴメン。あ、でもやっぱり自分のためだよね。だって、もっと早く公表してれば、こんなことにはならなかったんだもん。
TVシリーズでの準レギュラーもみんな出てて、豪華だった。でも、右京さんのいつものセリフがなかったよね、『ひとつよろしいでしょうか』? あと花の里の時いつも流れるビヨーンって感じの音楽も流れなかったし。でも、右京さんと官房長の回転寿司屋のシーンはお約束で面白かったなぁ。というわけで、全員が『相棒』を知ってる前提で書いてますが、オーケー? 付いてきてますか?って、別に付いてきてなくても一向に問題ないわけなんですが。ともかく、TVシリーズ見てなくても、面白いと思うの。警察ものとか推理ものとかお好きでしたら。プラス純情派も少々。
あの、なんかノベライズも出ているようですので、読んでからもう一回見ようかな。って、どんだけ相棒好きやねん! でも、もう一回見たほうがいいような気がするのさ。ど、ど、どうしよう?

5/4(日)の映画 『相棒ー劇場版ー絶体絶命!42.195km 東京ビックシティマラソン』
キャスト 水谷豊、寺脇康文、鈴木砂羽、高樹沙耶、岸部一徳、木村佳乃、西村雅彦、原田龍二、松下由樹、津川雅彦、本仮屋ユイカ、柏原崇、川原和久、山中崇史、山西惇、六角精児


kumi20_august の脳内ブログ

2008-05-07 | その他
2008年05月07日

話題作の「ダイハード」を見に行った。
劇場内は一人ぼっちの客が、多かった。
内容は金魚の飼育の仕方とウソ八百で、
特に感動したのは、地球空洞説だった。
しかし、プレミアシート5000円は、お高いと思う。

goo×うそこメーカー


アラバキベイベー ~2日間をふりかぶって~

2008-05-02 | 音楽
というわけで。
総括をね。
ちなみにタイトルの「ふりかぶって」はわざとです。わかる人にはわかります。どうでもいいですが。

ARABAKI ROCK FEST 08
2008/4/26~27
エコキャンプみちのく

4/26(土) 天気 くもりのち雨

○サンボマスター(MICHINOKU)
     ↓
○ミドリ(HATAHATA)
     ↓
○SUPER BUTTER DOG(MICHINOKU)
     ↓
○フラワーカンパニーズ(ARAHABAKI)
     ↓
○THE HELLO WORKS(TSUGARU)
     ↓
○チャットモンチー(MICHINOKU)
     ↓
○アンジェラ・アキ(MICHINOKU)
     ↓
○川内太鼓(MICHINOKU)
     ↓
○斉藤和義 with ARABAKI MICHINOKU SESSION(MICHINOKU)

4/27(日) 天気 晴れ/くもり

●SPECIAL OTHERS(HATAHATA)
     ↓
●NICO Touches the Walls(ARAHABAKI)
     ↓
●曽我部恵一BAND(MICHINOKU)
     ↓
●KAN(TSUGARU)
     ↓
●FLYING KIDS(TSUGARU)
     ↓
●ゆらゆら帝国(HATAHATA)
     ↓
●ORIGINAL LOVE(HATAHATA)
     ↓
●原田知世(TSUGARU)
     ↓
●BEGIN(MICHINOKU)
     ↓
●JUN SKY WALKER(S)(ARAHABAKI)
     ↓
●忌野清志郎&NICE MIDDLE with NEW BLUE DAY HORNS(MICHINOKU)

なんだかんだで結構見たなー。では、誰にも頼まれてませんが、心のベスト3を発表。
1位 忌野清志郎 これはもう文句なしに。むしろ別格すぎて忘れるところだった。
2位 BEGIN なんか知らんがすごいよかった。清々しいきもちに。
3位 曽我部恵一BAND 楽しい!このひとことに尽きます。
次点 フラワーカンパニーズ 最後まで曽我部と迷ったくらい楽しかった。
こうして挙げてみると、みんな、オープンマインドでピースフルなアクトだったなぁ。あ、サンボも入れたかった! でももう全然はいんないや。
あ、和義入ってねぇじゃん。和義は、サウンドチェックにすごい時間がかかったり、大雨が降ってきたり、ムリクリなセッションだったり(ステキなセッションもありましたが)と、和義本人にはなんら関係ないところで、悪条件が重なってしまって残念な結果となっております、わたくしの中で。でも、和義はラブです。

ARABAKIは、会場がこじんまりとしているので、ステージ間の移動が楽でよかったし、見ようと思えばいろんなものが見れた。お客さんも東北気質(まあ、色んなところからみなさん来てるんでしょうけど)というか、おっとりしたカンジで、全然ギスギスしてなくてよかった。来年も行きたいなーと思わせてもらえました。

今年アラバキに参加したすべての方、また会えるといいね。ではまた。バイバイキーン。

アラバキベイベー2日目

2008-05-01 | 音楽
さて。無事1日目が終了して、2日目です。寝不足です。筋肉痛です。でも、がんばるのです。朝。ものすごいいい天気。神様、ありがとう。

とりあえず朝イチでがっつり見たいアーティストがいなかったので、タワレコブースで抽選してタオルもらったり、モー(アイス)もらったり、タダですごす。ブラブラしてたら、GO!GO!7188にマリコ(ミドリ)が飛び入りしてて、なぜか『アタックNO.1』をやっていた。いいなぁ、マリコ。それだけチラ聴きしてSPECIAL OTHERSへ。いやー、楽しい!やるなぁ、スペアザ。フェスッペぇ、フェスっぺぇよと言いつつ、ビールを飲んでた。CD持ってないから今度買おう。そうしよう。

次は、NICO Touches the Walls。うーん。普通だった、普通だったよ。これで顔が好みだったら断然OKなんですけどね、よく見えないし。完全に名前だけで行っちゃったからね。こうなると俄然THE BACK HORNが気になるぜ。でも、メンドクサイから行かないぜ。

ということで次は曽我部恵一BAND。いやー、楽しい!!さすが盛り上げ上手だ、曽我部!! あんた、ピースでメロウだよ。やっぱりライブいっぱいやってるバンドは違いますなぁ。さわやかな気候にマッチして、大変楽しかったのでありました。バンドも客も空も、みんなキラキラ! 楽しかった! 知らなくてもいいから、ヘタでもいいから、みんなで歌おうよという曽我部のオープンマインドさにちょっぴり涙。ところでなんであのバンドはあんなに広いステージの中心に全員集まってる配置でセッティングされてたんでしょうか。仲良しさんっぷりをアピールなのか? アピールしなくても十分伝わってますが。バンドメンバーのテンションが全員同じくらい高くて、それもよかったな。ソカバンもテッパンのセトリで最高でした。
セットリスト 1.恋人たちのロック 2.トーキョーストーリー 3.ジュークボックスブルース 4.ハルコROCK 5.TELEPHONE LOVE 6.キラキラ! 7.青春狂走曲 8.STARS

さてさてー、次はお待ちかね、KANちゃ~ん。ロックフェスなのにKANちゃ~ん。本日はチェックのスーツに蝶ネクタイ。コスプレじゃないんだね、今日。でも、エマさんのコスプレ、もしくは腹話術の人形のコスプレと思うことにした。なんかコスプレじゃないと納得できない今日この頃。ステージの中央で深々と頭を下げる。「まったりしますよ。こぶしなんて振り上げないし、手拍子する隙さえないくらいですからね」というとおり、ゆっくり優しい時間でした。そして、1曲ずつ、いちいち席を立ってお辞儀をする律儀な男。最後の方で、「あ、虫がいます。ミのとこにいます。今ラに移動しました!」とか言って、異常に虫を怖がってて、スタッフの方にすがる目をしてたのに、誰も助けにきてくれなくてかわいそうだった。結局虫がどうなったのかはうやむやなんだけど。あと「この気候にぺったり(ぴったりの意)した曲をやります」とか、自分の弾き語りのツアータイトル「弾き語りばったり(行き当たりばったりにかけてます)」とかMCで言ってて、KANちゃんのこのノリに慣れてない人々に普通に間違ってると思われるのを超心配した。なんか、ドキドキ。普通にオヤジギャグですから、みなさん!!
セットリスト1.カレーライス 2.何の変哲もないLOVESONG 3.牛乳のんでギュー 4.まゆみ 5.世界でいちばん好きな人 6.50年後も
「『愛は勝つ』やんないんだー」って言ってた人多数。いつのだよって曲をいつまでもやるかって話ですが。わたくし的には『牛乳のんでギュー』と『まゆみ』が聴けて満足っす。

で、FLYING KIDS。浜さん、ものすごいインチキくさい衣装で登場。パステルカラーの柄物のスーツ。花柄とかなのかな? ピンクとかミドリとか。それはそれとして、演奏が鳥肌もの。歌も楽器もなんか完璧だった気が。さすがベテランですなー。うん、懐かしかったっす。

次はゆらゆら帝国。ここがタイジとまるかぶりで、もうどうしようもなかったんだけど、次に見たい人と同じステージでやってる方に行った。泣く泣くタイジは断念。オッサンだから、体がきついのよ。しかももう立つ気力もなく、後ろの方でシートひいて座って鑑賞。たまに寝たり。ゆら帝見ながら昼寝って、なんか最高に贅沢したカンジ。

引き続き同じ場所でORIGINAL LOVE。なんか久々にバンド編成でオリラブを見たなぁ。貴男、髪切ってて、ちょっとシャープなイメージ。痩せたのか? でも遥か彼方から見てたから、遠近法の関係? よくわかりません。オープニングは『接吻』。すごいねー。声に圧倒される。でも、たまに寝たり。以下、ゆら帝と同文。

さてさて、次は原田知世だよ。裏声で♪とーきーをーかーけーるーしょおじょーと歌いながら移動。バ、バカになんかしてないよ。さっきまで休んでたんで、急にやる気が出ただけさ。で、本物の知世は超かわいかった。みどり色のワンピース着ちゃって、風に吹かれちゃって、なんか胸キュンな雰囲気。アコースティックな編成で、ボッサアレンジの『時をかける少女』をお送りされてきました。雰囲気にマッチ。すげーかわいい。

さて、だんだん終わりに近づいてくるもの悲しさを隠しつつ、BEGINへ。BEGIN、すげーよかった。なんだ、あの一体感は? ステージと観客のあいだに隔たりなし! 最高にハッピーだ! もともと大自然に生まれた音楽だけに、アラバキともマッチしとるし。「イーヤーサーサー」と踊り狂う人たちを見て、超なごみました。「ほんとは津軽(ステージ)あたりでこぢんまりとやる方があってる気がする。これ以上大きい音出ませんから!」ってひがちゃんが言ってたけど、一番でっかいステージで正解。3人でも、心に響く音だった。それでこんなにみんな巻き込んで、超テンションあがるじゃねーか、ってカンジでした。

で、JUN SKY WALKER(S)へ。わー、懐かしー。なんじゃ、こりゃー。『歩いていこう』とか『声がなくなるまで』とか『START』とか。甦るね、80年代後半。とはいえ、たいした思い入れがあるわけでもないので、ただただ懐かしんでたよ。

さて。ラストはいわずと知れたキングオブロック、ミスター完全復活、忌野清志郎の登場です。いやはや、登場した瞬間、スコーンと全部持っていきやがりましたよ、清ちゃん。これはもう別格だなぁ。すごいパフォーマンスだ。なんか全然説明はできないんですけど。もうすぐ始まるよっていうワクワク感の中、ステージから客席に向かって巨大なバルーンが投げ込まれて、1曲目は『JUMP』。そのあとはこれでもかっていうほど、次々と曲を披露してく。『デイ・ドリーム・ビリーバー』『スローバラード』『世界中の人に自慢したいよ』『明日なき世界』『気持ちE』とかね。息もつかせぬとはこのことざます。そしてアンコールの1曲目が終わったとき、マントに隠された清ちゃんがステージ上から消えて、ラスト曲のイントロでまた現れるというイリュージョンまでやってくれた。なんて気前がいいんだ、清ちゃん! で、ラストはもちろん『雨上がりの夜空に』。最高に盛り上がったさ。わたくしこと“アラバキベイベー”、いやいや、あそこにいた“アラバキベイベー”は全員、あなたにメロメロになりましてよ。ほんとに楽しかったよ。

写真は焼きそうめん的なもの。そばみたいに見える黒いぶつぶつはごまなんだってさ。ペペロンチーノ味でおいしかった。